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2017年1月25日号掲載記事より

JACDS、「第17回JAPANドラッグストアショー」開催概要を発表

JACDS、「第17回JAPANドラッグストアショー」開催概要を発表

 ドラッグストア業界最大のイベント「第17回JAPANドラッグストアショー」(主催・日本チェーンドラッグストア協会〈JACDS〉)が3月17~19日の3日間、千葉・幕張メッセで開催されるが、これに伴い、1月13日、関口周吉JACDSドラッグストアショー実行委員長(龍生堂本店)が記者会見を開き開催概要を発表した。関口実行委員長は、同ショーで308社・1129小間(昨年12月28日現在)、約12万人の動員を目指すとともに、セルフメディケーションの推進と地域におけるドラッグストアの役割を訴求する考えを強調した。
 今回のテーマは、「『セルフメディケーションで、幸せいっぱいの街づくり!』~ニッポンの元気を応援するドラッグストア~」とした。関口実行委員長は、「地域の生活者の健康をはじめ、様々なことについてドラッグストアが提案していくとの思いを込めて、このテーマとした」と述べ、生活者へのセルフメディケーション推進を強化していく。
 会期に関しては、プレビュー開催(招待客対象)を開催前日の16日午後2~6時、4・5ホールで実施する。また、同ショーは第15回から、JACDS青年部会のメンバーが中心となって企画・運営しており、プレビュー開催をはじめ、新たな試みを実施してきた。今回も新たな企画を打ち出し、ショーの活性化を図っていく。

ウエルシアHD、16年3~11月期は増収増益 既存店が順調に推移

ウエルシアHD、16年3~11月期は増収増益 既存店が順調に推移

 ウエルシアホールディングスは1月17日、「2017年2月期第3四半期決算説明会」を開催し、同期の業績、通期業績予想などについて説明した。売上高は計画未達も前期比23.1%増、既存店売上高は5%の増加、利益も2ケタの伸びとなった。
 同期の業績は、売上高4641億5500万円(前年同期比23.1%増)、売上総利益1347億600万円(27.5%増)、販売費及び一般管理費1182億3700万円(26.4%増)、営業利益164億6800万円(36.2%増)、経常利益177億600万円(34.7%増)、四半期純利益103億700万円(57.6%増)の増収増益となった。
 既存店売上高は5%伸長、旧CFS、旧タキヤを除くウエルシア薬局既存店では調剤、医薬品、家庭用雑貨が好調に推移し、5.9%増となった。売上総利益は計画比2%増、前年同期比27.5%増。販管費は計画比0.5%増、前年同期比26.4%増、販管費率は25.5%で計画比0.3%増となった。販管費の増加は調剤併設のための積極的な薬剤師の採用、24時間営業店舗の人員手当など人件費の先行投資などが影響した。利益は営業利益、経常利益、四半期純利益ともに計画を大きく上回った。

エステー、介護市場に参入、新ブランド「エールズ」に注目集まる

エステー、介護市場に参入、新ブランド「エールズ」に注目集まる

 エステーは1月12~13日と16日の3日間、同社本社に関東エリアの流通関係者など約700名を招き、「2017年春の商談会」を開催。消臭芳香剤関連では、介護市場への参入となる新ブランド「エールズ」、防虫剤「ムシューダ」からは防虫もできる衣類用圧縮袋、脱臭剤「脱臭炭」からは新剤型の紙タイプなど各カテゴリーから新しい切り口の新製品が発表され、さらなる市場活性化に向けた活発な商談が行われた。
 今回最も注目を集めたのが、メガブランド「消臭力」を冠し、介護市場への参入となる新ブランド「エールズ」。同社初の介護用品ブランドで、介護現場の不満・不便を解消し、前向きな暮らしを応援(エール)することを目指している。第1弾となるラインアップは、得意分野の消臭技術を活かした空間用(置き型)、ふとん用(スプレータイプ)、ポータブルトイレ用(シートタイプ)の3つの消臭剤となり、在宅介護での“しみついた尿臭・体臭”の悩みに応えていく。
 店頭では、介護用品売り場への導入を推し進め、販促ツールで「あきらめていた尿臭・体臭に効く!」と悩みにストレートに訴えかけながら、「介護のための専用消臭剤」として提案していく。

玉川衛材、「フィッティのマスク美人画」キャンペーンを実施中

玉川衛材、「フィッティのマスク美人画」キャンペーンを実施中

 玉川衛材は、あなたとつながる生活“密着”マスク「フィッティ」のWebキャンペーンとして、マスク姿写真を投稿した人の中から合計1000名にオリジナル素顔イラストをプレゼントする「フィッティのマスク美人画」キャンペーンを1月16日から開始している。
 「フィッティのマスク美人画」キャンペーンは、Twitterから投稿されたマスク姿写真をもとに、素顔をイメージして描かれたオリジナル「美人画」を合計1000名にプレゼントするというもの。同社のマスコットキャラクター“たまくま先生”(正式名称:たまくまちゃん)が、マスクの下に隠された素顔をイメージして、世界に1枚だけのオリジナル美人画を描く。美人画は全て手描きで、イラストには表情やポーズ、雰囲気から連想されるセリフも入る。イラストはTwitterのメンション機能を利用して届き、Twitterや各種SNSで友達と共有したり、アイコンとしても使用できる。

17年新年会 東北3県合同 厳しい環境の東北、卸として社会的役割果たす

17年新年会 東北3県合同 厳しい環境の東北、卸として社会的役割果たす

 宮城県化粧品日用品卸組合、山形県化粧品日用品卸商業組合、岩手県化粧品日用品卸組合の平成29年東北三県合同賀詞交歓会が1月13日開かれ、3組合の組合員、賛助会員、来賓など多数が出席した。
 芳賀愉一郎宮城県卸組合理事長(東流社)があいさつに立ち、「昨年を振り返ると東北では東日本大震災から5年が経過した節目の年だった。しかし、被災地の沿岸部では未だに復旧途上であり、地域によってその格差が一層、拡大した。まだまだ沿岸部の復旧・復興と原発問題には時間がかかるということを実感した年だった。
 昨年は熊本地震など大きな地震が日本各地で発生し、8月末には台風10号が上陸し、甚大な被害をもたらした。このため、改めて日頃からの危機管理、災害に対する備えの重要性、卸の社会的責任の大きさ感じた1年でもあった。
 当組合各社のおかれている環境はそれぞれ違うが、卸として、しっかりと役割を果たす覚悟でいる点では一致している。今年は酉年だが、鳥のように大きく羽ばたく飛躍の年にしたいと言いたいところだが、十二支の酉は鶏を表しているので、私ども東北の卸は鶏のように地に足をしっかりと根づかせ、しっかりと仕事に取り組んでいく」と述べた。


2017年1月25日号 記事一覧

会合・発表会

  • 日本OTC医薬品協会、新年記者会見開き重点活動など説明
  • エステー、春の卸店説明会開催 「ランクアップ戦略」強力に展開
  • 大日本除虫菊、関西地区金鳥製品説明会開く 虫コナーズ復活の施策を発表
  • 小林製薬、春の新製品内覧会を東京で開催 「クロキュア」など発表
  • ビジネスガイド社、「ギフト・ショーWEEK」2月1~10日に開催
  • ペットフード協会、記者発表会開き犬猫飼育実態調査結果など発表
  • 白元アース、東京で春季商談会開催 衣類・収納空間ケアの新ブランド発表
  • 17年新年会 日家工/家同連 業界総資産の拡大に向けた改革を推進
  • 17年新年会 殺虫工 恒例の虫慰霊祭と年賀交歓会を開催
  • 17年新年会 ブラシ組合 業界全体が鷲のように大きく羽ばたくように
  • 17年新年会 J-NET中央 より強い会社へメンバー社一同尽力
  • 17年新年会 ボランタリーチェーン協会 サプライチェーンの発展願う

経営・施策

  • 資生堂、米国ベンチャー企業・マッチコー社を買収
  • マツキヨHD、弘陽薬品を4月1日付で吸収合併へ
  • ファンケル、完全子会社のファンケル化粧品などを吸収合併へ
  • アース製薬と大幸薬品、「二酸化塩素ビジネス」共同事業発表詳報
  • プラネット、「17年春夏新製品カタログ」を発行

製品・サービス

  • 花王、「ビオレUVアクアリッチウォータリーエッセンス」「ジェル」改良
  • 花王、「キュレルUVエッセンス」新発売 紫外線をしっかりカット
  • クラシエHP、「いち髪スタイリングシリーズ」など新発売
  • 伊勢半、「ヒロインメイク」「ヘビーローテーション」など新商品発売
  • マンダム、「ギャツビースポットデオドラントシリーズ」など春の新製品
  • レキットベンキーザー・J、「メディキュット機能性靴下」新発売
  • ライオン、「香りとデオドラントのソフランプレミアム消臭プラス」改良
  • 王子ネピア、「鼻セレブmeets旭山動物園」冬季限定パッケージ発売中
  • ライオン「オクト」、@cosmeベストコスメアワードで3年連続受賞
  • 孔官堂、思い出の香りで気持ち伝える線香「香りの記憶チョコレート」発売
  • 東亜産業、「クレールパリ」拡販に注力 オールインワンタイプの洗濯洗剤
  • ユニ・チャーム、「ライフリーさわやかパッド男性用微量」が賞受賞

宣伝販促

  • コーセーコスメポート、「ジュレームフルボス」新TVCM放映開始
  • 王子ネピア、「真央ちゃんと一緒に!Togetherキャンペーン」実施中

人事・組織

  • ファンケル、島田和幸氏が社長執行役員CEOに

決算

  • 薬王堂、第3四半期は増収増益に プリペイドカード「WA!KA」を導入

調査・統計

  • KSP-POS 2016年12月 カテゴリー別ランキング
  • 東家同、16年12月度チラシ調査 TPはローションタイプなどの山積み増加

イベント・展示会

  • 東流社、春の商談会開催 「ひと・もの・こころ」テーマに

時評・コラム

  • 時評 勢いづくSCの行方には


上記トピックスは要約版です。記事の詳細・全文は、日用品・化粧品業界の専門紙「H&BC マーケティングニュース」最新号(水曜日発行)でご覧になれます。お申し込みは刊行物案内をご参照ください。