2011年10月5日 速報号
イオン、マルナカおよび山陽マルナカを子会社化
イオンは10月5日、中四国エリアを中心にスーパーマーケットを展開するマルナカを及び山陽マルナカを子会社化すると発表した。
同社は11月をメドに、両社の社長を務める中山明憲氏とその親族から、マルナカの発行済み株式の94・96%を364億円で取得して子会社化するとともに、山陽マルナカの発行済み株式全てを85億円で取得し完全子会社化する。
また、同じく中山明憲氏が社長を務めるマルナカホールディングスは、10月中旬以降にイオンの普通株式を市場取引により取得する。
イオンは昨年8月にマルナカ、山陽マルナカ、三菱商事の4社で包括的業務提携を締結。その後、提携推進委員会を設置して具体的な取り組み事項を検討してきた。
今回、創業50周年を迎え世代交代を図り新しい成長を目指すマルナカグループと同社の想いが一致したことから、中山明憲氏がイオンの株式を間接的に保有し、かつ同社がマルナカグループを子会社化する資本提携を行うことで合意に至った。
イオンでは、マルナカグループが持つ高いブランド力を継承しつつ支援を行いながら、地域に密着した経営ノウハウを取り込むことで、両社の企業価値向上とベストローカルの実現を目指していくとしている。
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