今週の注目トピックス

2026年9月2日号掲載記事より

花王、需要計画立案を支援するAIエージェント「Kao-MIKOMIL」を開発

 花王は、8月17日、需要計画の立案を支援するAIエージェント「Kao-MIKOMIL(みこみる)」を開発し、7月から化粧品ブランド「KATE」で導入を開始したと発表した。今後、他の化粧品ブランドにも順次展開する。需要計画の精度と立案スピードを高め、適正在庫の実現と販売機会損失の削減につなげる。
 「Kao-MIKOMIL」は、花王が自社開発した需要予測モデルを軸に、需要計画の立案を支援するAIエージェント。需要予測モデルが過去の販売実績などから客観的な予測値を算出し、AIエージェントが販促計画、販売チャネル、価格などの施策情報を反映して、需要計画案とその根拠を提示する。事業部門の担当者が提示された計画案と根拠を確認し、部門間の調整を経て最終的な実行計画を決定する。
 花王では、商品構成の見直しや在庫運営の効率化に加え、事業、生産、物流、販売をデータでつないで需給計画を精緻化することで、化粧品事業の製品在庫を2027年までに2024年比で約25%削減する計画。AIを含むデジタル技術の活用によって意思決定の質とスピードを高め、在庫適正化と機会損失の削減を進めることで、サプライチェーン全体の効率化とROIC向上につなげる。

エステー、新企業スローガン制定「つぎ、なにつくろう」 杏さん起用

エステー、新企業スローガン制定「つぎ、なにつくろう」 杏さん起用

 エステーはこのほど、100年企業を目指す新たな決意を込めた企業スローガン「つぎ、なにつくろう」を制定。また、新スローガンのもと、俳優の杏さんを起用した新CMを制作し、9月7日から全国で放映を開始することを明らかにした。
 このスローガンには、今の事業領域で価値ある新製品を出し続けることに加えて、その枠を超え、事業やサービス、体験、仕組み、さらにはビジネスモデルに至るまで、新しい価値を「つくる」ことに果敢に挑戦する同社の決意が込められている。
 こうした想いをもとに制作された、新CM「つぎ、なにつくろう」篇(15秒/30秒)は、これまでの歩みを未来へとつなぐための新たな企業スローガン「つぎ、なにつくろう」を、エステーらしい遊び心と温かみのある世界観で表現。
 撮影は同社本社で行われ、実際に働く22名の社員が出演し、年齢や職種を越えた社員1人ひとりが、杏さんとともに「つぎ、なにつくろう」に込めた未来への期待感や、新たな価値を「つくる」ことに挑む姿勢を伝えるものとなっている。

小林製薬、3年ぶりに「全社員アイデア大会」を実施

 小林製薬は8月21日、全従業員を対象とした「全社員アイデア大会」を実施した。
 同大会は、新製品開発の重要性を再認識する風土づくりを目的に、国内外の従業員が新製品のアイデアを所属単位で考えるアイデア会議。同社の創立100期の記念行事として2014年にスタートし、毎年8月22日(休日の場合は直前の営業日)に実施されている。
 11回目となった今回は、「お客さまの視点に立ち、お困りごとを解決する」という同社の原点を再確認すべく、3年ぶりに実施された。
 同社では「今回創出された新製品アイデアについては、複数の選考会で絞り込み、安心・安全を最優先とした開発プロセスに基づき、慎重に検討を進めていく」としている。

ローソン、「ハッピーローソンタウン日野高幡台店」内覧会開催

ローソン、「ハッピーローソンタウン日野高幡台店」内覧会開催

 ローソンは8月4日、KDDI、都市再生機構(UR)と連携し、店舗を拠点に世代を超えて誰もが安心して楽しく暮らせるマチづくり構想“ハッピーローソンタウン”の集合住宅型1号店「ハッピーローソンタウン日野高幡台店」(東京都日野市)をオープンした。
 近年、高齢化や人口減少等により“買い場”や“地域の人々が集えるコミュニティ”が減少するなど、日常生活で不便や苦労を感じる生活者が増えている。そうしたなか、昨年創業50周年を迎えたローソンでは、今後企業として挑んでいく目標に「地域再創生」を掲げ、店舗がコミュニティのハブとなり、世代を超えた人々のリアルなつながりを創出することでマチの再創生を目指す“ハッピーローソンタウン”構想を展開している。
 「ハッピーローソンタウン日野高幡台店」は、6月に大阪府池田市の戸建て団地近くで開店した「ハッピーローソンタウン池田伏尾台店」に続く2店舗目。集合住宅型の団地を対象とした初のモデル店で、URが管理する高幡台団地(日野市)内にオープンした。
 内覧会であいさつしたローソンの竹増貞信社長は、「地域が先進技術に支えられる“新しい便利”を備えたこの新店舗を軸に、子どもから高齢者まで“温かみのあるマチ再創生”を目指したい」と話した。

桃谷順天館、「ファミリーデー」7年ぶり開催 社員の子どもを本社に招待

桃谷順天館、「ファミリーデー」7年ぶり開催 社員の子どもを本社に招待

 桃谷順天館は8月19日、20日の両日、同社本社に社員の子供たちを招待する社内イベント「ファミリーデー」を開催。初日は27人(社員とその子供)、2日目は8人(同)が参加し、子供たちは自分の親が働く職場の雰囲気に触れるとともに、化粧品メーカーならではの様々な体験プログラムを楽しんだ。
 同イベントは、2019年8月の開催以降、コロナ禍の発生により開催を取りやめていたが、その後、コロナ禍の収束に加えて、同社の社内対話プロジェクトで寄せられた「子どもに自分の仕事を知ってほしい」という社員の声をきっかけに「ファミリーデー」の再開を決定。同社の若手社員5人を中心に様々な検討が進められ、2019年以来7年ぶりに開催されることとなったもの。
 今回は、初日は低学年(小学3年生まで)、2日目は高学年(小学4年生以上)と2日間の会期での開催となった。
 ファミリーデー初日は2班に分けてプログラムを進行。社内見学では子供たちが社内の各部署を訪れ、作ったばかりの名刺を同社の幹部や社員と交換したり、自分の親の仕事場などを見学。また。ワークショップでは、研究員の説明を受けながら、オールインワンジェルづくりに挑戦するなど、子供たちの笑顔と感嘆の声が社内に溢れた1日となった。


2026年9月2日号 記事一覧

会合・発表会

  • ユニ・チャーム、同社初の冷凍フード・プレミアムドライフード参入を発表
  • 花王、「ソフィーナ iP」からエイジングケアのデイリーケアアイテムを上市
  • マンダム、「ギャツビー ムービングラバー」20周年でリニューアル
  • サンスター、歯周病予防セミナー開催 “ゴシゴシみがき”の落とし穴解説

経営・施策

  • ウエルシア薬局、「AI音声薬歴システム」を1949店舗に導入
  • 牛乳石鹸共進社、栃木県「長寿の湯」リニューアルオープン応援企画に協力

製品・サービス

  • カネボウ化粧品、「トワニー 育毛美容液〈育毛頭皮美容液〉」
  • コーセーコスメポート、「クリアターン ごめんね素肌 洗顔料」ほか
  • P&Gジャパン、「レノア オードリュクス」
  • ディーエイチシー、「ハイドラプレミアムサプリフィット アイゾーンマスク」
  • アース製薬、「ミーマイバス オレンジ&レモングラス/ラベンダーの香り」
  • UYEKI ウェルビーイング発想の柔軟剤「ハレモア」発売

人事・組織

  • 大日本除虫菊、北日本支店及び札幌営業所を東日本支店に統合
  • アース製薬、機構の変更及び人事異動を発表

調査・統計

  • スーパー3団体、26年7月販売統計調査 青果、水産等順調も日用品は苦戦
  • 東家同、26年7月度市況概況調査 仮需反動減が続く

イベント・展示会

  • J-NET中央、秋冬MDフェア開催 「環境変化をビジネスの追い風に」
  • 全家協、「リビングワンダーランド2026」開催 雑貨の「真価」を提案
  • 第115回東京医療衛生用品フェア開催 「商品体験コーナー」の規模拡大

時評・コラム

  • 転新欄万 秋冬商戦には夏の厳しさ跳ね返す胆力で

特集 【ペット関連】

    経営・施策

    • 犬猫飼育頭数、犬は下げ止まり、猫微減 フード・用品とも金額増・数量減
    • 富士薬品、ペットの栄養相談の専門人材育成プログラムを開始

    製品・サービス

    • ユニ・チャーム 「銀のスプーン ザクッと食感ブレンド」発売
    • いなばペットフード 今秋は130品目以上の新商品が登場
    • 日本ペットフード 「ビューティープロ キャット」大容量タイプ追加
    • エステー 「ニャンとも清潔トイレ」ロゴ・パッケージを一新
    • ライオンペット Quick&Rich泡トリートメントインシャンプー愛犬用発売


    上記トピックスは要約版です。記事の詳細・全文は、日用品・化粧品業界の専門紙「H&BC マーケティングニュース」最新号(水曜日発行)でご覧になれます。お申し込みは刊行物案内をご参照ください。