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Ｐ＆Ｇ・ジャパン、16／17事業年度上期は売上成長率1ケタ台前半で推移

　Ｐ＆Ｇ・ジャパンは3月14日、業界紙6社を招き、定例記者懇談会を開いた。スタニスラブ・ベセラ社長は、2016／2017事業年度上半期（16年7月～12月）の業績について、売上成長率は1ケタ台前半で推移したことを報告。今後もプレミアムセグメントで新たな価値創造を目指していく決意を明らかにした。
　懇談会にはベセラ社長のほか、4月1日付で取締役執行役員営業本部長に就任する山田敦氏、広報渉外本部から遠藤紀幸マネージャーが出席した。
　ベセラ社長は、16／17事業年度上半期業績について、売上成長率が1ケタ台前半となり、順調に推移していると言及。ファブリックケアをはじめ広範囲のカテゴリーがビジネスに貢献したことが成長の要因とし、ブランドではレノア、パンパース、ＳＫ―Ⅱ、ブラウン、パンテーンなどが牽引したことを報告した。またオンラインビジネスセグメントも、デジタルマーケティングが奏功してビジネスを牽引しており、下半期に向けて成長を加速させる考えだ。
　なお新製品では「パンパース」から、4月に世界初の800g未満低出生体重児用紙おむつを病産院向けに新発売、また「アリエール」から部屋干し用液体洗剤を4月に発売するなど、「プレミアムセグメントで価値創造を目指していく」（ベセラ社長）という。
　更にベセラ社長はビジネス面でのイノベーションにおいて、「組織体制と組織力の両面での強化に取り組む」と述べるとともに、ダイバーシティ＆インクルージョンの取り組みを推進していくことを強調。最後にベセラ社長が「ファンダメンタルの成長、市場へのイノベーション、消費者への価値創造を目指して、得意先パートナーとの協働を進めていく。更にカテゴリーの浸透率を高め拡大し、得意先への価値創造につなげたい」と語った。

ツルハＨＤ、17年5月期第3四半期は増収増益に　重点商品施策などが貢献

　ツルハホールディングスは、3月14日、都内で「2017年5月期第3四半期決算説明会」を開催。同期の業績並びに取り組みについて、青木直人管理本部長が説明した。
　同期の業績は、売上高4344億8600万円（前年同期比114.6％）、売上総利益1250億9100万円（117.0％）、販売費・一般管理費961億5500万円（115.4％）、営業利益289億3600万円（122.6％）、経常利益301億7100万円（122.5％）、四半期純利益198億2400万円（126.0％）で増収増益となった。
　カイロ、スキンケア商品など冬物が好調に推移し、花粉関連商材は例年並みとなった。重点商品や特定ブランド化粧品の接客販売、食品売り場改装などの効果で売上伸長、営業利益率の向上につながった。営業利益率は6.7％となった。既存店の売上高前年比は第３四半期累計で1.0％増、12月～2月では0.9％増。
　出店状況は、国内が開店87・閉店22・同期末合計1732、海外が開店1・閉店4・合計19。

エフティ資生堂、「シーブリーズ」新ＣＭに広瀬すず、中川大志らが出演

　エフティ資生堂は3月15日、「シーブリーズ2017新ＣＭ発表会」を開き、女優・広瀬すず、俳優・中川大志が出演するボディケアブランド「シーブリーズ」の新テレビＣＭ「デオ＆ジェル　すずの3分」篇を17日から放映すると発表した。
　今回放映する新ＣＭ「デオ＆ジェル　すずの3分」は昨年から引き続き、広瀬すず、中川大志を起用し、「青春の変わりたいを応援する」というメッセージのもと、ちょっと大人な世界観をイメージして制作。カップル役を演じる2人が織りなす“ちょっと大人”な1つ上の青春ラブストーリーを描いている。さらに5月からは、ＣＭ第2弾を放映する予定。俳優・北村匠海と、シンデレラオーディションによって9598人の女子中高生の中から選ばれたシーブリーズ青春シンデレラ・佳島みささんを起用し、フレッシュな青春と恋模様を描く。
　ＣＭ発表会では、広瀬すず、中川大志、北村匠海、佳島みささんが登場。新ＣＭについて、「これまで以上に甘酸っぱい世界観になっています」（広瀬）、「第2弾ＣＭでは新たな仲間が加わり、ますます盛り上がる内容になると思います」（中川）、「青春とシーブリーズの良さを伝えていきたいです」（北村）などと語った。

ファンケル、20～30代の働く女性向け新業態店舗を東京・銀座に開店

　ファンケルは3月15日、新都市型商業施設“マロニエゲート銀座2”（旧プランタン銀座本館／同日オープン）に、20～30代の働く女性向けの新業態店舗「FANCL beauty&health」を開店。化粧品とサプリメントの両面からの「内外美容」へのアプローチを強化し、ターゲットの興味や関心に合わせた製品・サービスを提供していく。
　店内は、木製インテリアをベースにナチュラルで洗練された空間を演出。レジカウンター横には主力製品「無添加アクティブコンディショニング」の配合成分（スイートピー花エキス）にリンクさせ、スイートピーを散りばめたアイコパネルを配置し、正面奥の壁面ディスプレイは「マイルドクレンジングオイル」でお馴染みのターコイズブルーを配色し、「ファンケル」を想起しやすくした。
　サービス特長としては、レジ前やエンド、お勧めコーナーなどで化粧品とサプリメントの両面からの「内外美容」を提案しているほか、若年層が好むセルフコーナーを充実させ、テスターやセルフカウンセリング機器を設置。内外美容では、例えば「花見」をテーマとしたコーナーでは、食べ過ぎ対策のサプリメントと紫外線対策の日焼け止めを同時陳列させるなど季節や悩みなどのテーマ別に提案する。

オカモト、「オカモトゼロワン」ネットテレビや街頭ビジョンでＣＭ放映

　オカモトは3月10日から、オカモト史上最薄の0.01mm台ポリウレタン製コンドーム「オカモトゼロワン」ＣＭをテレビ、ネットテレビ、街頭ビジョンで順次放映している。
　「オカモトゼロワン」はオカモトの長年にわたる“薄さ”に対する探究心と“柔らかさ”について技術力を結集させて開発した“日本産”のコンドームであることに加え、顧客から寄せられる要望に応え、昨年11月、「オカモトゼロワン　Ｌサイズ」も発売した。
　今回はその「オカモトゼロワン　Ｌサイズ」を加えた「オカモトゼロワンブランド」の技術や品質に対するこだわり、日本製品への信頼などについて、徳井義実（チュートリアル）の独特な語り口で、メッセージを発信する。