2003年2月5日 速報号
ジップホールディングスとハーティウォンツが提携、ジップウォンツを設立
東海・近畿地区を主な地盤とする有力ドラッグストアのジップ・ホールディングス(本社名古屋市/舌古宏社長)と、広島地区大手ドラッグストアのハーティウォンツ(本社広島市/福岡慎二社長)は2月5日、大阪のヒルトンホテルで共同記者会見を開いた。
同会見には、ジップ・ホールディングスの舌古社長や熊沢、山本両副社長、ならびにハーティウォンツの福岡社長、木嶋取締役等が出席し、両社の提携及び新会社設立に関する経緯や今後の方針について発表を行った。
この会見で両社は、これまで培ってきた信頼関係を軸に、資本及び業務全般にわたる包括的な提携を結ぶとともに、ドラッグストア業界とそれを取り巻く時代環境を見据え、より広範囲かつ地域のニーズに応える地域密着型のドラッグストア運営ネットワーク組織の発信基地を目指した新会社「ジップウォンツ」を設立したことを明らかにした。
新会社は、大阪市中央区に事務所を設け、資本金1億円(出資比率は5対5)、社長にはハーティウォンツの福岡社長が就任。今後は共同仕入れや店舗開発、マーチャンダイジングなど様々な面での機能や業務を視野に入れ、成長と再編の続くドラッグストア業界の中での成長戦略を模索していくとしている。同社の具体的な活動、業務については4月までに固めたいとし、まずは製配販の協力体制を築くところから始めたいと方針を述べた。大阪に拠点を設けたのは、東海から西日本全域を考えたときに情報、交通の利便性など大阪の占める重要性が大きいためとしている。
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