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2020年12月9日 速報号

【速報】首都圏卸組合、「第16回首都圏卸アンケート」 花王が総合評価第1位に

写真/図表

 首都圏化粧品日用品卸組合(東京、千葉、埼玉、群馬、茨城)はこのほど、組合員卸を対象に実施した主要メーカーに関するアンケート調査「令和2年第16回首都圏卸アンケート」の結果を発表した。
 今回の対象メーカーは26社(昨年度同)。回答した組合員卸数は25社(同28社)。
 調査項目は、①店頭価格安定度②コロナ禍対応度③販促金透明度④情報提供満足度⑤売上高貢献度⑥利益率貢献度――の全6項目。前回の「商品供給対応度」は、コロナ禍でのメーカー対応の満足度を問う「コロナ禍対応度」に変更した。各項目20点満点で総合評価120点満点。
 調査の結果、昨年度2位だった花王が総合評価第1位(93点)を獲得。第2位はライオン(92.8点)、第3位はエステー(92.2点)となり、過去4年連続1位だったエステーの5連覇達成には至らなかった。ライオンは前回8位から大きく順位を上げた。
 新しく調査項目に加わった「コロナ禍対応度」では、花王が26社中唯一の15点台(15.2点)を記録し第1位に、第2位は総合評価2位のライオン(14.8点)となり、想定外の事態となったコロナ禍での対応が高く評価された。
 東京都化粧品日用品卸連合会の森友徳兵衛理事長は、「このアンケートは、決してメーカーを批判する目的ではなく、少しでもメーカーと卸が共存共栄共振を達成するための改善の手段としてご理解頂くことを切に希望するものである」とコメントしている。


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