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花王コラボレーションフェア2015開催　新たな市場共創へ

　花王は6月3～4日の2日間、国内外の販売店約1500人を招き、「花王コラボレーションフェア2015」を開催した。今回のフェアは、「資産の融合による新たな市場共創」をテーマに消費者満足の向上を目指した売り場・売り方の実現に向けたコラボレーション提案を行うとともに、秋の新製品を発表。初日には、澤田道隆社長、竹内俊昭花王カスタマーマーケティング（花王ＣＭＫ）社長が記者会見を行い、花王グループの現状や今後の方向性などについて説明した。
　フェアに先立ち、記者会見した澤田社長は、花王の状況について、ＳＲＩデータ79品目全体で昨年は全ての月においてシェアがアップしたことや2015年12月期第1四半期（15年1～3月）連結業績は想定内だったこと、4～5月は業績が好調に推移していることから、花王グループ中期3カ年計画「Ｋ15（kao Group Mid-term Plan2015）」の目標達成に向けて予定通り進んでいると報告した。

資生堂、日本事業本部の成長戦略を説明　2020年、日本一の達成目指す

　資生堂は、6月2日、業界専門紙懇談会を開き、日本事業本部の新組織体制と成長戦略について、坂井透代表取締役執行役員常務日本地域本社社長が説明。坂井常務は、①既存領域の強化②接点の拡大③価値の拡大④ビジネス創造――の4つの成長戦略で、2020年の日本一の達成を目指す考えを表明した。
　日本事業本部の目的は、2020年の日本一の達成であり、そのための成長戦略は、①既存領域の強化②接点の拡大③価値の拡大④ビジネス創造――の4つ。

白元アース、秋季商談会開催　「ミセスロイド」を全面改良

　白元アースは6月2・3日、関東圏の流通関係者を招き、初の同社単独での商談会となる「平成27年白元アース秋季商談会」を開催。約400名が来場した。
　会場は、8～9月にかけて新発売及びリニューアル発売する製品を中心に衣類用防虫剤、入浴剤、医療用品（マスク）、保温具の4ブースで構成し、各製品の紹介とともに、それぞれに同社の関連カテゴリー製品を含めた棚割り提案を行った。
　最も注目を集めたブースは衣類用防虫剤で、「ミセスロイド」を全面リニューアルするとともに新製品を上市する。

エステー、クリアフォレスト事業が日経ＣＮＢＣの番組で紹介

　「空気をかえよう」をスローガンに掲げるエステーが“空気浄化剤”として製品化を進めるクリアフォレスト事業が5月28日、マーケット・経済専門チャンネル日経ＣＮＢＣ「時代のニューウェーブ」（20時30分～21時）で紹介された。
　番組には、鈴木喬会長、鈴木貴子社長、日本かおり研究所・金子俊彦社長、クリアフォレスト事業部・奥平壮臨事業部長、森林総合研究所バイオマス化学研究所領域樹木抽出成分研究室・大平辰朗室長などが出演。クリアフォレスト事業の立ち上げから、グローバル事業として育成を進めている現在までが取り上げられ、「環境にも人にも優しく、ビジネスモデルそのものがＣＳＲ」（奥平事業部長）という同事業が「グリーンイノベーション」として新たなビジネスモデルを創出したことが紹介された。

森友通商、タイでお好み焼き店「ぼてぢゅう」展開　今後50店舗出店予定

　森友通商（森友徳兵衛社長）は、お好み焼き専門店「ぼてぢゅう」を展開する東京フード（栗田英人社長）と合意し、タイ国においての店舗展開とフランチャイズビジネスを独占的に行うこととなり、1号店を5月30日バンコクのスクンビットソイ26「日本街」2階にオープンした。運営は森友通商のタイでの独立法人である「Moritomo Thailand」 の100％子会社の「MT Tokyo Food Thailand」が行う。
　森友グループの「ぼてぢゅう」タイ1号店の店舗は、バンコク市内に住む日本人、タイ人をターゲットとしており、料理120種類、その他ジュース、アルコール類も豊富に提供。席数は26。今後、「ぼてぢゅう」の店舗を、シーラチャなどタイ国内で50店舗展開する予定だ。