2005年1月31日 速報号
ショーワ、1月21日付けでキクロンの全株式を取得
家庭用手袋の最大手ショーワ(兵庫県姫路市、三裏泰紀社長)は、家庭用タワシ・フキンの老舗・キクロン(和歌山市、児玉勲社長)の全株式を1月21日付で取得、キクロンをショーワグループの一員に加え、新たな事業展開を図る。両社は1月31日、大阪市内のホテル日航大阪で業界紙に向けて発表した。
両社は台所や水回り家庭用商品メーカーとして、同じカテゴリー売り場に属しており、今後はショーワ、新生キクロンが従来通り独自の企業運営を行うとともに、両社の研究開発及び技術力を融合させた商品開発面で、シナジー効果を発揮させることにも全力を投入する構えだ。
ショーワの国内家庭用品部門売上げ(約55億円)にキクロンの家庭用品部門の売上げ(約30億円)を合算すると85億円を上回り、販売力や販促企画力の両面でも大幅な増強が見込まれる。
上記トピックスは要約版です。記事の詳細・全文は、日用品・化粧品業界の専門紙「H&BC マーケティングニュース」最新号(水曜日発行)でご覧になれます。お申し込みは刊行物案内をご参照ください。