2025年2月6日 速報号
【速報】中央物産の親会社CBGMが日本政策投資銀行主導のTOBに応じる
中央物産の親会社CBグループマネジメント(CBGM)は2月5日、C Holdingsによる同社株式公開買付(TOB)に応じると発表した。公開買付者のC Holdingsは同TOBによりCBGMの株式を取得及び所有することを企図した株式会社であり、日本政策投資銀行(DBJ)と、TOBへの出資を目的に設立され、DBJ傘下のファンド・マーキュリアインベストメントが無限責任組合員を務めるC Partnership投資事業有限責任組合が株式を保有。同TOBは子会社化及び株式非公開化を目的としている。買付け価格は1株につき8058円で、買付け期間は2月6日から3月24日まで。
CBGMによると、2022年4月頃からグループの今後の在り方について議論を重ねた結果、中長期にわたり安定的な事業継続を行っていくためには「高利益率の達成」、「独自のビジネスモデルの構築」及び「グローバル展開」を実現する必要があるところ、単独でこれらを実現することは困難であり、他社との提携が不可欠であると判断するとともに、これらを実現していくためには株式市場における短期的な業績に対する期待に左右されることなく大胆な経営改革を行う必要があり、株式非公開化も選択肢として検討すべきであるとの考えに至ったという。そこで23年5月から12月にかけて、事業会社3社及びDBJに対して非公開化を前提とする提携の可能性について打診を行い、様々な協議を重ねた結果、今回のDBJ及びマーキュリアインベストメント主導によるTOB実施へと至った。
CBGMでは、これにより①企業体力の強化・既存事業の強化②海外展開の推進③DX化等の推進④M&A・アライアンス・業界内提携の推進――の4点についてDBJ及びマーキュリアインベストメントから支援が得られるとしている。
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