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2009年9月24日 速報号

ホーユーのクラシエG子会社化が決定、株式の60%取得

写真/図表

 かねてから新聞情報が先行していたホーユーによるクラシエグループの株式取得による子会社化について、9月24日、ホーユー(水野新平社長、後藤章専務)、クラシエ(中嶋章義会長、石橋康哉社長)のトップが出席して合同記者会見が開かれ、ホーユーがクラシエホールディングスの発行株数の60%を取得(残る40%も3年以内に取得)する譲渡契約を結んだと発表した。
 10月1日からスタートする新クラシエグループのガバナンス体制は、中嶋会長・石橋社長は変らず、新たにホーユー・水野社長が代表取締役に、そのほかホーユーから3名の取締役が加わる。また、水野社長はクラシエホームプロダクツ、クラシエ製薬、クラシエフーズのそれぞれ取締役に就任する。
 新クラシエグループにおける今後の運営の基本コンセプトは、①クラシエグループの戦略の枠組みを尊重しつつ、ホーユーとの協働及び連携による更なる成長を目指す②取引先とは従来と不変、むしろホーユーとの連携による一層の関係振興を志向③従業員とは現行の人事制度を維持しつつ、ホーユーとの円滑なコミュニケーションを推進など。
 ホーユーとクラシエグループの目指す将来像は、両社の課題―ホーユーは製品ラインナップの拡充、クラシエグループは成長施策の確立―を、物流・調達・生産体制を構築することでシナジー効果を創出する。そして〝人を想い続け、人の暮らしを豊にし、人の心に彩を与えるグローバルカンパニー〟を目指すとしている。


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