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2016年7月13日号掲載記事より

クスリのアオキ、16年5月期は増収増益に 新規エリア中心に高速出店継続

クスリのアオキ、16年5月期は増収増益に 新規エリア中心に高速出店継続

 クスリのアオキは7月6日、2016年5月期決算説明会を開き、青木宏憲社長、八幡亮一取締役兼常務執行役員管理本部長が同期の決算概要と2022年5月期に売上高3000億円を目指す中期経営計画について説明した。
 同期の業績は、売上高1634億6200万円(前期比121.1%)、売上総利益440億7600万円(120.7%)、販管費350億4300万円(122%)、営業利益90億3200万円(116.1%)、経常利益92億6200万円(116.4%)、当期純利益65億300万円(124.7%)の増収増益となった。
 売上高は、食品や調剤が好調に推移したことに加え、消費増税反動減からの回復で既存店売上高が前期比109.6%となったこと、高速出店(ドラッグストア52店舗出店、店舗純増率19.1%)が奏功して増収となった。経常利益は過去最高益を記録。経常利益率は5.7%となり、3期連続で5%超えとなった。
 中期経営計画については、「今後も単独での生き残りを図り、2022年5月期売上高3000億円。ドラッグストア業界ベスト8入りを目指す」ことを目標としている。

大日本除虫菊、入谷朝顔まつりに今年も協賛 オリジナルうちわを無料配布

大日本除虫菊、入谷朝顔まつりに今年も協賛 オリジナルうちわを無料配布

 大日本除虫菊は7月6~8の3日間、東京都台東区で行われた「入谷朝顔まつり」に今年も協賛した。「入谷朝顔まつり」は、毎年7月6~8日の3日間開催される、「入谷鬼子母神」(真源寺)を中心に言問通り一帯で行われる朝顔市で、120軒の朝顔業者と100軒の露店が立ち並び、毎年約40万人の人出で賑わう夏の伝統行事として知られている。
 同社は文化貢献を通じて、地域社会との密接な関係を構築することを目的に今年も協賛し、恒例の朝顔まつり限定「オリジナルうちわ」を道行く来場者に配布した。
 さらに、東京メトロ日比谷線の入谷駅(2カ所)と、上野駅(1カ所)の各駅構内では、オリジナルうちわと同じ飛脚達がリレーするイラストをベースに、ポスター左下に同社の「PROシリーズ」の3品をレイアウトした、縦1㍍、横3.6㍍の朝顔まつり限定「特大駅貼りポスター」を掲出した。
 入谷朝顔まつりの会場では、同社の「オリジナルうちわ」を片手に涼を取る多くの来場者に加え、入谷駅のホームでも、同社の「特大駅貼りポスター」を見入る姿が数多く見受けられた。

P&G「パンテーンサマーレスキューイベント」開催 新製品をPR

P&G「パンテーンサマーレスキューイベント」開催 新製品をPR

 P&Gは7月3日、東京都渋谷区の渋谷PARCO公園通り広場で、「パンテーン サマーレスキュー イベント」を開催。4月22日に新発売した「パンテーン デイリーモイスチャートリートメント」のPRを行った。
 イベント会場では、夏のダメージヘアに悩む女性を救うレスキューガールが、髪の状態をチェックする「ダメージヘアチェッカー」を使用し、紫外線による髪のダメージが気になる来場者のダメージヘアチェックを行った。さらに、ダメージヘアチェックを体験した人に先着で「パンテーン デイリーモイスチャートリートメント」をプレゼントしたほか、夏をイメージした爽やかなパネルと一緒に写真が撮れるフォットスポットや、ヘアスタイリストによるバンダナを用いた夏らしいヘアアレンジが体験できるコーナーも用意し、多くの来場者で賑わいを見せた。
 また当日、パンテーンのCMキャラクターに起用されているモデル・女優の石田ニコルによるトークショーが行われた。石田は、ダメージヘアチェッカーのデモンストレーションを行い、自身の髪の状態を把握することの大切さを訴えた。

G&G、第45回G&G秋季展示会開催 79社1373SKUを一堂に展示

G&G、第45回G&G秋季展示会開催 79社1373SKUを一堂に展示

 ドラッグストア向けPB商品の開発・販売を行うグレートアンドグランド(G&G)は7月1日、大阪市で第45回G&G秋季展示会を開催。79社1373SKU(うち新製品及び新規取扱品目294SKU)の商品が一堂に展示され、詰めかけた来場者との間で熱心な商談が行われた。また、同日午後からは別室にて記者会見が開かれ、吉田雅司社長と佐川周助会長が現状と今後の課題について報告を行った。
 吉田社長はG&Gの現状について、大手ドラッグストアを中心に約40社、店舗数では約4400店舗と取引を行っていることを報告。取り組みとしては、①よりスピーディな商品開発②既存商品のリニューアル強化③質の高い情報提供・営業支援サービスの向上――の3つを掲げて活動していることを紹介するとともに、東京営業本部に設立したG&Gシェアオフィスブランドプロデュース(GGSBP)に約20社のメーカーとデザイナー5名が常駐し、スピードある商品開発を進めていることを報告した。

資生堂グループ、D&G社とライセンス契約締結

 資生堂グループはこのほど、EMEA(ヨーロッパ・中東・アフリカ)地域本社において、フレグランス事業を担うBeaute Prestige International S.A.(ボーテプレステージインターナショナル、本社仏パリ、以下BPI社)を通じて、イタリアのラグジュアリーファッションブランドを展開するDOLCE&GABBANA S.R.L.(ドルチェ&ガッバーナ、本社伊・ミラノ、以下D&G社)とフレグランス、メーキャップ、スキンケア商品の開発、生産および販売に関する独占グローバルライセンス契約を締結したと発表した。BPI社はこのライセンス契約に基づく事業活動を10月1日に開始する。
 資生堂グループは、D&G社とのライセンス契約締結により、ビューティー市場の主要3カテゴリーの中でも特に欧米において重要なフレグランスカテゴリーを強化することに加え、EMEA地域本社が有するフレグランスのセンター・オブ・エクセレンスとしての機能をさらに高めていく。


2016年7月13日号 記事一覧

会合・発表会

  • 日本ヘルスケア協会、活動方針発表 民間、国民主導のヘルスケア実現へ
  • エステー、夏の商談会開催 高付加価値アイテムが続々登場
  • 日本卸売学会、第2回研究例会開催 卸売業の期待する役割など報告
  • 小林製薬、16年秋の新製品内覧会開く スキンケア医薬品特設ブースが人気
  • サンギ、大阪で開催の日経セミナー「エナメル質へミネラル補給」に協賛
  • エステー、「赤毛のアン」抽選会開く 17万5089通から抽選
  • エックスワン、「ORIGAMIスキンケアシリーズ」新商品を発表
  • エステー、夏の卸店説明会開催 「持続的成長へ、舵を切る」

経営・施策

  • フマキラー、ディートやイカリジンを高濃度に配合した製品の開発に着手
  • サティス製薬、化粧品専用アンケートサイト「きれいラボモニター」開設
  • ファンケル、新スタンスメッセージ「正直品質。」を制定
  • フマキラー、「第13回虫や植物とふれあうコンテスト」作品募集
  • ニトムズなど3社が7月1日付で合併、新生ニトムズとしてスタート

製品・サービス

  • ライオン、Ban汗ブロックロールオンプレミアムラベルが上期コスメ1位
  • 花王、「エッセンシャル」を刷新 花王の最新のキューティクル技術を採用
  • クラブコスメチックス、「クラブ洗粉」発売110周年記念限定品を発売
  • ファンケル化粧品、マチュア世代向け新ブランド「ビューティブーケ」誕生
  • ヤマサキ「ラサーナ」、洗い流さないトリートメントから限定の香り発売
  • エキップ、「SUQQU」から洗顔料2品発売
  • マンダム、「ギャツビーつるんと肌シリーズ」など秋の新製品を発表
  • 小林製薬、「命の母」ブランドからスキンケアアイテム3品新発売
  • エキップ、「SUQQU」からカラーコンパクトなど限定品発売

宣伝販促

  • 日本香堂、「ふるさとに帰ろうキャンペーン」など夏のキャンペーン実施中
  • ジェクス、ぱいぱいでか美がラブ活アンバサダーに就任 啓発ソングも

人事・組織

  • ユニリーバ・ジャパン・HD、代表取締役に山﨑一秀氏が就任
  • クレハ、役員を選任
  • 日本製紙クレシア、役員選任
  • リブドゥコーポレーション、役員を選任
  • ユニ・チャーム、機構改革・人事異動を発表
  • サンギ、役員人事を発表
  • カスタマー・コミュニケーションズ、役員を選任

イベント・展示会

  • アース製薬、「アース・モンダミンカップ2016」開催 イ・ボミ選手が優勝
  • フューネラルビジネスフェア2016開催 葬祭関連企業127社が出展
  • ファンケル、8月にシニアツアー「第16回ファンケルクラシック」開催

施設・店舗

  • 日本家庭用殺虫剤工業会、事務所を移転 7月11日から業務開始

時評・コラム

  • 時評 50周年の日本VC協会に注目
  • らいたあ インバウンドの聖地に異変 マツキヨ心斎橋南店が移店


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