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2024年10月30日号掲載記事より

全卸連50周年 社会に貢献するための岩盤築き、進路を示す羅針盤として

 「全国化粧品日用品卸連合会」(略称・全卸連)が設立50周年を迎える。昭和、平成、令和にまたがる半世紀、日用品・化粧品業界の繁栄に寄与することを目的に、公正な取引制度の推進、情報システムの標準化、次世代経営者の育成など様々な事業活動を進めてきた。全卸連がスタートした1975年は日本経済高度成長の終わり頃で、その余韻が残る1970年代後半、1980年代のバブル期、失われた10年といわれる1990年代、デフレが進んだ2000年代、デフレの継続、足踏み状態の2010年代、コロナによるパンデミック、持続可能な社会形成のための活動が求められている現在まで、卸売業を取り巻く事業環境は厳しさを増し続け、会員数の減少、活動を停止する傘下の単位組合の出現など幾つもの課題と向き合いながら今日まで歩んできた。その歩みは、順風満帆とは言えないが会員卸が社会に貢献するための岩盤を築き、進路を示す羅針盤となってきたことは確かであり、全卸連の歴史は賞賛に値する。


2024年10月30日号 記事一覧


特集 【全卸連設立50周年記念特集号】

    特別企画

    • 祝辞 ライオン 代表取締役兼社長執行役員 竹森征之
    • 祝辞 ユニ・チャーム 代表取締役社長執行役員 高原豪久
    • 特別座談会 全卸連の50年と未来 課題と展望、あるべき姿を語る
    • 対談 全卸連5代目会長・伊藤昌弘氏×プラネット名誉会長・玉生弘昌氏
    • 論評 全卸連の歴史は日本流通の根幹の1つとして輝く

    経営・施策

    • 小野瀬会長インタビュー 来年3月末までの任期を全力で取り組む
    • 単位組合の活動紹介【北海道卸粧業連合会】
    • 単位組合の活動紹介【宮城県化粧品日用品卸組合】
    • 単位組合の活動紹介【東京都化粧品日用品卸連合会】
    • 単位組合の活動紹介【千葉県化粧品日用品卸組合】
    • 単位組合の活動紹介【埼玉県石鹸洗剤卸商業組合】
    • 単位組合の活動紹介【東海化粧品日用品卸組合】
    • 単位組合の活動紹介【関西化粧品日用品卸組合】
    • 単位組合の活動紹介【九州化粧品日用品卸組合】
    • 森友前会長の功績を辿る① 歴代最長17年間にわたり改革を推進
    • 森友前会長の功績を辿る② 卸流通アカデミー
    • 森友前会長の功績を辿る③ 青年部「0-NEXT(ゼロネクスト)」
    • 【年表】 全卸連50年の歴史と活動

    人事・組織

    • 全国化粧品日用品卸連合会 組織体制紹介
    • 全卸連事務局スタッフ紹介
    • 全卸連 歴代会長・副会長一覧


    上記トピックスは要約版です。記事の詳細・全文は、日用品・化粧品業界の専門紙「H&BC マーケティングニュース」最新号(水曜日発行)でご覧になれます。お申し込みは刊行物案内をご参照ください。