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2017年6月21日号掲載記事より

ハッピー・ドラッグの健康イベント「青森ドラッグストアショー」が盛況

ハッピー・ドラッグの健康イベント「青森ドラッグストアショー」が盛況

 ハッピー・ドラッグ(丸大サクラヰ薬局)主催の健康イベント「青森ドラッグストアショー2017」が6月10日、11日の2日間、青森産業会館で開かれ、子供からお年寄りまで1万7050人が来場した。
 「青森ドラッグストアショー」は、「全国一の短命県返上」をテーマにハッピー・ドラッグが毎年、開催している健康イベント。今回はメーカー、卸だけではなく、青森県、青森市、あおもり男女共同参画を進める会など112ブースが出展。ほかにもステージイベントや様々な体験コーナーも設けられたほか、赤十字献血バス、肺がん検査バスも会場入り口に配置されるなど民間と行政が協力して行われる一大イベントだ。
 体験型ブースでは、体脂肪率・血圧測定・ストレス測定・骨密度測定・柔軟性などを測定する「身体測定コーナー」、サクラヰ歯科医院による「口腔内チェックコーナー」、ゲンキ整体東洋療院による「3分間肩もみコーナー」、実際の調剤機械を使ってお菓子でお薬づくりの体験ができる「こども調剤体験コーナー」などが設けられ、好評となった。
 メーカー、卸のブースでは、健康・美容などに関連した情報提供、商品紹介が行われ、参加者は熱心に担当者の説明に耳を傾けていた。あるメーカーからは「真面目な県民性なのか青森の人たちは熱心にこちらの話を聞いてくれて、商品の特長や使い方を理解いただき、意義のある出展になった」といった声があった。
 なお、同社は9月1日からウエルシアホールディングスグループの傘下に入る予定だが、「青森ドラッグストアショー」は継続していきたいとしている。

ハリマ共和物産、第66回第一線会開催 今期の重点目標など発表

ハリマ共和物産、第66回第一線会開催 今期の重点目標など発表

 ハリマ共和物産の第66回第一線会が6月9日、兵庫県の姫路キャッスルグランヴィリオホテルで開かれ、321人が出席した。
 冒頭、津田信也社長が開会のあいさつを述べるとともに、2017年3月期連結決算及び今期の運営方針について以下の概要報告を行った。
 これによると、連結売上高は451億円(前期比6.3%増)、経常利益17億7000万円(24.6%増)と増収増益を達成。
 特に売上高では得意先の有力小売業との取引拡大、利益面では物流センター及び配送トラックの稼働率向上による効率化に加えて、前年に購入したセンターを別の企業に貸していた分の賃料収入がプラスされたことなどが主な要因としている。
 今期の見通しについては、一部子会社の売却による影響はあるが、連結売上高455億円(0.8%増)、経常利益19億円(7.3%増)を見込んでいる。
 今期の重点目標としては、センターの稼働率向上と連携強化の2つを挙げた。更に今期の取り組みのキーワードとして、「働き方改革への取り組み」と「中間流通業として機能を強化しフルフィルメントサービスを提供」という2つを挙げて説明を行った。
 最後に津田社長は、「当社の経常利益は、3PLも加えた総取扱量に比例して伸長しており、ことしは、新たに2つのセンターが加わり、更に取扱量の拡大を図っていく。今後もこれにとどまることなく成長を目指していく」と述べた。
 小憩の後、同社が地域貢献とスポーツ振興で支援を続ける地元女子サッカーチーム「ASハリマアルビオン」の田渕径二監督による講演「非エリート精神=向上心」が行われ、続いて田渕監督に加えて、ASハリマアルビオンの岸田直美社長、更に千葉園子、村川紗貴の両選手が登壇し、トークライブ「進化するASハリマ=一戦必勝」を行った。

花王、「est」基本ケアラインをリステージ 化粧水は“究極の保水力”

花王、「est」基本ケアラインをリステージ 化粧水は“究極の保水力”

 花王は6月13日、ザ・リッツカールトン東京グランドボールで「SOFINA(ソフィーナ」改革の第3弾として百貨店ブランド「est(エスト)」から発売するスキンケア基本ラインを発表するとともに化粧水の新保水技術について説明した。
 化粧品事業ユニットソフィーナ事業グループ・原洋子ブランドマネジャーが「est」のブランドリニューアルについて説明。原ブランドマネジャーは、「ソフィーナ改革第3弾の『est』のリニューアルは、ソフィーナ最先端の技術を採用し、ソフィーナが目指す科学性、独自性をけん引する役割を担ったブランドに生まれ変わります」と述べ、第1弾としてデイリーに使用する基本ケアシリーズを一新すること、同シリーズは肌の生まれ変わりを高め、究極の貯水力をかなえるスキンケアであることなどを説明した。
 次に花王スキンケア研究所・稲葉さやか主任研究員が過酷な環境でも潤い続ける最新スキンケア技術について説明。この後、花王の最先端の貯水技術を用いた究極の化粧水について、砂漠での過酷な乾燥環境で、実際に社員が効果検証したレポート映像が上映され、新技術の効果を伝えた。
 引き続き、会場を移し、出席者は「est」のスキンケア基本ラインについて実験を交え、担当者が説明した。

ライオン、「クリニカ」オーラルケアセミナー開催 “フッ素ケア”を訴求

ライオン、「クリニカ」オーラルケアセミナー開催 “フッ素ケア”を訴求

 ライオンは6月15日、都内で報道関係者を対象にした「『クリニカ』オーラルケアセミナー」を開催。今年3月、日本でフッ素濃度が国際基準(ISO)と同様に1500ppmを上限として配合されたハミガキの販売が認められたことを受け、「フッ素の有用性」並びに、「クリニカ」のブランド戦略などを説明した。
 はじめに平野正徳快適生活研究所オーラルケアマイスターが「フッ素応用の拡大と初期ムシ歯の修復」について詳述。
 それによるとフッ素の予防メカニズムは、初期ムシ歯なら再石灰化の働きで元の状態に修復可能。歯を失う主な原因であるムシ歯予防をさらに進める社会的意義は大きい。ムシ歯予防のためには毎日のセルフケアが大切で、フッ素が歯に残りやすい設計のハミガキを使い、適量を使用し、すすぎは1回がおすすめという。
 次に横手弘宣クリニカブランドマネジャーがブランドミッション、ブランド戦略について説明。
 横手ブランドマネジャーによると「クリニカ」のブランドミッションは、「日本を予防歯科先進国へ」、予防歯科実践者の拡大とフロス、デンタルリンスの併用者増加により市場の活性化を目指す。
 下期は、「予防歯科」の自分ゴト化を更に進めるために、「あなたの予防歯科を一歩前に進めてみませんか?」「自分に合ったフロスやタフトを加えるケアが大切」という提案に加えて、「あなたに合ったフッ素ケアを取り入れてみませんか」という提案を行う。
 製品面では、「クリニカアドバンテージハミガキ」の有効成分として配合しているフッ素の濃度を1450ppmに引き上げて、6月に改良新発売。また、フッ素ケアジェル「クリニカアドバンテージ コートジェル」のフッ素濃度を1450ppmに引き上げて、7月26日、改良新発売する。
 これにより誰でも「フッ素ケア」ができる環境をつくり、手間をかけても気になるポイントにジェルを+、手間をかけずにとりあえずハミガキをスイッチするという「あなたに合ったフッ素ケア」を提案する。

明色化粧品、イメージモデルの女優・神田沙也加が大阪本社を訪問

明色化粧品、イメージモデルの女優・神田沙也加が大阪本社を訪問

 明色化粧品の「モイストラボ」「DETクリア」「明色オーガニックローズ」の3ブランドのイメージモデルを務める女優の神田沙也加が5月26日、同社の大阪本社を訪問した。
 当日は、「明色オーガニックローズシリーズ」に合わせ、明色化粧品社員全員がピンクのドレスコードに加え、社内をピンクやローズ、ハートモチーフをイメージしたデコレーションで出迎えた。
 同社を訪れた神田沙也加は、調香ルーム「パフュームレジェンド」で、同社専属パフューマーによるオリジナル香水作りを体験し、夫婦ペアの香水をリクエスト。本社5Fのスカイガーデンでは、記念植樹(もみの木)のセレモニーが行われたほか、明色化粧品営業チームが設置したディスプレイコーナーでは、同社から神田沙也加主演のミュージカル「キューティブロンド」に合わせて開催した店頭連動SNSイベントの実施報告と、イメージモデルとしてプロモーションへの協力に対する感謝が伝えられた。


2017年6月21日号 記事一覧

会合・発表会

  • 家洗工・安対協、定時総会開催 安対協自主基準の図記号を改定
  • NSファーファ、17年下期新製品発表会開催 リミテッドブランド戦略推進
  • ユニ・チャーム、大阪で17年秋の新製品発表会を開催
  • 愛知岐阜卸組合、第61回定例総会開催 平野正俊氏が相談役に就任
  • 埼玉卸組合、第38回通常総会開催 「相互扶助の精神」を信条に
  • 千葉卸組合、第49回通常総会開催 「切磋琢磨しながら卸売事業を展開」

経営・施策

  • マッシュHD、エコストアカンパニーリミテッドと合弁会社設立
  • ユニー・ファミマHDとドンキホーテHD、業務提携に向けた検討を開始

製品・サービス

  • 花王、「ハミングファイン」改良 徹底防臭「DEO EX」新発売
  • クラシエHP、「ナイーブ」ご当地企画第4弾「広島のレモン」限定発売
  • ユニ・チャーム、「センターイン コンパクト」限定品発売
  • 孔官堂、好評の「香りの記憶」シリーズから進物用線香を発売
  • ユニ・チャーム、「シルコットウェットティッシュ」容器を8年ぶりに改良
  • 時代健康研究、シリコン素材のパフ「シリコンパフ パルフ」新発売
  • 新成堂HD、手軽に持ち運べるコンパクトサイズの歯磨き剤新発売
  • レキットベンキーザー・ジャパン、色が変わる魔法の泡ハンドソープ発売

宣伝販促

  • シック、「シック就勝履歴書」で就活生応援 首都圏大学構内の書店で配布
  • 牛乳石鹸共進社、「父の日」に向けてWEB動画「与えるもの」篇を公開
  • サンギ、「歯が命の日」プレゼントキャンペーン実施中
  • ライオン、「休足時間ゲキレイしよう!キャンペーン」第2弾実施

人事・組織

  • 資生堂、組織の一部改訂、執行体制変更、人事異動を発表

決算

  • 不二ラテックス、17年3月期決算は増収減益に 医療機器事業は売上高増加

研究・開発

  • ライオンハイジーン、カット野菜のオゾン洗浄・殺菌の研究成果を発表
  • 花王芸術・科学財団、16年度花王科学賞受賞者2名を決定

調査・統計

  • 貝印が意識調査、接近戦で男性の3割が女性のうぶ毛に幻滅!
  • シック、パパと子どものスキンシップに関する意識調査発表

イベント・展示会

  • ウテナが冠協賛の日本フィル特別演奏会 注目の若手ヴァイオリニスト出演
  • ユニ・チャーム、「ソーシャル・ウォーキング」静岡県掛川市で初の体験会
  • ユニリーバ、「Project WOMEN」第2弾開催
  • ライオン、全国小学生歯みがき大会を札幌で開催 人気芸人も登場
  • ライオン、歯と口の健康週間スペシャルイベントをキッザニア甲子園で開催
  • 貝印「スイーツ甲子園」、ローソン、クックパッド等と初のコラボ

時評・コラム

  • 泡沫 意表を突く業態超え再編動向に驚き
  • らいたあ 「薬局での外国人対応マニュアル」大阪府が公開中

特集 【H&BC/コスメ夏】

    特別企画

    • 夏本番迎え、制汗剤・美白・UVケアなど夏物コスメ商材拡販へ
    • ニベア花王 「8×4(エイトフォー)」をリニューアル 24品種を刷新
    • マンダム 多忙な現代女性のためのスキンケア「バリアリペア」が好調
    • クラシエHP 「肌美精 ターニングケアシリーズ」積極展開
    • 本島椿 「東京純椿トリートメントヘアクリーム(フォーム)」新発売
    • ロート製薬 好評の「スキンアクア」から新製品2品発売
    • 資生堂 「専科」から新泡状オイルクレンジング発売
    • 伊勢半 「キスミーフェルム紅筆リキッドルージュ」新発売
    • ナリスアップコスメ 「パラソーラ」新製品が目標上回る大ヒット商品に
    • コーセー 「雪肌精」で使用提案のプロモーションをスタート
    • ユニリーバ 「ダヴ」フェイスケアシリーズを積極展開
    • ビーバンジョア 環境プロテクトケアと弱酸性肌ケアのWケアを推奨
    • サティス製薬 肌のハリ低下に過剰な皮脂分泌の関与を実証
    • ライオン 「Ban汗ブロック」シリーズを積極展開
    • 近江兄弟社 「メンタームザサン パーフェクトUVジェル」が好調
    • ジェクス 超薄型汗取りパット「ア・セーヌあせとりパットスリム」を提案
    • pdc 「ピディット」から限定コラボデザイン缶を発売
    • 特別インタビュー 経産省・化粧品産業担当者に化粧品産業の展望を訊く
    • 第一石鹸 「はちみつボディソープ」シリーズ売上げ順調
    • コーセーコスメポート 「クリアターン プリンセスヴェール」から新製品
    • 小林製薬 「スキンケア医薬品」の認知拡大に注力 新製品投入し市場拡大
    • コットン・ラボ 人気の「炭酸パックシリーズ」店頭での展開を強化
    • ディーエイチシー お米に着目した「DHC 潤米シリーズ」新発売
    • グリーンベル 新まつ毛カール器「プッシュアップカーラー」発表
    • 東京企画販売 小じわ目立ちにくくする「しわ隠しクリーム」新発売
    • 明色化粧品 既存ブランドの活性化に注力 新製品の発表時期前倒し実現
    • ネサンス 社名冠するブランドからヒト幹細胞培養液10%配合の美容液発売
    • カネボウ化粧品 「コフレドール グラン」から高機能ファンデ発売
    • ウテナ 「ジューシィクレンズ」が人気 カラフルで楽しい夏の売り場演出


    上記トピックスは要約版です。記事の詳細・全文は、日用品・化粧品業界の専門紙「H&BC マーケティングニュース」最新号(水曜日発行)でご覧になれます。お申し込みは刊行物案内をご参照ください。