今週の注目トピックス

2026年2月25日号掲載記事より

ライオン、25年12月期業績は増収増益に 収益力強靭化が更に進む

ライオン、25年12月期業績は増収増益に 収益力強靭化が更に進む

 ライオンは2月13日、都内で記者懇談会を開き、2025年12月期連結業績、中期経営計画「Vision2030 2nd STAGE」(2025~27年)の進捗状況、ならびに2026年の重点施策について説明した。
 同期の連結業績は、売上高4220億9200万円(前期比2.2%増)、事業利益307億6000万円(16.8%増)、親会社所有者帰属当期利益275億8700万円(30.1%増)となり、増収増益を達成した。
 竹森社長は、同期を「戦略の着実な遂行により収益性が改善した1年」と総括し、生み出した利益を高付加価値製品の育成に再投資することで、持続的な成長モメンタムを形成できたと説明した。
 中期経営計画「Vision2030 2nd STAGE」では、「収益力の強靭化」をテーマに、「事業ポートフォリオマネジメントの強化」「経営基盤の強化」「ダイナミズムの創出」を基本方針として掲げている。初年度の2025年は、オーラルヘルスケア事業がグループ全体で5.2%の増収を達成。収益構造改革では、高付加価値化・値上げによる効果が36億円と目標を上回り、SKU削減は65と計画を上回った。2026年は、海外主要国で厳しい事業環境が想定される中、高収益事業の育成を最優先課題とし、「収益力の強靭化」に向けた施策を一段と加速する。

ハリマ共和物産、第116回春の見本市開催 新規9社含む117社が出展

ハリマ共和物産、第116回春の見本市開催 新規9社含む117社が出展

 ハリマ共和物産は、「第116回春の見本市」を2月18、19の両日、神戸国際展示場(神戸市)で開催した。
 見本市のテーマとして「New Wave~流通の新しい未来を切り拓く~」を掲げ、新規出展メーカー9社(アース製薬チャネル戦略事業本部、明石通商、市場、小津産業、サンロール、第一衛材、デジタルランド、プロトリーフ、ミツエイ)を含む117社が出展。来客数は約150社700名。見本市2日間の売上目標は21億246万円を見込んでいる。
 会場には、メーカー各社のブースに加えてハリマ共和物産ならではの様々な企画提案コーナーを設けて来場者にアピールするとともに、同社グループの物流関連の取り組みを紹介する「物流提案コーナー」も設置し、サステナブル物流への取り組みや物流センターの設備内容をパネルで紹介した。

麻友、「第117回麻友見本市」開催 狭小商圏への対応を提案

麻友、「第117回麻友見本市」開催 狭小商圏への対応を提案

 麻友は2月12~13日の2日間、ウェスタ川越(川越市)で、“狭小商圏への対応2026春夏”をテーマに「第117回麻友見本市」を開催。70社の取引メーカーが出展(うち新規出展4社)、盛況となった。
 毎回注目を集める「提案コーナー」では、春夏の新商品や、前年実績比110%以上の売れ筋商品を紹介。また防災意識の高まりを受け関連商品を一堂に集めた防災用品コーナーなども展開し来場者の関心を集めた。
 開催2日目には清水政弘社長が記者会見に臨み、第73期7カ月(2025年7月~26年1月)累計の売上高は微減となったことを報告。「食品値上げの影響で販売数量が落ち込んだことが主因」とした上で、「巻き返しの原動力として位置づけるのが、今回の見本市でも提案した『四季から六季』と『100・20運動』(80歳で20本の歯を維持する「8020運動」の発展形)である」と強調し、残り5カ月で前年超えを目指す考えを明らかにした。

小林製薬、「ハナノア」WEBCM配信開始 ダイアン津田さんを起用

小林製薬、「ハナノア」WEBCM配信開始 ダイアン津田さんを起用

 小林製薬は、痛くない鼻うがい「ハナノア」の発売20周年の節目に合わせ、人気お笑いコンビのダイアン・津田篤宏さんを起用したハナノアの新WEBCM「スーを差し上げあう篇」を4月末までの期間限定で配信している。
 同社はこれまで、ハナノアのCMにおいて、「痛くない」という安心感とともに、鼻うがい後の「スッキリ感」を伝えてきたが、今回のWEBCMではその魅力をさらにストレートに表現。花粉に悩む津田さんがマネージャーから「いいスーがある」と勧められ、『ハナノア』を試す様子をコミカルな楽屋シーンとともに描かれている。
 ミントの香りで鼻の奥まで「スーッ」と洗い流されるハナノア独自の爽快感を、お馴染みのギャグ「ゴイゴイスー」に乗せて届けることで、鼻を洗うことの「格別な気持ちよさ」を習慣として提案するものとなっている。

トライアルカンパニー、AI自動発注を246店舗に導入

 トライアルカンパニーは2月17日、AIとデジタルツイン技術を活用した発注最適化ソリューション「CIX-自動発注」の導入を、スーパーセンターを中心とする全264店舗で完了したと発表した。このシステムは、NTT AI-CIXとRetail AIの合弁会社であるRetail-CIXが提供するもので、昨年9月から順次進めてきた全店展開が今年2月10日時点で完了した。
 「CIX-自動発注」の大きな特長は、単なる発注の自動化にとどまらず、店舗側の補充作業まで含めたトータルコストの削減を実現すること。独自の「納品効率化・集約機能」により、複数の発注をまとめて納品回数を最適化することで、作業の煩雑化を解消。また、棚割情報と連動して売り場に収まる適正量を自動算出する「棚割連動型在庫最適化」を実装。これにより、過剰発注による棚上げ作業を減らし、バックヤード在庫を最小化することで、保管スペースの有効活用と作業効率の向上を同時に実現する。
 対象となる商品は、グロサリーや菓子、日配品、生活消耗品など約2万8000SKU。本格導入により、各店舗で月間約180人時の作業時間削減が見込まれるほか、過剰在庫を約30%削減できるとしている。


2026年2月25日号 記事一覧

会合・発表会

  • 大木ヘルスケアHD、「春夏用カテゴリー提案商談会」事前説明会開く
  • クレハ、2026年度販売方針発表 家庭用品で新ブランド発売
  • 貝印、「キッチン用品新商品発表会&体験会」開催 スライサーなど披露
  • 「ファンケル×キリン」新商品発表会開催 ディープチャージコラーゲン等
  • I-ne、新ヘアケアブランド「トゥエ」など春夏の新商品計10アイテムを発表

経営・施策

  • サンスター、4月1日着荷分より一部製品の価格改定を実施
  • 小林製薬、計20品の出荷価格改定を発表
  • 全薬工業「栃木工場」、「愛リバーとちぎ」で知事感謝状 環境美化活動実施
  • コーセーHD、自己株取得と80周年記念配当で資本効率・株主還元を強化
  • 花王、「プラ使用製品設計指針」設計認定制度で3製品が初回認定取得

製品・サービス

  • コーセー、「メラノショットP」に進化 新CM「直効き美白」篇放映開始
  • 花王、「リーゼ スタイルロックバーム」発売 ゆるふわをキープ
  • ファイントゥデイ、「シーブリーズ」から待望のドライシャンプー発売
  • 牛乳石鹸共進社、「カウブランド薬用すっきりデオドラントソープ」改良
  • 白元アース、「アロマ香るダニよけサシェサボンの香りリラックマ」発売
  • クラシエ、「プロスタイル」からアイス美容スパークリングスプレー発売
  • クラシエ、「肌美精CHOI」から薬用ミスト化粧水 ニキビケア
  • ウインズコーポレーション、「シーズサロン」からヘアオイル2品新発売
  • エステー、「消臭力PA」から数量限定品「チューリップフレア」発売
  • NSファーファ・J 「ファーファ ファインフレグランス」積極展開

宣伝販促

  • コーセー、「雪肌精」日やけ止めCM放映中 大谷翔平選手が出演

人事・組織

  • 日本香料工業会、新会長に小川裕氏(小川香料社長)が就任
  • ファンケル、人事異動を発表
  • キリン堂、機構改革・人事異動を発表

決算

  • ユニ・チャーム、25年度通期業績は減収減益も日本で過去最高の売上更新
  • エステー、26年3月期3Q業績は減収減益に 防虫剤、除湿剤が低調
  • コーセーHD、25年度業績は増収 「稼ぐ力と資本効率の向上」に注力
  • アース製薬、25年12月期決算は増収増益 HD機能強化の本格検討を開始

調査・統計

  • サミット、第46回「新商品人気コンクール」入賞商品を発表
  • クラシエ「肌美精CHOI」、自分では見えない部分の「死角ニキビ」意識調査
  • 花王、「災害への備え」意識調査実施 My Kaoくらしラボで公開
  • 東家同 26年1月度市況概況価格調査 月間通して安定的に販売
  • プラネット、「防災対策」意識調査 防災用品備蓄している人は43.6%

イベント・展示会

  • J-NET中央、「第88回春夏MDフェア」開催 112社が出展

時評・コラム

  • 時評 防災の「後回し」を業界の総力で打破へ
  • 転新欄万 70年間業界を見守り続けた記者の死を悼む


上記トピックスは要約版です。記事の詳細・全文は、日用品・化粧品業界の専門紙「H&BC マーケティングニュース」最新号(水曜日発行)でご覧になれます。お申し込みは刊行物案内をご参照ください。