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メディパルＨＤ、18年3月期第2四半期決算　ＰＡＬＴＡＣ事業は増収増益に

　メディパルホールディングスは11月1日、2018年3月期第2四半期決算会見を開き、渡辺秀一社長、依田俊秀常務取締役、長福恭弘メディセオ社長が出席して、決算概況と事業の取り組みについて説明した。
　メディセオ事業は、医薬品市場が横バイで推移したことやＡＬＣ関連費用が影響して増収減益となった。ＰＡＬＴＡＣ事業並びにアグロ・フーズ事業は良好な市場環境の中、事業戦略が進展し、それぞれ増収増益となった。
　これにより、連結業績は売上高1兆5602億円（前年同期比2％増）、売上総利益1110億円（1.4％増）、販管費913億円（3.1％増）、営業利益196億円（5.6％減）、経常利益258億円（4.1％減）、四半期純利益は関係会社であるメディカル・データ・ビジョン社の株式売却益33億円（税引後）を特別利益として計上し、161億円（14.8％増）となった。
　メディセオ事業の業績は売上高1兆354億円（0.8％増）、売上総利益681億円（1.1％減）、販管費618億円（3.4％増）、営業利益62億円（31.2％減）、経常利益112億円（20.7％減）、四半期純利益109億円（14.4％増）。
　ＰＡＬＴＡＣ事業の業績は、売上高4948億円（前年同期比4.2％増）、売上総利益384億円（5.6％増）、販管費260億円（1.2％増）、営業利益124億円（16.3％増）、経常利益136億円（14.3％増）、四半期純利益46億円（13.7％増）。

全家協、「製・配・合同フォーラム」開催し126名が出席

　全国家庭用品卸商業協同組合（略称・全家協）ならびに全家協・協力会（協力会）は10月26日、「17製・配・合同フォーラム」を開催。組合員卸、協力会メーカー等126名が出席した。
　岡部弘幸全家協理事長・協力会会長（岡部）があいさつに立ち、「全家協の3～9月取扱高は、前年同期比103％強となり、厳しい市況の中、順調に推移している。この50年間、流通業界を振り返ると変化の連続だが、全家協が取り扱う家庭用品は、消費者が生活する上で、無くてはならないものである。『創業は易く守成は難し』という言葉があるが、我々組合員は引き続き変化に柔軟に対応して、今後も力を合わせ組合活動を継続していく」と述べた。
　続いて、下正晴全家協副理事長（丸金）が、9月6～7日、東京国際フォーラムで開催した製・配合同見本市「リビングワンダーランド（ＬＷ）2017」の結果を報告。
　今年度の来場者数は前年度比252名増の2373名となり、過去最高を記録。出展社は、協力会役員メーカー21社を含め合計118社（うち新規出店メーカー22社）となり、こちらも過去最高となった。また、見本市の情報を分かりやすく掲載した冊子「ＬＷたまて箱」を配布し、来場者から好評を得たことや、来場した販売店へのアンケート調査回収率を高める施策を行い、回収率が従来より倍増するとともに、「新商品の情報収集に役立った」という回答が最も多く寄せられたことなどを報告した。

ホーユー、「シエロ　デザイニングカラー」発売記念ＰＲイベント開催

　ホーユーは10月26日、「シエロ　デザイニングカラー発売記念ＰＲイベント」を開催した。
　時田正博執行役員マーケティング本部長があいさつに立ち、「発売20周年を迎えた女性用ヘアカラーブランド『シエロ』は、お陰様で多くのお客様からご愛顧いただいているが、このほど、そのシエロから9年ぶりとなる新商品『シエロ　デザイニングカラー』を9月1日に発売し、本日、このようなイベントを開催させて頂いた」と述べた。
　続いて、マーケティング本部商品企画部の桑原幸英氏が、「シエロ　デザイニングカラー」について、白髪染めっぽくない点が最大の特長で、新処方のリッチオイル2剤を採用しており、黒髪も気になるちらほら白髪もキレイに染められることや、なりたい髪を楽しめる豊富なカラーバリエーション（全11色）を取り揃えたこと、パッケージデザインは従来の白髪染めとは違い、手に取りやすいお洒落なデザインにしたことなどを説明した。
　次に、モデルの山田優をイメージキャラクターに起用した新ＣＭが上映された後、11色のカラーバリエーションに合わせて、タレントのざわちんのメークにより山田優に扮した10人のモデルと山田優本人も含めた「11人の山田優」が登場。同品のカラーバリエーションを表現したステージが華やかに行われたのち、山田優とざわちんによるトークショーが実施された。

Ｐ＆Ｇ「ジレットヴィーナス」、東京・渋谷でハロウィンイベント開催

　Ｐ＆Ｇの女性用シェーバーブランドである「ジレットヴィーナス」は、10月28日午後4時～10月29日午前3時の明け方にかけて、渋谷の街一体で開催された世界最大級の街フェス「シブハロ2017」に参加し、特設の「ヴィーナスすべすべハロウィン渋谷フォトブース」を展開。数多くの一般消費者が来場し、盛況となった。
　今回は、「『ジレットヴィーナス』でお手入れしたすべすべ肌を武器にハロウィンコスプレをもっと楽しんで欲しい」というブランドの想いから実現したもの。
　推定数十万以上の人々が集まった今年のハロウィン期間の渋谷において、特に人通りの多いセンター街先のシブハロ特設会場でオープンした「ヴィーナスすべすべハロウィン渋谷フォトブース」では、多くの人がキュートでフォトジェニックなフォトブースを背景にハロウィンフォトを撮影し、賑わいを見せた。
　また、同ブースで撮影した写真に「＃ジレットヴィーナス」「＃ヴィーナスすべすべハロウィン」のハッシュタグをつけてインスタグラム、ツイッターに投稿した先着500名に、前後左右にヘッドが動く新機能「フレキシボール」を搭載し、肌の凹凸にフィットすることで、すべすべの肌を実現する「ジレットヴィーナス　スワール」がプレゼントされた。

花王、香りが飛び出す絵本「おはなえほん」制作、発表会開く

　花王は、フローラルなどの香りが飛び出す絵本「おはなえほん」（非売品）を制作し、10月31日から「おはなえほん」が300名に当たるプレゼントキャンペーンを開始したほか、11月上旬より大阪府立中央図書館、森の図書室（東京）などの全国の図書館での貸し出しをスタートする。これに先立ち10月30日、都内で「フレグランスニュービーズおはなえほん発表会」を開催した。
　はじめに花王ファブリック事業グループフレグランスニュービーズ担当・井上直子氏があいさつに立ち、「『フレグランスニュービーズ』は汚れやニオイを落とすのはもちろん、香りも楽しめる衣料用洗剤で、都内の主婦にアンケートしたところ液体洗剤（非濃縮）の中で1番多く好きな香りに選ばれた。
　今回、香りで親子のコミュニケーションをもっと広げたという想いから、香りが飛び出す『おはなえほん』を制作した。しあわせの香りというタイトルで、たちもとみちこさんによるオリジナルストーリーとなっている。場面にあわせてボタンを押すと、場面に合った香りが飛び出す仕掛けがあり、自然と親子の会話を引き出せるようなっている。この本で親子の楽しい時間を過ごしていただければと考えている」と述べた。
　次に『フレグランスニュービーズ』のＣＭに出演している木村佳乃が登場し、ＪＡＰＡＮ絵本よみきかせ協会・景山聖子代表と「子供との読み聞かせコミュニケーション」についてトークセッションが行われ、景山代表は「絵本の読み聞かせは心の深いところで親子の絆を固いものにしますので是非、やってみてください」と述べ、木村佳乃は、「このような素敵な絵本に出会えて、今日の夜から新たな気持ちで読み聞かせを始めたいと思います」と語った。