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2015年10月28日号掲載記事より

ガーデンEXPOなど園芸関連5展開催 アース製薬・フマキラーなど出展

ガーデンEXPOなど園芸関連5展開催 アース製薬・フマキラーなど出展

 園芸・農業などに関するアジア最大の商談専門展示会「第9回国際ガーデンEXPO」「第12回国際フラワーEXPO」「第5回国際道工具・作業用品EXPO」「第5回国際農業資材EXPO」「第2回国際次世代農業EXPO」の5展(主催=リードエグジビションジャパン)が10月14~16日の3日間、千葉・幕張メッセで同時開催された。
 今年は、5展合わせて世界25カ国から1760社が出展し、特設会場では、出店者による新作発表及び製品PRセミナーや、各展示会にまつまわるコンテスト表彰式、受賞新作の展示などが活発に行われ、小売業、卸売業、通販業のバイヤーなど業界関係者4万2368人(前年比109.1%)が来場した。
 中でも園芸・造園業界の専門家同士の商談の場として2007年から開催している「第9回国際ガーデンEXPO」は毎年規模を拡大し、過去最多の260社が出展。“ガーデニング女子”向けのデザイン性にこだわった製品などが注目を集めていたほか、アース製薬、住友化学園芸、フマキラーなどが来春発売の新製品などを披露した。

NSファーファ・J、「ファーファのものつくり部」新柔軟剤をお披露目

NSファーファ・J、「ファーファのものつくり部」新柔軟剤をお披露目

 NSファーファ・ジャパンは、顧客と直接関わりながらモノづくりを行うコミュニティ「ファーファのものつくり部」で開発した新柔軟剤「ファーファトリップ イギリスイングリッシュローズティーの香り」を、“紅茶の日”である11月1日、ネット通販限定で数量限定発売する。これを記念して、10月18日、ファーファものつくり部部員29名とその同伴者15名の合計44名を招いて、お披露目会を行った。
 「ファーファのものつくり部」は、顧客が真に求めている商品を開発するため、同社の商品開発担当者と顧客がFacebookページとWEBサイトを通じてコンセプト、商品内容、容器デザインなどの決定に向けて、ともに意見を出し合いながら商品を開発するコミュニティ。第1弾となる今回は、同社の人気柔軟剤「ファーファトリップシリーズ」の商品開発。全国から多数の応募が寄せられた中から抽選で129名が部員として参加。そしてこのほど、イギリスをテーマにした新商品「ファーファトリップ イギリスイングリッシュローズティーの香り」を数量限定発売する。
 お披露目会の会場では、各部員が用意した“ファーファ”をモチーフにした装飾品が飾り付けされるとともに、クッキーやチョコレート、ケーキなどもの差し入れもあり、さながらパーティのような雰囲気のもとで新製品が披露された。また各部員は、実際に同品を使って洗濯して香りを確認し、使用感を確かめた。

日東電工、「巨大コロコロミュージアム」東京・大阪で期間限定オープン

日東電工、「巨大コロコロミュージアム」東京・大阪で期間限定オープン

 ニトムズの親会社である日東電工は、同社のイノベーションを体験できるイベント「Nitto Innovation Museum」を東京・丸の内KITTEアトリウム(会期=10月15~18日)と、グランフロント大阪うめきた広場(10月23~24日)で開催した。
 「Nitto Innovation Museum」は、Nittoグループを紹介する体感型展示イベント。一般消費者向けの代表製品の1つで、今年ブランド30周年を迎える「コロコロ」(発売=ニトムズ)を通常の約60倍(幅10㍍×高さ3㍍)の大きさにした“巨大コロコロ”ミュージアムを設置し、外見からは想像できない未来をイメージした内部で、「コロコロ」を支える技術をはじめ、あらゆるシーンで新たな価値を生み出してきた同社の技術と目指す未来を紹介した。
 開催初日には、丸の内KITTEアトリウムで報道関係者向けのオープニングイベントを実施。髙﨑秀雄社長が挨拶に立ち「当社は2018年に創立100年を迎える。これまでグローバル化を進め、現在では27カ国に100社のグループ会社を持ち、売上の7割が海外を占める。製品数は70業界以上で1万3000種類を超えており、世界№1シェア製品を作る『グローバルニッチ戦略』と、各国・エリア№1シェア製品を作る『エリアニッチトップ戦略』に取り組んできている。本日からの新しいイベントなどを通じて、少しでも当社のご理解いただければと思う。当社は今後も、皆様に愛していただけるブランド作りに邁進していく」と述べた。

花王グループ、「手話によるお問い合わせ窓口」開設 聴覚障がい顧客対応

 花王グループは、10月、電話での問い合わせや相談が困難な聴覚障がいのある顧客向けに、「手話によるお問い合わせ窓口」を開設した。
 この相談窓口は、花王、ニベア花王、カネボウ化粧品の製品に関する問い合わせについて、顧客がパソコンやタブレット端末、スマートフォンから専用アカウント(ID)にテレビ電話をかけると、手話通訳士を介して、花王グループの消費者相談室のオペレーターに質問や相談をすることができる。
 相談窓口の対応時間は平日午前9時~午後5時(年末年始を除く)で、対応ソフトはSkype。対応言語は、日本手話、日本語対応手話。Skype IDは、花王/ニベア花王=kao[at]shur.jp、カネボウ化粧品=kanebo[at]shur.jp。

サプリコ、富山でメンバー社会議開催 「正しいおむつの選び方」を講演

サプリコ、富山でメンバー社会議開催 「正しいおむつの選び方」を講演

 地域卸のネットワークグループ・サプリコは、10月16日、富山市の富山県民会館で、メンバー社会議を開催した。
 はじめに竹内社長があいさつに立ち、「今回のメンバー社会議では、ここ富山の大協紙商事の関連会社・むつきやの荒木代表に『正しいおむつの選び方』と題する講演をしていただく。今後のことを考えた時に、地域卸は現状のビジネスだけでは継続できるか、皆が自問し、模索されていると思う。むつきやでは、大人用紙おむつを直接使用している個人に販売しているが、徐々に販売方法を確立しながら、成果を上げておられる。今日は、その事例を教えていただき、参考にさせていただきたい」とあいさつした。
 この後、メーカー企画説明が行われ、特種東海製紙グループ・トライフがペーパータオルの同社の資産設備、ペーパータオルの特長などについて説明。
 次に大人用おむつの宅配サービスを行う専門店「むつきや」荒木和之代表が「正しいおむつの選び方」と題した講演を行った後、大協紙商事の入部由美社長が「むつきやではおむつ教室を介護施設などで行って、ケアマネージャーやヘルパーの方々から信頼を得ています。こうした方々に個人のお客様を紹介いただき、『むつきやに任せればおむつのモレは解消してくれる』と言っていただけるまでになってきました」と語った。


2015年10月28日号 記事一覧

会合・発表会

  • 石洗工、第10回アジア・オセアニア会議開催 国内外から約280名来場
  • キリン堂、創業60周年記念式典・祝賀会に357社820名が参加
  • サンスター、「いい歯の日」はG・U・M“歯周病予防×健康”を伝達
  • 企業メセナ協議会、メセナアワード2015受賞活動記者発表会行う
  • 日石工組東日本支部、平成27年度第3回研修会開催「老舗企業から学ぶ」

経営・施策

  • ロート製薬、震災復興支援事業に協力 ハラル食試食会を共催

製品・サービス

  • PRページ 花王 あきらめていた臭い・汚れに「消臭ストロング」シリーズ
  • フマキラー、「アレルシャット」からウイルス花粉対策スプレー新発売
  • ニトムズ、研磨剤入スポンジシリーズ第2弾「スティック」新発売
  • 大王製紙、「アテントさらさらパンツ長時間お肌安心」発売
  • ジョンソン、「スクラビングバブル強力ジェルバス用・キッチン用」新発売
  • エステー、ディズニー「ツムツム」デザインの消臭力を冬限定発売
  • 花王、「ソフィーナ」の新たな情報発信拠点を銀座にオープン

宣伝販促

  • ライオン、「ソフラン」発売40周年記念「LOVE Familyキャンペ」実施中
  • パナソニック「エボルタ」、乾電池&ロボット性能実証実験を今年も実施
  • ジェクス、第8回ミセス日本グランプリに協賛 製品サンプリングも実施

人事・組織

  • P&G、アジアパシフィック地域プレジデントの桐山一憲氏が退任

決算

  • ウエルシアHD、15年3~8月決算は増収増益に 既存店実績が伸長
  • 資生堂、15年12月期第2四半期業績予想を上方修正

調査・統計

  • KSP-POS 2015年9月 カテゴリー別ランキング

イベント・展示会

  • フマキラー、「第12回虫や植物とふれあうコンテスト」審査発表会開催
  • JILS、ロジスティクス全国大会開催 具体的な取り組み指針など紹介

時評・コラム

  • 泡沫 いまは明治維新を超える時代の変わり目

特集 【カイロ】

    特別企画

    • カイロ市場、安定した需要獲得する施策がカギ ロイヤルユーザー需要確保
    • 桐灰化学 「桐灰あったかぬくぬくキャンペーン」実施
    • 立石春洋堂 カイロ「ホット驚く」を中心に安定供給図る
    • オカモト 「貼る快温くんプラス温度2段階」新発売
    • 大日本除虫菊 温感香料配合の機能性カイロ「貼れる香るどんと」拡販
    • エステー 「はるオンパックス/同ミニ」などをリニューアル

    特集 【卸流通】

    • 生活のライフラインとして機能する卸売業 インバウンド需要が追い風に
    • PALTAC 社会に真に必要とされる中間流通業に向けて取り組む
    • 全卸連・森友会長インタビュー 「地域卸は“一地域一品運動”を」
    • ときわ商会 「伝えたくなる感動を商品に」を企業理念に付加
    • あらた・畑中社長インタビュー 「主体性のある次世代型卸商社へ」
    • 中日物産 9月に新システムが始動 店頭支援向けPOP施策を強化
    • 中央物産・児島社長インタビュー 品揃え機能にマーケティング機能を付加
    • J-NET中央 物流機能及びマーチャンダイジング機能の特化を追求
    • 森川産業・今川副社長インタビュー 内部管理の見直しと営業力強化を実施
    • カスタマー・コミュニケーションズ ウェブサービス「ウレコン」機能拡大
    • ハリマ共和物産 今期はインバウンド消費がプラス要因で好調に推移
    • 大木 「大木ホールディングス」設立 消費者の満足を実現することが使命
    • こもりコーポ・小森社長インタビュー 売上げ貢献・市場活性化目指す
    • 東流社 設立満20年 感謝の気持ち忘れず更なる発展目指す
    • サプリコ 共同企画販売など3事業が順調 74のメンバー社が参加
    • プラネット・玉生会長インタビュー 「周りを気遣う心配りが日本の強み」


    上記トピックスは要約版です。記事の詳細・全文は、日用品・化粧品業界の専門紙「H&BC マーケティングニュース」最新号(水曜日発行)でご覧になれます。お申し込みは刊行物案内をご参照ください。