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2015年2月25日号掲載記事より

大王製紙、新「エリス」ブランド&CM発表会開催 有村架純を起用

大王製紙、新「エリス」ブランド&CM発表会開催 有村架純を起用

 大王製紙は2月17日、リニューアルした生理用品ブランド「elis(エリス)」のブランド&CM発表会を開催。新スローガンなどのリニューアル詳細や、テレビCMキャラクターに女優・有村架純を起用することなどを発表した。
 同ブランドは、今回、多彩な役割と顔をもちながら活躍している女性を応援するブランドとして、新スローガン「前を向く、女性のそばに。」と、「elis」の「l(エル)」の部分を前に歩き出そうとしている凛とした女性のシルエットで表現したピンク色の新ロゴを採用し、新たにスタートする。
 発表会では、ホーム&パーソナルケア事業部マーケティング本部・伊藤佐絵子氏がブランドリニューアルについて説明した後、有村架純がCMでも着用しているピンクのワンピースで登場。新しくなったブランドステートメントの朗読を披露し、新CMの上映後にトークセッションを行った。有村は「CM撮影では、『エリス』のロゴから飛び出た妖精のような、柔らかい存在を表現したかったので、優しい気持ちを意識しながら挑んだ。このCMを見て、たとえ嫌なことがあっても、毎日を楽しく過ごせるという前向きな気持ちを持っていただければ嬉しい」と語った。新CMは、「Megami All in Package」「朝まで超安心 All in Package」の2篇を2月21日から全国放映している。

JACDS、薬歴未記載問題に対応 調剤業務不適切問題対策本部を設置

 日本チェーンドラッグストア協会(JACDS・関口信行会長)は、2月12日、新聞等で報じられた薬歴の未記載問題に関する対応について発表した。
 それによると、既に同協会は報道にあった薬歴未記載の企業に対し、当局における調査に協力するとともに、その指導に従って患者への適切な対応を求めた。さらに近日中には、これらの企業に対して、実態についての報告と今後の対応及び薬歴管理徹底策について聞き取り、その上で厳格な業界指導を行っていくとしている。また、2月10日に、同協会に加盟するすべての会員企業各社に、薬歴管理状況の再点検と薬歴記載の徹底を要請した。

アース製薬、14年12月期決算発表 白元アースの業績組み入れで増収減益に

アース製薬、14年12月期決算発表 白元アースの業績組み入れで増収減益に

 アース製薬は2月13日、2014年12月期決算説明会を開いた。
 14年度の連結業績は、売上高1458億5800万円(前期比7.5%増)、営業利益48億4300万円(11.1%減)、経常利益60億2000万円(6.9%減)、当期純利益17億500万円(42.9%減)の増収減益となった。ただし、今回の減益については、新会社白元アース分(9月~12月)の業績を連結に取り込んだ影響によるもので、それを除けば、増収増益となっている。
 分野別の業績については、殺虫剤部門の売上高は531億7400万円(6.7%増)。日用品部門の口腔衛生用品分野では売上高は336億9000万円(4.6%増)となった。入浴剤分野は、売上高は193億6700万円(15.2%増)と大きく伸びている。その他日用品分野では、売上げは191億6600万円(同18.0%増)となり、日用品部門全体では、722億2400万円(10.7%増)となった。また、海外売上高も53億円(12.3%増)で、中国、タイを中心に堅調に推移していると報告が行われた。
 次に川端社長が今後の方針・取り組みについて説明を行い、2020年の業績目標として、連結売上高2000億円の大台を目指すことを明言し、連結経常利益も現在の倍以上となる150億円の達成を目標としていると説明。また、中長期の重点取り組みについては、①白元アースの早期黒字化②グループシナジーの最大化③海外販売の拡充④園芸用品を「第3の柱」に育成――の4つを挙げた。

ジョイフル本田、15年6月期上期は減収減益 下期は客数・単価アップ図る

 ジョイフル本田は2月10日、2015年6月期第2四半期(14年6月21日~12月20日)の決算説明会を開き、矢ケ崎健一郎社長が同期業績並びに中期事業方針などを説明した。同期は、消費増税や円安、原油安などを背景に消費者の節約意識の高まりなどが影響し、売上高820億7700万円(前期比6.5%減)、営業利益35億9600万円(22%減)、経常利益43億400万円(19.3%減)、四半期純利益25億4400万円(20.9%減)の減収減益となった。売上総利益は200億9400万円で5.4%減じたが、売上総利益率では前期の24.2%から24.5%に改善した。
 下期は、既存店への設備投資、売上総利益の改善、販管費の削減、業務プロセスの見直しの施策を継続するとともに、追加施策として、EC事業の強化、チラシの増加(掲載内容を見直すとともに配布回数・部数を増加)、資材館早朝営業の開始、店舗の利便性の向上などによる客数アップと、店内POPの強化、店内回遊策の強化による客単価のアップに取り組む。

イオンモールなど、県内最大規模「イオンモール沖縄ライカム」4月に開店

イオンモールなど、県内最大規模「イオンモール沖縄ライカム」4月に開店

 イオンは、4月25日、沖縄県中頭郡北中城村に県内最大規模となるショッピングモール「イオンモール沖縄ライカム」をグランドオープンする。
 同モールは、沖縄本島中部の中頭郡北中城村に位置し、沖縄本島の南北を繋ぐ主要幹線である国道330号、北側には沖縄環状線が東西に走り、沖縄市を始めとする周辺市町村の居住エリアからのアクセスが容易。また、北中城IC、沖縄南ICにも近く、沖縄本島全域からの広域集客が可能な恵まれたアクセス環境を有している。
 同モールの特長は、九州・沖縄初出店46店舗、沖縄初出店70店舗を含む約220の専門店を展開。約60店舗、約5500席を擁する地元の食文化・世界各国のローカルフードを集積したレストラン・フードコート・カフェでは、オーシャンビューの眺望や緑豊かな環境の中で味わうことができる。本格的な美味しさを手軽に食べることができるフードコートは、約2200席を擁する沖縄最大級のメゾネットフードコートを展開する。


2015年2月25日号 記事一覧

会合・発表会

  • ライオン、クリニカオーラルケアセミナー開催 臨床研究の視点から発表
  • 永廣堂本店、化粧品原料セミナー開催 米メーカーの原料など紹介
  • ウエ・ルコ、春の新商品発表会開催「コバエとりプレミアムレッド」を紹介
  • ライオン、「キレイキレイのまち坂出プロジェクト」活動報告を実施
  • 三菱レイヨン・クリンスイ、新ブランド「WATERCOUTURE」を発表

経営・施策

  • 桃谷順天館RF28事業部、東京地区初となる催事出店を決定
  • プラネット、設立30周年記念論文を募集 テーマは「日本の流通の未来」

製品・サービス

  • 花王、髪の根本までムラなく染まる「ブローネらく塗り艶カラー」新発売
  • 花王、「ディープクリーン」から新ハミガキと新ハブラシ発売
  • 花王、「サクセス薬用育毛トニック」改良 「毛球」育てて抜け毛防ぐ
  • 花王、「メンズビオレ」から毛穴汚れをかき出して落とす洗顔シート新発売
  • 花王、「メンズビオレ薬用デオドラントボディウォッシュ」改良発売
  • P&G、「h&s」リニューアル 独自成分が地肌トラブルに働きかける
  • 資生堂、「アネッサパーフェクトエッセンスUVスプレー」限定発売
  • デンタルプロ、ダブル機能ハブラシ「デンタルプロコスメハブラシ」新発売
  • クラブコスメチックス、化粧下地「クラブ マジかるベース」新発売
  • ホーユー、フォーム/泡タイプの「ビゲン ポンプフォームカラー」発売
  • 常盤薬品工業、50才からの新スキンケアブランド「グッドエイジング」発売
  • サンスター、「オーラツーファインシリーズ」マウススプレーなどに新香味
  • ダリヤ「パルティ」、泡パックヘアカラー、ブリーチシリーズなどを改良
  • UYEKI、安全で強力に汚れ落とす洗剤「オレンジシリーズ」が高い支持
  • NSファーファ・J、「ベビーファーファ」シリーズ改良 3種類発売
  • トイレタリーJインク、薬用竹塩ハミガキに「お試し品」を新発売
  • P&G、世界初顔専用脱毛器「ブラウン フェイス」発売
  • ユニ・チャーム、「ソフィはだおもい」より肌にやさしいナプキンに改良
  • ユニ・チャーム、「ライフリーさわやかパッド」高齢者への情報伝達を考慮

宣伝販促

  • エステー、「米唐番」オープンキャンペで絶品おかず5カ月連続プレゼント

人事・組織

  • ユニ・チャーム、取締役2名の退任を発表
  • 日本精蝋、代表取締役の退任、役員の異動を発表
  • フジモトHD、同社および関係子会社の役員人事を発表

決算

  • ユニ・チャーム、14年12月期連結決算発表 海外・国内ともに順調に推移
  • ポーラ・オルビスHD、14年1~12月決算発表、増収増益に
  • P&G米国本社、14/15事業年度第2四半期業績を発表 純売上高は4%減

調査・統計

  • KSP-POS 2015年1月 カテゴリー別ランキング

イベント・展示会

  • 大木、春夏カテゴリー商談会開きドラッグストア版サービスカウンター提案
  • J-NET中央、第71回MDF開催 企画コーナーに注目集まる
  • ハリマ共和物産、春の見本市に101社が出展 プレミアム商品など展開
  • 第49回スーパーマーケット・トレードショー開催 1580社・団体が出展
  • 「Interpets」4月2~5日に東京ビッグサイトで開催
  • 新日本スーパーマーケット協会、「FOOD TABLE in JAPAN 2016」概要発表

時評・コラム

  • 時評 地域・核店舗で明暗分けるSC
  • 泡沫 「いつもこれが最後」の覚悟が教える


上記トピックスは要約版です。記事の詳細・全文は、日用品・化粧品業界の専門紙「H&BC マーケティングニュース」最新号(水曜日発行)でご覧になれます。お申し込みは刊行物案内をご参照ください。