今週の注目トピックス

2026年9月23日号掲載記事より

「静電気オフプロジェクト」が発足 12の企業・ブランドが参画

「静電気オフプロジェクト」が発足 12の企業・ブランドが参画

 「静電気から、髪の心地よさを守る。」をビジョンに掲げる啓発プロジェクト「静電気オフプロジェクト」が9月10日に発足し、同日、発表会が都内で開かれた。同日時点で、貝印、シャープ、ウェザーマップの3社と、花王「ケープ」「ハミング」、クラシエ「ディアボーテHIMAWARI」「マー&ミー ラッテ」、マンダム「T/ME U」「LUCIDO-L」、ヤマサキ「La Sana」、Rainmakers「Wonjungyo」、ヴィークレア「THERATIS」の9ブランド(計12の企業・ブランド)が同プロジェクトへの参画を表明。髪に触れる日常行動と静電気に関する実態調査を行うとともに、静電気から髪の心地よさを守る情報発信を行っていく。
 シャープの花房浩章部長によると、現在のヘアケアにおいて、カラー剤などによるケミカルダメージや、ヘアアイロンなどの熱ダメージに対する認知やケアは広く定着している一方、日常で発生する摩擦を要因とする“静電気ダメージ”は、秋冬の乾燥シーズンに起こりやすい髪の広がりやパサつきと強く関係しているにもかかわらず、対策が見過ごされつつあるという。
 花房氏は、髪にとって第3のダメージである静電気ダメージは、1つの製品や従来のヘアケアでは解決できない課題であると指摘した上で、「静電気ダメージは、気候・住環境・衣類の摩擦を含む生活環境全体をトータルで見直すことで、初めて答えが出る複合的な課題である。本プロジェクトでは、この課題認識に共鳴した気象情報・家電・日用品・美容企業の方々に業界の垣根を超えて結集いただいた」と説明した。

PALTAC、物流体制を再編 企画と運用の機能を明確化

 PALTACは、10月1日付で組織変更および人事異動を行う。組織変更は、物流本部の傘下である物流企画部及び安全管理部について、物流企画部を事業開発本部の傘下へ、また安全管理部を総務本部の傘下へ移管する。これにより物流本部については生産性改善等の運用面により注力できる体制とし、名称についても物流運用本部に改称する。
 物流企画部については、小売業との取り組みやメーカー物流などを担っており、小売業からの物流受託と併せて事業開発本部傘下に機能を一本化する。
 安全管理部については、物流のみならず企業全体を視野に強化する方針。係る方針の中で建屋管理や事故発生時の保険対応・行政対応等もあることから、総務本部傘下に移管のうえ取り組みを推進する。
 また、買掛管理部を、営業本部傘下から商品本部傘下に移管する。これにより商品本部が主として行っている仕入業務と買掛管理業務との連携を深め、業務の効率化・システム化を推進する。

日本ドラッグチェーン会/ニッド、上期展示商品約定会で約定金額576億円

日本ドラッグチェーン会/ニッド、上期展示商品約定会で約定金額576億円

 日本ドラッグチェーン会/ニッドは9月8・9日の2日間、神戸国際会議場で「2026年上期展示商品約定会」を開催した。今回の展示会では、加盟社およびパートナー企業との連携強化により、全体約定金額が前年同期比121%の576億円を記録し、組織としての堅調な拡大を証明する結果となった。
 新規加盟のベイシア、ライフコーポレーション、平和堂のスーパーマーケット3社による約定金額は約50億円になり、カテゴリ拡充と全体の金額底上げに大きく貢献した。ドラッグストア・ホームセンター領域にとどまらず、スーパー領域の小売企業にも貢献できる取扱商品が数多く存在することを実証する機会となった。
 今後は、スーパー各社との連携深耕やPB商品のさらなる強化を通じて、流通ネットワークの盤石さと成長性をより強固なものにしていくとしている。

フマキラー 「カダンフェス2026秋」10月10日に初の秋・関東開催

フマキラー 「カダンフェス2026秋」10月10日に初の秋・関東開催

 フマキラーは10月10日、千葉県船橋市の船橋競馬場・場外広場で、体験型植物イベント「カダンフェス2026秋」を開催する。これまで春に開催してきた同イベントを秋に実施するのは初めてで、関東エリアでの開催も今回が初となる。植物コミュニティアプリ「GreenSnap」を運営するGreenSnapが企画・運営に協力する。
 「カダンフェス」は、園芸愛好家から初心者まで幅広い層に、植物に触れ、園芸を楽しむきっかけを提供することを目的としたイベント。今年4月には大阪府箕面市の「ウェルビーみのお」で「カダンフェス2026春」を開催し、ワークショップやステージイベントなどを展開した。この反響を受け、園芸を始めるのに適したシーズンである秋にも開催時期を広げる。
 今回は春開催を上回る約60ブースを予定。多肉植物やビカクシダ、季節の花苗などを扱う生産者による物販のほか、寄せ植えやタネまきのワークショップ、ハンドメイド雑貨、キッチンカーなどを展開する。園芸愛好家だけでなく、これから園芸を始める層やファミリーも楽しめる構成とする。

エステー、貯穀害虫の発生状況を調査 マンション高層階での生息が判明

 エステーは、一般住宅周辺における貯穀害虫の実態を把握するため、お米などに発生する貯穀害虫の「ノシメマダラメイガ」の成虫を対象とした「一般住宅周辺における貯穀害虫の発生状況調査」を実施し、このほどその結果を発表した。
 それによると、調査を実施した屋外全33地点でノシメマダラメイガを捕獲し、捕獲率は100%となった。33地点全体の平均捕獲数は22.4頭で、エリア別の最多捕獲数は、東京都73頭(1階)、千葉県12頭(1階)、神奈川県75頭(1階)、埼玉県52頭(1階)となった。
 捕獲数は階数が高くなるほど減少する傾向が見られたものの、10階までは多くの個体が捕獲され、「高層階には虫が少ない」という一般的な認識がある一方で、今回の調査では21階でも捕獲が確認された。
 この結果から、ノシメマダラメイガはマンションなどの高層階であっても生活空間へ侵入する可能性があることに加え、貯穀害虫による食害リスクは一般住宅にとって身近なものであることが示唆された。
 同社では、お米や小麦粉、乾麺などの穀類、食品を密閉容器で保管するとともに、長期間保存する場合には専用の防虫剤を活用するなど、適切な防虫対策を行うことを推奨するとともに、「今後も貯穀害虫と生活環境との関係に関する、知見の蓄積に取り組んでいく」としている。


2026年9月23日号 記事一覧

会合・発表会

  • P&Gジャパン、景山、山田両本部長が方針説明 「消費者ファースト」徹底
  • 牛乳石鹸共進社、新スキンケアブランド「AKA」発表 肌の美肌菌に着目
  • ユースキン製薬、記者勉強会・製品発表会開催 「ストレス手荒れ」紹介
  • L&P COSMETIC、ダーマコスメ「メディヒール」新CM発表会開催

経営・施策

  • 富士薬品、愛媛県西予市と包括連携協定を締結
  • 全薬HD、「文京区こども宅食」に参画 子育て世帯を支援

製品・サービス

  • サンスター、「長期保存用ガム・デンタルリンス」スティックタイプ
  • 小林製薬、「のどぬ~るぬれマスク 極上加湿」
  • ユニ・チャーム、カプセルトイ「ウェーブくんぬいぐるみマスコット」
  • リベルタ、「デンティス 歯ブラシ2本セット」
  • GLCジャパン、「カミール ハンドクリーム」
  • エステー、「消臭力 プラグタイプ」
  • 花王、「トイレクイックル 根本消臭」
  • ユニ・チャーム「ソフィ はだおもい」ヒアルロン酸配合2品
  • ユニ・チャーム、「超快適マスクeveryday fit」
  • ユニ・チャーム、「ウェーブ ハンディワイパー」
  • P&Gジャパン、「ボールド ジェルボール4D」「ボールド 液体洗剤」
  • 白元アース、「ビースタイル プリーツタイプ」「快適ガードプロ プリーツタイプ」
  • 花王 「KATE」限定コレクション「We are PINK CATS.」発売
  • ニベア花王、「ニベアメン アクティブエイジアドバンスクリーム」
  • ナリス化粧品、「For the F(フォーザエフ)」
  • コーセー×マツキヨココカラ「雪肌精 ブライトクリア パウダー ウォッシュ」
  • 花王×マツキヨココカラ「ソフィーナ iP」深夜浸透クリーム BIG
  • 白元アース、「HERSバスラボ」「いい湯旅立ち」

宣伝販促

  • クラシエ、「ファルテア」体験会開催 俳優・中川大志さんをアンバサダーに
  • コーセー、「メイク キープ」初マスカラ 新WEBCM放映
  • ナリス化粧品、「ルクエ」新アンバサダーに佐々木希さんを起用
  • 日本製紙クレシア、企業ブランドサイト「&CRECiA」開設

人事・組織

  • プラネット、代表取締役の異動を発表

調査・統計

  • KSP-POS 2026年8月 カテゴリー別ランキング
  • 東家同 26年8月度市況概況価格調査 売価上昇し価格が底上げ
  • プラネット、「運動」調査結果を発表 汗・におい対策、女性で高い意識

イベント・展示会

  • エステー、5社共同でオフィス体験型イベント開催 オフィス空間のあり方

施設・店舗

  • イオン、ベトナム10番目 紅河デルタ初の中規模SCを開業
  • アイスタイル、「@cosme STORE ルミネ有楽町店」増床リニューアル

時評・コラム

  • 時評 12月に「おせち料理」を食べる世帯が増加、どう捉える?

特集 【わが社の一押し】

    経営・施策

    • 低価格と高付加価値に二極化 日用品市場の成長握る「一押し商品」

    製品・サービス

    • 花王 「クイックル ちょいがけモップ」発売 「ついで」の床掃除を提案
    • ユニ・チャーム 「マミーポコパンツ」トミカ&プラレールのサイズ拡充
    • ジョンソン 「洗たく槽カビキラーPRO」積極展開
    • 大日本除虫菊 「ダニムエンダー」が好調 具体的な使用シーンを提案
    • 大王製紙 「エリエール フタつきウエットティシュー」発売
    • ライオン プレミアム柔軟剤「ソフラン アロマリッチmoA(モーア)」発売
    • P&Gジャパン 「パンテーン ゴールドリペア」を刷新
    • サラヤ 「ハンドラボ アルコール消毒スプレー」(医薬部外品)発売
    • 白元アース 「衣類の静電気防止ミスト パチトル」に注目集まる
    • シャボン玉石けん 「全身ケアソープ バブルガード」日常と防災の使用推奨
    • パナソニック エナジー 災害の教訓を未来の備えへ
    • 牛乳石鹸共進社 「バウンシアボディソープ」リニューアル発売
    • マンダム 「ギャツビー ムービングラバー」全面リニューアル


    上記トピックスは要約版です。記事の詳細・全文は、日用品・化粧品業界の専門紙「H&BC マーケティングニュース」最新号(水曜日発行)でご覧になれます。お申し込みは刊行物案内をご参照ください。