2006年12月20日 速報号
パルタックがコバショウと経営統合で協議、松江共和物産の子会社化も発表
メディセオ・パルタックホールディングス(熊倉貞武社長)は12月20日、連結子会社のパルタックと、小林製薬の連結子会社で一般医薬品・健康食品・日雑などを扱うコバショウの経営統合に関する協議を開始すると発表、併せてパルタックが松江共和物産(米田卓郎社長)の全株式を12月26日付けで取得し、孫会社とすることを公表した。
パルタックとコバショウの経営統合については、化粧品・日用品、一般医薬品という生活に密着した商品を一括で扱う業態卸としてのパルタックが、顧客満足の追求とソリューション提供による環境変化に対応し、健康と美を応援する先進的な機能を持つ「次世代卸売業」を目指していること、また、セルフメディケーション時代に対応する高い専門性を持つ卸売業のコバショウが、物流機能・情報システム機能の強化を図り、全国展開と年商3000億円構想の実現を目指していることから、相互の信頼関係を基礎として、「共同、協力して顧客起点の卸機能強化を図るべく、経営統合に関する協議開始に合意した」もの。
また、パルタックによる松江共和物産の子会社化については、12月26日付けでパルタックが同社の全株式1万株(取得価額16億5000万円)を取得するもの。松江共和物産は西日本共和のグループメンバー社で、山陰地域を中心に売上高約76億円の中堅卸。
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