2006年3月9日 速報号
ジップホールディングスとライフォートが共同持株会社設立で合意
東海・近畿地区を主な商圏とするジップホールディングス(北島永一社長・名古屋市)と近畿・山陰地区を主な商圏とするライフォート(石橋一郎社長・神戸市)は、3月9日の両社取締役会において、ことし11月1日を目処に株式移転により共同持株会社を設立することで合意した。
ジップホールディングスは傘下に東洋薬局、白沢ドラッグ、シーズアンドアーパスを持ち、流通業界初の持ち株会社を設立し、再編の続くドラッグストア業界にあってグループ化による再編で注目を集める。一方、ライフォートはマルゼンと神薬堂の合併で平成16年に誕生したもので、両社は今回の共同持ち株会社設立について次のようにコメントしている。
「大競争時代にあるドラッグストア業界は大きな変革期を迎えている。こうした中、営業基盤、主要顧客、得意分野の補完性が高い両社は、それぞれの強みを集結し、より競争力のある企業集団として発展・成長していくために、経営統合を行うことが最善の選択であると判断した。
今後、新会社グループは、「生活者への貢献」という基本理念のもと、兵庫から大阪、・愛知を中心に山陰、近畿~東海・首都圏エリアにかけてドラッグストアをドミナント展開するとともに、管理運営体制・物流システム・販売・仕入などの合理化・効率化を一段と図り、顧客満足の向上に努めていく。そして新会社グループは、地域に根ざしたドラッグストアの連合体として、当業界における新たなパラダイムの創造を目指していく」
上記トピックスは要約版です。記事の詳細・全文は、日用品・化粧品業界の専門紙「H&BC マーケティングニュース」最新号(水曜日発行)でご覧になれます。お申し込みは刊行物案内をご参照ください。