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プラネット、15年7月期決算は増収増益に　「ビジョン2025」発表

　プラネットは9月28日、「2015年7月期決算説明会」を開き、同期の業績並びに経営戦略を説明。田上正勝社長は、経営戦略の説明の中で、将来ビジョン「ビジョン2025」を発表した。
　同期の業績は、売上高28億1500万円（前期比2.6％増）、営業利益6億8200万円（0.9％減）、経常利益7億4100万円（3.4％増）、当期純利益4億4300万円（10.3％増）となった。
　売上高の増加は、主にＥＤＩ通信処理データ量の着実な伸びによる。販売費及び一般管理費は、インバウンド需要調査等の調査研究への積極的な取り組み、社員の成長促進を目的とする新人事制度の導入、並びに設立30周年記念行事の実施等の影響で前期より6.7％増加の11億1100万円となった。このため営業利益は、前期より0.9％減少。経常利益は、投資有価証券評価益等の営業外収益の発生により、3.4％増加した。
　経営戦略については、「ビジョン2025」を発表。「ビジョン2025」は、①企業取引における業務効率の追求②企業間におけるコミュニケーションの活性化③流通における情報活用の推進④社会に役立つ情報の収集と発信――を行うことで業界を元気にし、社会に貢献する会社を目指す。コーポレートスローガンは、「広く遍く～消費財流通の情報インフラであり続けます～」。

キリン堂ＨＤの子会社と阪神電鉄、大阪駅前に都市型医療モールをオープン

　キリン堂ＨＤの子会社・ソシオンヘルスケアマネージメントと阪神電気鉄道は10月1日、大阪・西梅田の「ハービスＰＬＡＺＡ」の4階に都市型医療モール「インターナショナル・メディカルスクエア」をオープンした。
　同医療モールは、「Ｈｉｇｈ　Ｃｌａｓｓ　Ｈｏｓｐｉｔａｌｉｔｙ」をコンセプトにしたグローバルスタンダードの医療を提供する都市型クリニックモールで、医療機関テナント4施設、メディカル＆ビューティサービステナント4施設の計8施設（全体で1400平方㍍）で構成されている。
　また、モール内には、保険調剤薬局として「キリン堂ハービスプラザ店」がテナント出店しており、同クリニックモールの医療施設（3施設）の受診者の処方箋受付を行うほか、近隣にドラッグストア等がないことから、緊急ニーズに対応するための一般医薬品なども品揃えしている。また、併設の「キリン堂セミナールーム」では、「健康セミナー」「相談会」を定期的に開催し、地域コミュニティの中核を担う新たなヘルスケア拠点を目指す。

麻友、麻友三愛会27年度総会開く　売上高前年比103.1％を達成

　麻友と取引メーカーの親睦会・麻友三愛会は9月17日、平成27年度総会及び第41回親睦ゴルフ大会を開いた。
　初めに小仲正久会長（日本香堂取締役相談役）があいさつ。小仲会長は、「麻友三愛会を支えてくださる会員の皆様の思いを大切にしていきたい」と述べ、同社と参加者に敬意を表した。
　議案審議のあとあいさつに立った清水政弘社長は、同社の第62期（14年7月～15年6月）の業績について、売上高が前年比103.1％を達成。営業利益は3.3％増、経常利益3.6％増となり、増収増益を達成したことを報告。第63期は売上高で前年比103％を設定しており、7月以降、順調な推移をみせていることを明らかにした。

ユニ・チャーム、「ピンクリボン活動」8年連続で実施　サイトでクイズも

　ユニ・チャームは、女性の乳がんによる死亡率の低下を目指し、乳がんの早期発見・早期診断・早期治療の大切さを訴える「ピンクリボン活動」を8年連続で実施する。
　同社では、2008年より継続して実施している募金活動や、対象商品「ソフィボディフィット」の売上の一部を関係団体（検診の推進、検診機器の整備、がんの正しい知識普及、患者のケアなどの活動を推進）に寄付することに加え、対象商品のパッケージに乳がんの早期発見の重要性を伝達するアテンションを表記することで、「ピンクリボン活動」の目的を知ってもらうことにも注力していく。
　また、昨年に続き今年も「ソフィ　ピンクリボンサイト」で、ピンクリボン活動に関連するクイズを用意。今年のクイズ募金は、乳がん対策には早期発見が重要で、それには定期的な検診が大切であることを、わかりやすく学習できる構成となっている。なお、クイズに回答すると正解不正解に関わらず「公益財団法人日本対がん協会」に募金される。

マックスファクター、スキンケアに特化へ　2016年8月から社名変更

　Ｐ＆Ｇマックスファクター合同会社は9月30日、従来のスキンケア、カラーコスメティックスの両方に関わる化粧品事業から、よりスキンケアに特化した事業へと変更、強化するとともに、社名を2016年8月（予定）から「Ｐ＆Ｇプレステージ合同会社」と変更することを発表した。
　日本における化粧品事業は今後、スキンケアセグメントに特化し、「ＳＫ―Ⅱ」ブランドを主体に、プレステージ製品とプレステージサービスを消費者に提供する新しい事業モデルへと変更、強化し、今後より一層の事業成長を図る。