バックナンバー<速報>

2007年11月19日 速報号

東西ピップで持ち株会社「ピップ株式会社」設立

 ピップフジモト(大阪市中央区・藤本久士社長)とピップトウキョウ(東京都千代田区・松浦由治社長)は、11月19日、同日開催したそれぞれの取締役会において、株式移転による共同持ち株会社を設立し、両社はその子会社となることを決議し、「新会社設立契約書」を締結したと発表した。
 両社は明治41年に創業。戦前は1つの会社として卸売業を営んでいたが、昭和21年、経理応急措置令により会社を分離、別会社として東日本、西日本を中心に事業拡大を推し進めてきた。
 その一方で、昭和43年に両社で設立した開発企画室(現・ピップ商品開発センター)では、両社のノウハウを終結して「ピップエレキバン」や「スリムウォーク」などの開発にも取り組んできた。
 今回の持ち株会社設立について両社では「今後も得意先・仕入先の期待に応え、社会に貢献し続ける企業として存続するためには、全国を網羅する広域営業・物流ネットワークを整備し、市場にマッチするマーチャンダイジング機能のさらなる強化を実現することが求められている。
 このような経営環境の中、平成20年に創業100周年を迎える節目にあたり、近い将来の合併も視野に入れた事業持ち株会社を設立することにした。
 今後は平成20年5月1日を設立期日として、統合委員会の活動拠点を東京に設置し、設立手続き、統合後のビジョンやシステムなどについて協議する」とコメントしている。


上記トピックスは要約版です。記事の詳細・全文は、日用品・化粧品業界の専門紙「H&BC マーケティングニュース」最新号(水曜日発行)でご覧になれます。お申し込みは刊行物案内をご参照ください。