バックナンバー<速報>

2010年2月17日 速報号

Paltacが上場へ

 メディパルホールディングス(HD)は2月17日、同日付で東京証券取引所及び大阪証券取引所より同社連結対象完全子会社であるPaltacの普通株式の両証券取引所における上場が承認されたと発表した。
 これに伴いメディパルHDは、同社が所有するPaltac株式の一部売出しを行う予定だ。
 またメディパルHDによる本件売り出しとは別に、引受証券会社の代表である野村證券が、国内における需要状況を勘案し、240万株を上限として、メディパルHDから借り入れるPaltac普通株式のオーバーアロットメントによる売出しを行う場合がある。これに関連してメディパルHDは野村證券に対し、240万株を上限として、Paltac普通株式をメディパルHDから追加的に買い取る権利(グリーンシューオプション)を3月26日を行使期限として付与する予定。
 Paltacは本日開催の同社取締役会で、上場に伴う700万株の新株式発行を決議した。
 売り出し及び新株式発行前のメディパルHD所有株式数及び所有割合は3023万5657株(所有割合100%)。売り出し及び新株式発行後の同社所有株式数及び所有割合(予定)は1883万5657株(同50・58%)。
 今回のPaltac上場についてメディパルHDでは、競争を勝ち残る企業としての積極的な事業展開を行うためには、「株式上場によって独自の資金調達や迅速な意思決定を行うといった独立性を有する企業になることが必要であり、そのことが当社グループ全体の活性化及び企業価値向上につながるものと考え」準備してきたとしている。
 なお、東京・大阪両商圏取引所の開示資料によれば上場予定日はどちらも3月18日としている。


上記トピックスは要約版です。記事の詳細・全文は、日用品・化粧品業界の専門紙「H&BC マーケティングニュース」最新号(水曜日発行)でご覧になれます。お申し込みは刊行物案内をご参照ください。