2016年2月3日号掲載記事より
ライオン、オールマスコミライオン会開催 800名超える関係者が参加
全国各地のテレビ・ラジオ・新聞・雑誌・広告代理店などマスコミ関係者トップとライオン首脳並びに同社マスコミ担当者との絆を深める「2016年オールマスコミライオン会」が1月26日、800名を超える関係者が参加し盛大に開かれた。
初めに藤重貞慶会長があいさつし、同会が第9回目を迎えたことへの謝意を表すとともに、マスコミライオン会の目的が、①全国のマスコミ関係者にライオンの考え方や目指す道の理解を得る②日頃の交流への感謝③マスコミ各社の交流の場――にあると明言。「今後も人と人のつながり、『今日を愛する。』を大切にしていく」と話した。
続いて濱逸夫社長が、2016年の経営方針について説明。「ライオンの挑戦」として、まず経営概況では、15~17年のV2計画において構造改革に取り組む中で収益力が大きく向上していることを挙げ、「Vision2020」の達成に向け、事業成長の更なる加速を図ることを強調。ライオンが目指すものでは、リーディングカンパニーとして「常に選び続けられる存在になりたい」と述べ、参加者に真のパートナーとしての取り組みの継続を求めた。
アース製薬グループ、16年度方針発表会開催 グループシナジー最大化へ
アース製薬並びに、バスクリン、白元アースのアース製薬グループ3社は1月20日、大阪市内の帝国ホテル大阪において、同じく22日には東京・台場のホテルグランパシフィックLE DAIBAで「2016年度アース製薬グループ方針発表会」を開き、卸店、販売店などが参加、大阪会場には438人、東京会場には521人が出席した。
今回の方針発表会では、アース製薬の川端克宜社長が、アース製薬グループ全体の経営方針を発表。更に同社営業本部本部長の降矢良幸取締役が「殺虫剤・園芸用品の営業方針」、バスクリンの古賀和則社長が「入浴剤の営業方針」、白元アースの吉村一人社長が「防虫剤の営業方針」について、それぞれがグループを代表して主要カテゴリーの取り組みと今春の新製品について説明を行い、グループ3社が一体となって市場拡大に取り組む姿勢を鮮明に打ち出した。
ウエルシアHD、15年3月~11月期は増収増益に 既存店売上高が伸長
ウエルシアホールディングスは1月21日、「2016年2月期第3四半期決算説明会」を開催。同期の業績について説明した。
同期の連結業績は、売上高3769億7000万円(前年同期比33.5%増)、売上総利益1056億7000万円(34.3%増)、販売費及び一般管理費935億7500万円(34.5%増)、営業利益120億9400万円(32.1%増)、経常利益131億4800万円(32%増)、当期純利益65億4100万円(18%増)の増収増益となった。
既存店売上高は、店舗改装を実施したことと、調剤部門が牽引したことにより6.7%伸長した。
水野社長は「今後、2ケタの増収増益を実現しながら経営統合をスピードをもって進めるとともに、引き続き、ウエルシアモデルの取組みである24時間調剤応需体制、ウエルシア オアシスの展開等を評価し、業績の更なる向上を目指し邁進していく」と述べた。
クレハ、販売方針説明会開く 「キチントさん」育成に注力
クレハは1月21日、「NEWクレラップ・キチントさん2016年度販売方針説明会」を開催。「NEWクレラップ」のリニューアルや「キチントさん」シリーズの新製品と育成策などについて発表した。
はじめに小林豊社長があいさつに立ち、「高機能材を利益の柱にするためには経営基盤を盤石にする必要がある。その役割を担っているのが家庭用品事業の『NEWクレラップ』『キチントさん』である。この事業は、国内中心だが、人口・世帯数が減少していく中で、勝ち残るためにはお客様の支持を得ることが重要であり、そのためにお客様のニーズ、ウォンツを把握し、使い勝手の良い商品を提供していく」と語った。
次に山田文彦家庭用品事業部長が2016年度の販売方針を説明した。
山田部長は、まず「キチントさん」シリーズの「フライパン用ホイルシート厚手」「マチ付きフリーザーバッグ」、そして「NEWクレラップ」のリニューアル(4月から順次切り替え)について説明。また、2015年のラップ市場は金額ベースで約440億円となり前年に比べて約10億円拡大したが本数ベースは若干減、面積ベースではほぼ横バイとなっており、1本あたりの長尺化と価格の上昇によって金額ベースの拡大になったこと、同社は市場の活性化のための活動に注力しており、今後も積極的に取り組んでいくこと、そして、「NEWクレラップ」を適正な価格で販売するために消費者の支持を得ることが重要になり、そのために料理教室やキャンプイベントなど消費者との直接的なコミュニケーション活動に注力していることを紹介した。
小林製薬、母子家庭支援を目的にした新社会貢献活動を発表
小林製薬は1月21日、未来を担う子どもたちの支援として、NPO法人「フードバンク山梨」(山梨県南アルプス市、米山けい子理事長)が実施している「フードバンクこども支援プロジェクト」に協賛し、新たに「青い鳥こども支援プロジェクト」として母子家庭を支援することを発表した。
同社では、次世代を担う全ての子どもたちが今日の暮らしを案ずることなく、未来に夢と希望を持ち、健やかに育つことを願い、今回フードバンク山梨と協同でこの課題の解決に取り組むことを決定した。
支援の概要は、フードバンク山梨が実施している「フードバンクこども支援プロジェクト」に協賛し、年に1000万円を運営費として寄付し、新たに「青い鳥こども支援プロジェクト」としてフードバンク山梨と協同で、全国から集まってきた食糧(お米、缶詰、カレー、お菓子、カップ麺、ジュース、粉ミルクなど)総量約10kgを、定期的な支援を希望する母子家庭に対して、2週間に1回宅配便で送付するというもの。
2016年2月3日号 記事一覧
会合・発表会
- 小林製薬、大阪で新製品内覧会開く インバウンド需要の近況など紹介
- フマキラー、大阪で政策共有会開く 卸店、販売店など440人が出席
- ファンケル化粧品、無添加男性化粧品「ファンケル メン」を発表
- 日衛連、新春講演会・賀詞交歓会開く 「尽善尽美」の志で業界活性化を
- 日本香料工業会、通常総会・賀詞交歓会開く 近藤隆彦会長が再任
- 白元アース、全国8都市で春季商談会開催 「ノンスメル」をリブランド
- 大日本除虫菊、関東地区製品説明会開く 空間用虫よけ市場復活を目指す
- 日本香堂、関東地区の卸店招き恒例の新春懇親会開く
経営・施策
- 新日本スーパーマーケット協会、「第8回ベスト店長大賞」受賞者2名を選出
- プラネット、「2016年春夏新製品カタログ」発行
製品・サービス
- ライオン、Banデオドラントパウダースプレートレンドセレクション新発売
- 旭化成HP、「ジップロック コンテナー」重なる容器デザインに改良
- ライオン、「キレイキレイ薬用泡ハンドソープ」に抗菌性ポンプヘッド採用
- クラシエHP、「ナイーブ泡で出てくるボディソープハローキティ」限定発売
- 王子ネピア、nepia鼻セレブ「華麗なる名馬シリーズ」第7弾を限定発売
- ニベア花王、「ニベアサンプロテクトプラスUVミルキィエッセンス」新発売
- マンダム、低刺激処方のシートマスク「バリアリペア」改良発売
- コーセーコスメポート、ソフティモから「クレンジングコットン」新発売
- ユニリーバ、ヘアケアブランド「クリア」から次世代スカルプケア新発売
- 桐灰化学、「へそきゅう」でおやすみ前の新温熱習慣を提案
- シック、「シック ハイドロシルク」など女性用カミソリ新製品を発売
- P&G、「レノアハピネス」からクラッシーフローラルを新発売
- ユニリーバ、「ドメスト」「ジフ」数量限定ふなっしーボトル第3弾発売
- P&G「ボールド」、プラチナフローラル&サボンの香り新発売
- ジェクス、超薄型汗取りパット「ア・セーヌ汗取りパット スリム」新発売
- ジェクス、新形状コンドーム「激ドット」新発売
宣伝販促
- 大日本除虫菊、第44回KINCHO防虫剤V.I.P陳列コンテスト概要発表
- サンスター「トニック」、back numberとコラボキャンペーンを実施
- 伊勢半、「ヘビーローテーション」イメージキャラに今井華を起用
- エステー、「ムッシュ熊雄」LINEスタンプをスタート
人事・組織
- ミヨシ石鹸、三木晴信氏が新社長に就任
- エステー、4月1日付で組織改定・執行役員管掌変更を発表
- クラシエHP、関連会社人事異動を発表
決算
- 小林製薬、16年3月期第3四半期は増収増益に 12月決算への変更も発表
- エステー、16年3月期第3四半期決算 「シャルダンステキプラス」など貢献
イベント・展示会
- G&G、第44回春季展示商談会開き1426SKU展示 約400名が来場
- リードEJ、「化粧品開発展」「国際化粧品展」開催、637社が出展
- トゥディック、第23回春の商談会開催 「新たな売場の創造に注力」
- ドラッグストアMD研究会、新春政策セミナー開き約300名が参加
時評・コラム
- 泡沫 金沢の近さ実感させる北陸新幹線
- らいたあ 10数秒で予定外の行動に導く 人の心を掴む仕掛け
上記トピックスは要約版です。記事の詳細・全文は、日用品・化粧品業界の専門紙「H&BC マーケティングニュース」最新号(水曜日発行)でご覧になれます。お申し込みは刊行物案内をご参照ください。