2009年12月22日 速報号
ココカラファインHDとサークルKサンクスが業務提携を発表
ココカラファインホールディングス(塚本厚志社長、以下ココカラファイン)と、コンビニ業界第4位のサークルKサンクス(中村元彦社長)は12月21日、東京・帝国ホテルで記者会見を開き、同日付けで業務提携を締結したことを発表した。
今回の提携は、今年7月、サークルKサンクスが「新業態開発などに熱心」(中村社長)なココカラファインに申し入れ、話合いを続ける中で、両社が「お客様志向という同じベクトルで事業を推進できる」(塚本社長)ことが確認できたため合意に至った。
これによりサークルKサンクスは、FC店を含めた登録販売者の育成が可能になるとともに、「今まで苦戦していた化粧品、日用品、雑貨に関してココカラファインのノウハウを導入することで、活性化を期待ができる。
将来的には介護用品の販売や訪問看護の拠点など地域のヘルスケア拠点化を図りたい」(中村社長)というメリットが得られるとしている。
またココカラファインでは、「設立時から利便性を持った店舗の開発を目指しており、セイジョーでも虎ノ門店などで利便性を高めた店舗を展開しているが、情報端末や銀行ATM、料金収納などを単独で実施する場合は時間と費用がかかる」(塚本社長)ことから、「今回の提携により、CVSのノウハウを導入してお客様に新しい価値を提供できることになる。今後は〝地域医療の新しいインフラ〟となるためにさまざまな取り組みを行う」と、提携の意義を説明した。
上記トピックスは要約版です。記事の詳細・全文は、日用品・化粧品業界の専門紙「H&BC マーケティングニュース」最新号(水曜日発行)でご覧になれます。お申し込みは刊行物案内をご参照ください。