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2016年3月2日号掲載記事より

資生堂ジャパン、業界紙懇談会で16年の成長戦略など説明

資生堂ジャパン、業界紙懇談会で16年の成長戦略など説明

 資生堂は2月24日、関係業界紙との役員懇談会を開き、坂井透資生堂ジャパン社長が同社の目指す姿、2016年の成長戦略について説明。消費者が多様化、市場が劇的に変化する中、「お客さま視点に立った全員マーケティングの実行」「成長市場でもっとアグレッシブになる(お客さま・市場に強烈な印象や刺激を与え続ける)」「現場発でもっと変化に敏感になる(コマンド型経営からミッション型経営へ)」を日本事業の重点戦略に推進していく考えを語った。
 坂井社長は、まず資生堂ジャパンの発足(2015年10月)について触れ、「資生堂ジャパンの発足は、お客さま・市場が劇的に変化する中、全員がお客さま目線に立ち、組織の壁を乗り越え、スピーディーに動くことが狙いである。目指す姿は、お客さまを理解する会社、得意先を理解する会社、お客さま・得意先さまのために社員がイチガンとなる会社である」と強調。16年の成長戦略については、「基本方針はお客さまの多様化、市場の変化に応え、継続的な成長を遂げるために、『お客さま視点に立った全員マーケティングの実行』『成長市場でもっとアグレッシブになる(お客さま・市場に強烈な印象や刺激を与え続ける)』『現場発でもっと変化に敏感になる(コマンド型経営からミッション型経営へ)』」を推進していく考えを表明した。

ロート製薬、新CI「NEVER SAY NEVER」制定 様々な取り組み実施

ロート製薬、新CI「NEVER SAY NEVER」制定 様々な取り組み実施

 ロート製薬は2月24日、新CI(コーポレートアイデンティティ)制定と今後の事業戦略について発表した。山田邦雄会長兼CEOは、新CI「NEVER SAY NEVER(不可能は絶対にない)」のもと、「再生医療事業」「食品事業」「国際事業」「社会貢献、人材育成」の分野で様々な取り組みにチャレンジすると表明した。
 同社は、これまで健康寿命延伸へのチャレンジとして、既存事業領域(OTC医薬品、化粧品)を柱に、再生医療・遺伝子研究等の「先端のライフサイエンス」や農業・食等の「日常のライフスタイル」といった新しい事業領域に挑戦。「それぞれの領域を超えた“隙間”にこそチャンスがある」ことに着目し、成果を上げている。こうした背景から、それぞれの事業に参入するだけでなく、アメーバのように自在につなぐ事で新しいシナジーを創造するという「持続可能な生き残り戦略(各事業領域の隙間を埋める戦略)」を推進するべく、このほど、新CI「NEVER SAY NEVER」を制定し、「再生医療事業」「食品事業」「国際事業」「社会貢献、人材育成」――の4つの分野で様々な取り組みにチャレンジする。
 新CI「NEVER SAY NEVER」には、世の中を健康にするために自分の進むべき道を見据えどんな困難にもめげず常識の枠を超えてチャンレンジし続けるという意味が込められている。

プラネット、16年7月期第2四半期業績発表 売上高3.1%増も減益に

 プラネットは2月24日、2016年7月期第2四半期の決算短信を発表した。
 同期の業績は、売上高14億3500万円(前期比3.1%増)、営業利益3億1000万円(6%減)、経常利益3億1300万円(17.7%減)、四半期純利益1億9700万円(18.1%減)となった。従来に引き続き、主たる事業であるEDI(電子データ交換)のサービス利用企業増加とデータ利用の拡大を目指して活動するとともに、データベースサービスの付加価値向上のための取り組みに注力した結果、主にEDI通信処理データ量が増加したことに支えられて増収となった。一方、営業利益は販管費及び一般管理費が増加したこと等により減益。また、経常利益、四半期純利益については、前期は投資有価証券評価益の計上等があったものの、同期は投資有価証券評価損が計上されたことで減益となった。

日本グローブ工業会、創立50周年祝賀式開催 「業界の発展に邁進」

日本グローブ工業会、創立50周年祝賀式開催 「業界の発展に邁進」

 日本グローブ工業会は2月24日、創立50周年祝賀会を開催した。
 初めに望戸清彦理事長(三興化学工業)が挨拶に立ち、「当工業会の前身である日本ゴム・ビニール手袋工業会は昭和41年、家庭用手袋のJISの規格制定に合わせ、当時のエステー化学の鈴木社長をはじめ、岡本理研ゴム、日本ハナキ護謨製造所、タキゴム、不二ラテックス、東邦ゴム工業、当社・三興化学工業が発起人となり、花木秀一初代理事長(ハナキゴム)のもと設立された。時代はいざなぎ景気の真っ只中で、正会員36社、賛助会員12社の加盟各社は順調な発展を遂げた。その後、2度の石油ショックを経験し、またグローバル化に合わせて各社共に生産拠点を求めて東南アジア等に進出してきた。それと同時に外資系企業の加盟や、手袋の原材料が天然ゴム以外のものが増えたことから、平成14年に名称を日本グローブ工業会へと改めた。現在の加盟企業は17社だが、日本あるいは世界の手袋業界をリードし続けている企業であり、諸先輩方の功績に深甚なる敬意と感謝を申し上げる。この度、50周年を迎え、我々を取り巻く環境は益々厳しくなるが、会員各社が心新たに、お客様の安心・安全を重点に置き、当業界が更に発展するために邁進していく」と語った。

ライオン、「お洋服のスタイルガード」スペシャル動画公開中

ライオン、「お洋服のスタイルガード」スペシャル動画公開中

 ライオンは、衣類用のしわとり・消臭スプレー「お洋服のスタイルガード しわもニオイもすっきりスプレー」ブランドサイトで、スペシャル動画「突撃!ビバ太田のビバ★クローゼット」を、2月19日から公開している。
 スペシャル動画では、“1日に1億円を売る男”と呼ばれる実演販売士「ビバ太田」が登場し、「お洋服のスタイルガード しわもニオイもすっきりスプレー」を紹介する。
 ビバ太田ならではの軽快な語り口と実演で具体的な使用シーンや使い方、どのような効果があるのかを見せていく。見ているうちに“こんな困りごと、ある!ある!”と共感し、商品を使ってみたくなる動画に仕上がっている。
 また、収納のちょっとしたコツで衣類のしわを防ぐ方法や取り出しやすい収納術や衣類ケアなど、知ると試したくなる内容を紹介するスペシャルコンテンツ「ビバ太田の差がつく衣類収納術」も同時公開している。


2016年3月2日号 記事一覧

会合・発表会

  • ライオン、キレイキレイのまち坂出プロジェクト 前半2年間の活動報告
  • ライオン商事、春のペット新製品発表 「ペットヘルスケアの成長加速」
  • 資生堂、「アネッサ」新製品発表会 汗を味方にする革新的な技術を搭載
  • 伊勢半、「kiss」ブランドリニューアル発表会を開催
  • DIY協会、「DIYショウ2016」開催説明会開く 8月に幕張メッセで
  • クレンザー工業会、定例常任理事会・新春懇親会を開催
  • 油脂工業会館、平成27年度「油脂優秀論文」表彰式を開催

経営・施策

  • ミヨシ石鹸/玉の肌石鹸・三木新社長に聞く 「新たな販路開拓を展開」
  • ユニリーバ「ラックス」、福島県いわき市の小中学校3校に桜を植樹
  • WADAI “女性が生き生きと働ける”企業文化考えるイベント開催
  • 花王、第13回「花王・教員フェローシップ」参加者募集開始
  • ジェクス、L8020乳酸菌啓発サイトをオープン

製品・サービス

  • 富士フイルム、キリンビバレッジ、“飲むアスタリフト”美容系飲料新発売
  • 花王、「リセッシュ除菌EX」2品改良 皮脂酸化ブロック技術を新採用
  • ニベア花王、春夏ボディケアシリーズ「ニベアリフレッシュプラス」新発売
  • ウテナ、「シンプルバランス」「ルミーチェ」など春の新製品発売
  • ユニリーバ「アックス」、日本上陸10年目に新シリーズ「ブラック」登場
  • ライオン「プラチアス」、アナと雪の女王“エルサ”モチーフに数量限定品
  • ユニ・チャーム、「ライフリーさわやかパッド男性用『微量用』」発売
  • UYEKI、ダニ対策製品「ダニクリン」シリーズを積極展開中

宣伝販促

  • ファンケル化粧品、AOKIと新入学・新社会人男性のスキンケア啓発
  • クラシエHP、「ディアボーテ HIMAWARI」新CM放映中
  • エステー、「おひさまの洗たく くつクリーナー」キャンペーン実施中

人事・組織

  • 資生堂、ビジネスデベロップメント部を新設

決算

  • アース製薬、15年12月期は増収減益に 今期は中期経営計画達成の第一歩

イベント・展示会

  • 第98回東京医療衛生用品フェア開催 販売店などから約1300名が来場
  • 日本香堂、恒例の謝恩観劇会開催 首都圏地区愛用者ら2000名以上招待
  • J-NET中央、第73回MDF開催 日本製こだわり商品コーナー等を展開
  • ダリヤ、「サロン ド プロ 白髪川柳」2015年年間グランプリ決定

訃報・葬儀

  • JACDS名誉会長・龍生堂本店会長、関口信行氏お別れの会執り行われる

時評・コラム

  • 時評 催事企画販売は新たな切り札


上記トピックスは要約版です。記事の詳細・全文は、日用品・化粧品業界の専門紙「H&BC マーケティングニュース」最新号(水曜日発行)でご覧になれます。お申し込みは刊行物案内をご参照ください。