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【第一報】訃報　森友徳兵衛氏（全卸連会長、森友通商会長）67歳

　全国化粧品日用品卸連合会（全卸連）会長、森友通商会長の森友徳兵衛氏が3月13日、逝去した。心筋梗塞で倒れ、入院治療中だったが帰らぬ人となった。67歳だった。
　森友徳兵衛氏は慶応義塾大学卒業後、森友通商に入社、28歳の若さで社長に就任し、老舗元卸である同社の経営に手腕を発揮、中核の元卸事業の強化の他、オリジナル商品の開発販売事業、化粧品の輸出販売を行う海外事業を手掛け、軌道に乗せるなど社業の発展に貢献した。
　業界では2006年から全国化粧品日用品卸連合会（全卸連）の会長を歴代最長の8期（16年）を務め、全卸連の改革にリーダーシップを発揮した。地域卸の活性化を図る様々な取り組みや、次世代の若手経営者を育成する「卸流通アカデミー」の開校、青年部「０（ゼロ）－ＮＥＸＴ」設立など若手の育成に力を注いだ。近年は「全卸連チャリティボウリングＣＳＳカップ」を開催し、会員・賛助会員の親交を深めた。2月10日の常任理事会で会長留任が決まったばかりだった。
　通夜並びに告別式は故人の遺志により近親者のみで執り行った。後日、お別れの会を行う予定。