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2015年7月8日号掲載記事より

花王、東京ディズニーランド&シーの協賛スタート OPセレモニーを実施

花王、東京ディズニーランド&シーの協賛スタート OPセレモニーを実施

 花王は、7月1日から、東京ディズニーランド、東京ディズニーシーの参加企業として、東京ディズニーランドの「スプラッシュ・マウンテン」と東京ディズニーシーの「トイビル・トロリーパーク」「トイ・ストーリー・マニア! 」の提供を開始。併せて、新たに登場した「ハンドウォッシングエリア」の提供も開始し、この新スポットのオープニングセレモニーを同日、東京ディズニーランド「クリッターカントリー」で実施した。
 「ハンドウォッシングエリア」は、「クリッターカントリー」「アメリカンウォーターフロント」と、両パークの一部のレストルームに設置された新スポット。ボタンを押したり手をかざすとミッキーマウスの形をした泡が出てきて、楽しみながら手を洗うことができる。
 オープニングセレモニーでは花王・澤田道隆社長があいさつに立ち、「子どもたちが、パークの中で笑顔の清潔体験をし、“清潔”“綺麗”に目覚め、家に戻って手洗いの習慣を身に付けていただきたい。こういう繋がりができれば、このパークと日常の世界をつなぐ良い思い出作りになるとともに、良い形での手洗い習慣の習得、衛生意識の高揚につながると思う。今回の協賛は、笑顔の架け橋による衛生、また次世代の育成への貢献とご理解いただきたい」と語った。

小林製薬、秋の新製品説明会開く 乾燥肌治療薬「さいき」など発表

小林製薬、秋の新製品説明会開く 乾燥肌治療薬「さいき」など発表

 小林製薬は7月1日、近畿地区の卸店、販売店を招き「2015年秋の新製品説明会」を開催した。今秋は、肌の奥から修復し治療する顔などの乾燥肌治療薬「さいき」(第2類医薬品)、女の子のトイレ空間をキュートに演出するトイレ用芳香剤「Sawaday PINKPINK for TOILET」、保湿ローションを配合した優しく気持ちいいつけ心地のマスク「のどぬ~るマスクはだごこちローションマスク」――など14品目の新製品が発表され、これらの初年度売上目標の合計は48億円となっている。
 今回は会場レイアウトを大きく変更。上記3製品に加え、胃酸の逆流を胃の機能から改善する「ギャクリア」(第2類医薬品)、プリン体を吸着・排出するプリン体対策サプリメント「小林製薬の栄養補助食品プリトロール」、100%有機栽培のオーガニックアロエベラ配合のスキンケア「アロケア」の計6製品は特設ブースで、複数の説明員によるプレゼンテーションが行われた。また、製品ブースでは、5000㍉㌘のエキスを配合したブランド最上位アイテム「ナイシトールZ」、タバコ臭と便臭にそれぞれ強力な効果を発揮する専門消臭元「消臭元タバコストロング/トイレの消臭元便臭ストロング」などの新製品・アイテム追加品・リニューアル品を披露。このほか、会場には同社の「インバウンド需要」の近況を説明するコーナーが設置され、インバウンド店舗での販売比率の高い同社製品の紹介や、直近の3~5月は売上げが急伸長していることなどを報告していた。

サンスター財団、千里歯科診療所をリニューアル 理想の診療所目指す

サンスター財団、千里歯科診療所をリニューアル 理想の診療所目指す

 サンスター財団は、サンスター財団附属千里歯科診療所を、商業施設「SENRITOよみうり」(大阪府豊中市)に移転、7月3日からリニューアルオープンした。
 千里歯科診療所は、1977年の開所以来、親子の歯科保健と歯周病を中心に、予防から専門医による高度な歯科治療まで取り組んできた。このほど、地域の新たなニーズに的確に応えるため、診療体制とともに設備を大きく拡充。子供から高齢者まで幅広い患者のお口の健康はもちろん、家族全員の全身の健康を考えた歯科診療所に生まれ変わった。
 リニューアルされた同診療所は、待合室、診療室(計16室:初診室1室、一般診療室5室、メンテナンスルーム5室、ファミリー診療室2室、特別診療室3室)、カウンセリングルーム3室、消毒室、受付を配置。特に、カウンセリングもできる診療室を置いたほか、ファミリー診療室はキッズルームも併設していて家族で訪れることができる。スタッフは歯科医師5名、歯科衛生士12名等24名。年間3万3000~5000名の患者に対応。
 7月1日には記者発表会が行われ、本田孔士理事長があいさつに立ち、「当診療所は、NPO法人的に利潤を追求せず、歯科疾患を減らしていくべく、“治療よりも予防”という観点で運営していく」と述べた。

ライオン、「ビトイーン贅沢Care」テレビCMに市川海老蔵を起用

ライオン、「ビトイーン贅沢Care」テレビCMに市川海老蔵を起用

 ライオンは、歌舞伎役者であり俳優の市川海老蔵を起用した「ビトイーン贅沢Care」のテレビCMを7月15日から放映する。
 CMでは、市川海老蔵の重厚な所作と、磨いた瞬間の驚きの表情で、「ビトイーン贅沢Care」のたっぷりな毛束で歯を磨きあげる心地よさを伝える。
 今回、同社は、「ビトイーン贅沢Care」の特長である“磨いた瞬間に感じる、贅沢に敷き詰められたたっぷりの毛束”への驚きを印象的に伝えるために、「本当に贅沢なもの」を知り尽くしたキャラクターとして、市川海老蔵を起用した。

資生堂、国内化粧品事業の一部を資生堂販売に承継 商号も変更へ

 資生堂は6月30日、日本国内における化粧品事業の一部を会社分割により10月1日付で資生堂販売に承継させるとともに、商号を「資生堂ジャパン㈱」に変更し、日本地域本社としての位置づけを明確化させると発表した。
 同社では、各地域での事業活動の全てについて責任と権限を持つ「地域本社」の発足を進めているが、このほど、最重要市場の1つである日本においても、開発から販売まで一体となった組織の中で消費者や市場の動きを迅速かつ的確に捉える体制を築くべく、販売会社を母体とした日本地域本社を発足させることとした。


2015年7月8日号 記事一覧

M&A・設立

  • 資生堂、インドネシアで合弁会社「PT資生堂プロフェッショナル」設立

会合・発表会

  • 日本香堂、お盆需要期キャンペーン発表 「青雲」50周年記念を核に展開
  • 防虫工・防虫協、定期総会開催 防虫剤の「公正マーク」表示がスタート
  • 西化工、第65回通常総会開催 「日本製」が訪日外国人の商品選択基準に
  • 日本ロレアル、新プラットフォーム発表 クッションファンデなど紹介
  • セーレン、最高級アンチエイジングライン「コモエース プレミアム」発表
  • 常盤薬品工業、新エイジングケアブランド「セルファーマ」を発表
  • JADMA、第4回定時総会開催 「通販110番」のPR推進

経営・施策

  • 北海道の流通状況を探る インバウンド需要拡大も市況は厳しい環境続く
  • サンワドー、商号を「DCMサンワ」に変更
  • 花王、「コーポレート・ガバナンスに関する報告書」を公表
  • ライオン、「雨活アイデアコンテスト2015」作品募集開始
  • 資生堂、子会社アユーララボラトリーズをアインファーマシーズに譲渡

製品・サービス

  • 花王、「ウルトラアタックNeo」改良 “密着汚れ”も一気に洗浄
  • ユニ・チャーム、「センターインコンパクト」ViVi Girlデザイン限定発売
  • UYEKI、「ダニクリンWケア」国内外で根強い人気 ダニ対策を提案

人事・組織

  • 花王、7月1日付で人事異動・機構改革を発表
  • 花王CMK、7月1日付で人事異動を発表
  • 白十字、天田泰正氏の新社長就任など役員体制を発表
  • 牛乳石鹸共進社、役員を選任
  • 日本製紙クレシア、役員を選任
  • あらた、取締役を選任
  • ツルハHD、新役員を内定
  • ハリマ共和物産、役員を選任

調査・統計

  • SM3団体 15年5月実績速報 全店、既存店ともに前年同月上回る
  • JFA 15年5月度コンビニ統計 既存店ベース売上高2カ月連続増に

イベント・展示会

  • ピップグループ、秋の「ウエルネスフェスタ」7月22~23日に東京で開催
  • エステー、「赤毛のアン」キャストに上白石萌音、さくらまやの10代コンビ
  • 「よみうり終活フェスタin大阪」に孔官堂が出展 製品を積極アピール
  • コスメテックJ、エイジレス・タイムリーをテーマにCITE JAPANに出展
  • フマキラー、「囲碁マスターズカップ」準決勝戦大盤解説会を開催

時評・コラム

  • 時評 地域卸の情報共有に一考を
  • 泡沫 傲慢が生む政治の貧しさ

連載・講演

  • プラネット30周年欧州視察ルポ③ 流通視察編(下) 世界初の百貨店へ

その他

  • 企業メセナ協議会、メセナ認定「This is Mecenat」に122件を認定

特集 【H&BC/オールトイレタリーズ】

    特別企画

    • 総論 各カテゴリーで高付加価値品が伸長、平均単価も上昇
    • 固形石鹸 高い商材力を重視した売場作りを推進
    • ハンドソープ・洗顔・ボディ用身体洗浄剤 適正価格での販売が課題
    • 衣料用洗剤 14年市場は縮小傾向に 存在感示す超コンパクト液体洗剤
    • 台所用洗剤 大手ブランドがラインアップ拡充、高い機能性を店頭で訴求
    • 洗濯仕上剤 市場は更に拡大、香り以外の付加機能の提案も活発に
    • オーラルケア 高機能品が市場を活性化、オーラルケア意識向上で堅調推移
    • ヘアケア 消費者ニーズが多様化、セグメンテーション化も更に進行
    • ヘアカラーリング 市場は微減、女性黒髪用の再構築に向けた動きが活発化
    • スキンケア化粧品 セルフ市場での購入機会の拡大に注力を
    • 制汗デオドラント剤 14年は需要期の天候不順で市場は縮小
    • ウェットシェービング 14年は消費増税の影響で横バイに
    • 入浴剤 健康志向の高まり、癒しブーム背景に市場は堅調に推移
    • ラップ・調理保存関連品 ラップ市場は約400億円強 商品改良が奏功
    • アルミホイル・アルミ箔関連品 シリコーン加工ホイルの成長で市場が拡大
    • 手袋 衛生意識の高まりや用途拡大で14年度は順調に成長
    • 繊維製品防虫剤 14年は前年割れ、収納形態の変化でクローゼット用が伸長
    • 住居用洗剤 新発想・新剤型の製品の定着進む
    • コンドーム 薄物コンドームの国内需要とインバウンドで市場拡大
    • カイロ シーズンの天候問わず安定した需要獲得する施策が鍵に
    • 殺虫剤 14年度は天候不順で厳しい推移もデング熱対策需要で微増に
    • 芳香消臭剤 車用の伸長続くも部屋用・トイレ用は前年割れに
    • 子供用紙おむつ 各社が価値訴求型新製品を投入して市場は堅調推移
    • 大人用排泄ケア 高齢化が進行する社会的な背景のもと毎年着実に成長
    • フェミニンケア 14年度は消費増税の影響低く、1120億円と前年上回る
    • 家庭紙 消費増税反動後の回復早く、市場は各分野で前年上回る結果に
    • ローソク 14年は消費増税の反動に加えお盆商戦の低迷が響く
    • 線香 14年は増税の影響で微減、新たな掘り起こし策で活性化へ
    • ガーデニング 市場は堅調推移、殺虫剤大手も積極的に新製品投入
    • ペット関連品 犬・猫の飼育頭数減も付加価値品選ぶ飼育者の増加で堅調
    • 電池 アルカリマンガン乾電池は数量・金額ともにマイナスで推移


    上記トピックスは要約版です。記事の詳細・全文は、日用品・化粧品業界の専門紙「H&BC マーケティングニュース」最新号(水曜日発行)でご覧になれます。お申し込みは刊行物案内をご参照ください。