2007年12月17日 速報号
東亜若松と藤本屋がローソク事業を統合、新社名「東亜ローソク」で再出発
東亜若松(本社大阪府東大阪市、新保雅史社長)と藤本屋(本社神奈川県横浜市、古矢彰社長)はこのほど、両社のローソク事業統合に合意し、来年2月1日付けで新社名「東亜ローソク株式会社」として新たなスタートを切ることを明らかにした。
今回の両社の事業統合の背景には、原油価格の高騰によるローソク原料であるパラフィンワックスの値上がり、人件費の安い海外での大量生産の影響などから原料高を製品価格に転嫁できない状況が続くなど、厳しい経営環境にあるローソク業界の現状があり、今回両社が事業統合することで合理化を進め、より徹底したコストダウンを図ることを目的に行われるもの。
今後は、平成20年2月1日付けで、東亜若松が藤本屋のローソク事業を引き継ぎ、「東亜ローソク株式会社」の新社名で新たなスタートを切るとともに、藤本屋の小山工場は、「東亜ローソク栃木工場」として引き継がれ、藤本屋の有する「塔印」「光の詩」「均一ローソク」などの製品及びPBの各製品は、引き続き東亜ローソクで生産されることとなる。
なお、東亜ローソクの代表取締役には新保雅史氏(東亜若松)が、相談役には古矢彰氏(藤本屋)が就任する。
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