バックナンバー<速報>

2005年4月18日 速報号

医薬品卸のメディセオHDが10月1日付けでパルタックを完全子会社化へ

写真/図表

 医薬品卸のリーディングカンパニーである㈱メディセオホールディングス(熊倉貞武社長)と、化粧品・日用品卸のリーディングカンパニーである㈱パルタック(三木田國夫社長)は、4月18日、10月1日を期してメディセオHDが株式交換方式によるパルタックを完全子会社(100%子会社)とすることの基本合意を締結したと発表。午後0時半から丸の内のパレスホテルで両社首脳が出席して記者会見が行われた。
 医療と健康、美を支える次世代流通業として、新会社「㈱メディセオ・パルタックホールディングス」を設立。2つの業界のリーディングカンパニーが経営統合することによって、従来の枠を超越した「次世代流通業」として、新しい価値を創造するメガグループ(売上高2兆円)が誕生することになる。
 記者発表会にはメディセオHDから熊倉社長、渡邊・田辺両副社長、パルタックから三木田社長、山岸副社長、箱田専務が出席。熊倉社長から「両社の統合は、単なる品揃え・売上げの拡大のためではなく、中間流通に一層求められている『流通総コストの削減』『サービス機能の向上』に2社の機能統合、ノウハウの融合によって、次世代流通業としてグループ全体で目指すもの」と説明した。
 また、パルタック三木田社長は「これからの卸は、物を売るだけでなく、川上(メーカー)、川下(小売業)の相互サービスを強化し、両方の満足を高めていかなければならない。中間流通だけがうまく行くことは有り得ないわけで、その意味では最高のパートナーを得た」と述べた。


上記トピックスは要約版です。記事の詳細・全文は、日用品・化粧品業界の専門紙「H&BC マーケティングニュース」最新号(水曜日発行)でご覧になれます。お申し込みは刊行物案内をご参照ください。