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2018年9月19日号掲載記事より

全家協、製・配合同見本市「リビングワンダーランド2018」開催

全家協、製・配合同見本市「リビングワンダーランド2018」開催

 全国家庭用品卸商業協同組合(全家協、岡部弘幸理事長/岡部)は9月6日~7の2日間、製配合同見本市「リビングワンダーランド(Living Wonderland)2018」を開催した。
 14回目となった今回は、基本コンセプトを、「ソーシャルを席巻する#zakka~新たなターゲットを刺激するSNS活用術~」として、販売促進に有効なツールとしてSNSの活用を提案。毎回注目を集める主催者企画のテーマコーナーでは、洗濯用品や掃除用品、キッチン用品などによる「売り場でも活用できるディスプレイテクニック」を展開。“#ペーパーウェアラッピング”や“#納涼・すだれ庭園”“#スポンジポップキッチン”など8つのテーマ別に売り場作りを行い、普段使いする雑貨品をより魅力的に訴求するとともに、新たな使い方を提案。多くの来場者から注目を集めた。
 メーカーブースについては111社が出展し、各ブースでは来場したバイヤーとの熱心な商談があちこちで行われた。新規出展メーカーは13社で、今回初の試みとして、新規出展社ブースは赤の社名版(赤に白文字、通常は白に黒文字)にして、ひと目で新規出展社であることが分かるよう工夫された。

アース製薬、「園芸パートナー会」開催 スリークロスプロジェクトを始動

アース製薬、「園芸パートナー会」開催 スリークロスプロジェクトを始動

 アース製薬は9月7日、「園芸パートナー会」を開催し、園芸関連の代理店、特約店など約50人が出席した。同社は昨年、家庭用園芸肥料のトップメーカーであるハイポネックスジャパンとの業務提携、更に園芸資材の製造・卸・小売、造園事業を展開し、園芸用培養土の分野でトップシェアを有するプロトリーフとも資本業務提携を結び、3社によるスリークロスプロジェクトを始動し、園芸市場の拡大を目指した取り組みを開始した。
 今回の園芸パートナー会では、そのスリークロスプロジェクトやアースガーデンの取り組みの成果を披露するとともに、来期に向けた新商品や新たな施策についての説明が行われた。
 冒頭、川端克宜社長があいさつに立ち、この1年間の取り組みや、その成果について報告。この中で川端社長は、2012年から本格展開をはじめたアースガーデンの取り組みにより、家庭園芸の薬剤関連の市場はそれまで平均の伸長率約1.2%だったものが、3.1%に伸びるなど市場拡大にも貢献していることを示した。
 更に、スリークロスプロジェクトでは、市場拡大に向けた協働を行っており、その第1弾の企画として、トマトを軸に3社で商品開発から店頭展開まで連携した取り組みを実施。それぞれの得意分野である培養土や肥料、そして害虫や病気対策の薬剤において、家庭菜園で人気の高いトマトに特化した商品開発を行い、初心者にも分かりやすい商品と分かりやすい売り場づくり、更にプロモーションでもコラボ企画を実施したことについて説明を行った。

アインズ&トルペ、「東池袋店」が好調発進 10月までに都内で3店舗

アインズ&トルペ、「東池袋店」が好調発進 10月までに都内で3店舗

 アインホールディングスは今2019年4月期、掲げる成長戦略の柱の1つ、コスメ&ドラッグストア事業のさらなる拡大を図るため、「アインズ&トルペ」の首都圏への出店スピードを加速化させている。
 特に今秋は、東京中枢立地での集中出店を計画。その先鞭として、まず8月3日に「東池袋店」をオープン。続けてこの9月中に錦糸町に2号店、10月には渋谷での2号店を予定する。開店1カ月が経過した「東池袋店」は、その立地環境から順調な滑り出しをみせているという。
 同店は、約784平方㍍を誇る売り場では、コスメやビューティ関連アイテムを中心に約1万5000SKUが揃う。その陳列も独特で、「機能別、効能別で自らがセレクトした独自編集型の売り場」(同)となっている。
 最大の特徴はやはり、「化粧品ブランドの『AYURA(アユーラ)』やスキンケアやボディケアなどが揃う『RIPSandHIPS(リップス&ヒップス)』といった、ここでしか購入できない当社オリジナルブランドをしっかり取り揃えている」(同)ことだろう。
 さらには、コミュニティーアイコンとして、女優オードリー・ヘプバーンをフィーチャーしたオリジナルポイントカードやグッズの提供(期間限定)も注目を集め、「ファッション感度の高い店舗づくり」を目指す同社にとっては追い風となっている。
 同社では同店の年商を15億円と想定している。
 池袋地区には大規模リニューアルを敢行し、業績向上が顕著な「西武池袋店」があり、認知度向上へ相乗効果も期待できる。3店舗目の予定はないとしているが、池袋は同社にとって、今後のドミナント展開でも重要なエリアとなったと言える。
 同社では今期第2四半期で、錦糸町駅北口の複合商業施設「オリナス錦糸町」(売り場面積:約292平方㍍)と、渋谷・公園通り沿い立地(同:約464平方㍍、2フロア)に連続して出店する。

ユニ・チャーム、「ちいさな いのち応援プロジェクト」動画を公開

ユニ・チャーム、「ちいさな いのち応援プロジェクト」動画を公開

 ユニ・チャームは、低出生体重(2500㌘未満)で生まれた赤ちゃんとその家族、赤ちゃんの発育を支える医療従事者といった人々を支援すべく「ちいさな いのち応援プロジェクト」を、8月1日~9月30日の期間で実施しているが、このほど、低出生体重児の現状をより多くの人々に知ってもらうために、実際に生まれて間もなく「新生児集中治療室」(NICU)に入り、その後、約2カ月を過ごした双子の赤ちゃんの成長を追った動画を、9月4日から公開した。
 今回公開している動画は、1000㌘台の低出生体重で生まれた双子の赤ちゃんとその家族が主人公。“ちいさな”双子の赤ちゃんが、家族に見守られ、医療スタッフの人々の献身的なサポートのもと、すくすくと育っていく様子を1年にわたって追った。
 「ちいさな いのち応援プロジェクト」(URL: http://www.unicharm.co.jp/moony/special/forbaby/index.html)への参加方法は、「ムーニー」ブランドの対象商品を購入後、育児サイトのベビータウン(https://www.babytown.jp/)でポイント登録する際に、「ちいさないのち応援プロジェクト」ボタンをクリックすると、①回あたり10円がユニ・チャームから日本ディベロップメンタルケア研究会経由でNICUを設置している各地の病院・産院に寄付される。
 対象商品は、ムーニーエアフィット、ムーニーマンエアフィット、ナチュラルムーニー、ナチュラルムーニーマン、母乳パッド。

花王、全米で人気のボディローションブランド「ジャーゲンズ」日本で発売

花王、全米で人気のボディローションブランド「ジャーゲンズ」日本で発売

 花王は、同社グループがアメリカを中心に世界41の国と地域で展開しているビューティボディケアブランド「JERGENS (ジャーゲンズ)」を9月8日、日本に導入、ボディローション「JERGENSブリリアンス」を発売した。
 「JERGENS」は、1901年に米国オハイオ州で誕生したボディローションブランドで長い歴史の中で多くの女性たちに愛され続けてきたという。特に、初めて発売したボディローションは、独特のチェリーアーモンドの香りで、102年近く経った今でも多くの人に支持され続けている。1988年には、花王グループでの展開をスタートした。
 「JERGENS」は、発売以来、一貫して「Visible Skin Beauty(目に見える美しさ)」を追求してきた。今回、ボディケアを通じて、「より美しく自分を見せたい」「美しくいる自分を楽しみたい」という意識の高い日本人女性に向けて「JERGENSブリリアンス」を発売した。
 「JERGENSブリリアンス」は、立体的で表情豊かなツヤを与える高保湿ボディローション。濃厚保湿ヴェール処方と、さらに配合されている高輝度オイルが光を乱反射することで、自然なツヤを発現させる3Dブリリアンス技術を搭載している。ツヤめきのある魅力的な肌が1日続く。
 ラインアップは、「ハローラブリー」「シャインユアライト」「トゥルーリーラディアント」(各ポンプ207㍉㍑)。


2018年9月19日号 記事一覧

会合・発表会

  • JAHI、第2回年次大会を東京で開催 今西会長が5つの提言を発表
  • エステー、サーモケア事業の戦略発表 新ブランド「オンスタイル」発売
  • バスクリン、新製品発表会 自然派、健康・美容意識高い人向けに開発
  • リベルタ、秋冬商品プレス会開催 「スローブリス」プレミアムライン発売
  • サンギ、スキンケアブランド「HAP+R」新発売 「アパリン」配合

経営・施策

  • 北海道胆振東部地震が発生 流通各社は商品供給に全力で取り組む
  • ライオン、台湾の連結子会社を解散
  • 老舗地域卸・辻源(秋田市) 知恵と工夫、個性的な人材が活躍
  • トモズ、「体験型学習施設」に協賛 英語教育で薬局接遇シーンを再現
  • 大王製紙、「ハグ~ン仕掛け絵本」を全校児童館約4000館に寄贈

製品・サービス

  • 花王、浴用化粧料「バブ エピュール バスエッセンス」新発売
  • 白元アース、「快適ガードさわやかマスク個別包装30枚入」など限定発売
  • 大王製紙、「GOO.Nパンツ」BIGより大きいサイズを改良
  • レキットベンキーザー、「ミューズ」ノータッチ泡ハンドソープから限定品
  • ユニ・チャーム、「ソフィセンターインハッピーキャッチ」にアイテム追加
  • ユニ・チャーム、すっぽりハイウエスト搭載の「オヤスミマン」発売
  • アース・ペット、えんどう豆が主原料の新しい猫砂など新発売
  • 常盤薬品工業、「ズボラボ 朝用ふき取り化粧水シート」新発売
  • ライオン、「NONIO Mobile」発売 外出先でも口臭ケアできる
  • ダリヤ、「クレオディーテ」シリーズから新色追加など秋の新製品発売
  • アロエガーデン、高保湿化粧水とボディソープバーを新発売
  • ユニリーバ、「ラックス」初のハロウィン限定アイテム発売

宣伝販促

  • アイスタイル「@cosme」、24時間限定コスメECスペシャルセール初開催

人事・組織

  • ファンケル、10月1日付けで組織改正・人事異動を発表

研究・開発

  • ライオン、快適性研究が「日本感性工学会大会優秀発表賞」受賞
  • ユニ・チャームほか、赤ちゃんは「おなか側で心地よさ実感」を発見
  • ライオン、第52回日本油化学会進歩賞を受賞
  • マンダム、細い毛髪でも長時間維持できるヘアワックスの技術開発に成功

調査・統計

  • 東家同 18年8月度調査 トイレ、ティシュとも価格アップ傾向
  • KSP-POS 2018年8月 カテゴリー別ランキング

イベント・展示会

  • 第86回東京ギフト・ショー秋2018開催 2253社が出展
  • サンギ、「&ROSY×アパガード体験セミナー」に協賛 読者21名が参加

施設・店舗

  • ヤマサキ、大阪オフィスを開設 関西・中部地区の業務拡大図る

特集 【キッチン・手袋】

    特別企画

    • 台所用洗剤 17年市場は数量微増も金額は微減に 大容量タイプが定着
    • 花王 「キュキュットクリア泡スプレー」改良新発売
    • ミマスクリーンケア 「緑の魔女」食器洗い専用洗剤が人気
    • ライオン 「Magica」からフレッシュグリーンアップルの香り新発売
    • 旭化成HP ジップロック「ハロウィーン2018限定デザイン」発売
    • ユニリーバ、「ジフ」から天然由来の酵素に着目したキッチンスプレー
    • ハイネリー 台所用石けん「キッチン純」安心・安全で愛用者の信頼獲得
    • P&G 「ジョイ」新シリーズ「ジョイ ボタニカル」2アイテム展開
    • サラヤ 「ヤシノミ洗剤」から200㍉㍑ミニサイズが新登場
    • ビーバンジョア 「キッチンウォッシュリキッド」(ジョアエコ999)展開
    • 手袋市場 前年比102%と継続成長 使い捨てタイプの急伸続く
    • ショーワグローブ 人気シリーズ「さらっとタッチ」からセミロング新発売
    • エステー 「ファミリー プレミアムタッチヒアルロン酸」新発売
    • ダンロップHP 主力品が堅調に推移 介護向けシートなども展開
    • オカモト 「カシニーナ」ブランド第2弾 特殊多層構造ラップを今秋発売
    • 三興化学工業 家庭用天然ゴム手袋「手袋美人」に注力
    • オーエ キッチンスポンジ第4のブランド「ハイパーバイオ」新発売
    • カネヨ石鹸 台所用洗剤「ハーブメント除菌オレンジ」新発売
    • ピー・エー・ディー・J 「エコベール食器用洗剤」シリーズリニューアル
    • キクロン 汚れ落としに優れた新製品 「ブラッシャーキッチンソフト」


    上記トピックスは要約版です。記事の詳細・全文は、日用品・化粧品業界の専門紙「H&BC マーケティングニュース」最新号(水曜日発行)でご覧になれます。お申し込みは刊行物案内をご参照ください。