2005年3月10日 速報号
マツモトキヨシと中部薬品が商品の相互供給等に関する業務提携に合意
マツモトキヨシとバローの子会社である中部薬品は3月10日、商品の相互供給およびPB商品等に関して業務提携を行うことに合意したと発表した。
マツモトキヨシでは、平成20年3月までに全国に1000店舗の出店を計画し、単独売上高5000億円、グループ売上高1兆円を目指しているが、そのための新規出店エリアの1つとして、中部地域での拡大を重要視している。
一方、中部薬品は、愛知・岐阜を中心に105店舗を展開する地元の有力ドラッグストアで、調剤薬局に強みがあるほか、食品や日用品雑貨などを幅広く取り揃え展開している。
両社では、出店競争の激化や、価格競争による利益率の低下など、厳しい市場環境下において、商品の相互供給およびPB商品等の業務提携を結ぶことにより、情報交換や仕入原価の低下など、双方に高いシナジー効果が見込まれるとしている。
業務提携の具体的な内容は、①商品および自社開発商品の相互供給②商品の仕入れ、販売および価格等に関する情報交換③物流センター機能の共有化④調剤システムの共同利用⑤出店に関する情報交換--などとなっている。
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