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15年オールマスコミライオン会開催　「強い消費マインドの創造」取り組む

　ライオンは、1月21日、全国各地のテレビ・ラジオ・新聞・雑誌・広告代理店などマスコミ関係者トップと同社首脳並びにマスコミ担当社員との絆を深める「2015年オールマスコミライオン会」を開催した。冒頭、あいさつに立った濱逸夫社長は同社経営の方向性を説明するとともに、“強い消費マインドの創造”に挑戦していく考えを示した。
　濱社長は、「ライオンは、暮らし、心の新たな価値を創造し続けているが、その新たな価値をマスコミの皆様と協働でお客様にお伝えすることで、更なるライオンファンをつくっていきたい。昨年のマスコミライオン会で成熟社会において精神的な共感によって感動を創り出すような感動のマーケティングに一緒に挑戦することをお願いし、おかげさまで多くのお客様から当社商品に賞賛の声をいただいた。2015年は、『強い消費マインドの創造』をお願いしたい」と語った。そして、「当社は、選択型消費をしっかり取り込む高付加価値品を創り出し、消費マインドを創造することに全力を挙げる。消費マインドを安定させて内需を拡大し、国内景気の回復と2017年4月に予定されている消費増税への準備につなげていく」と述べたほか、強い消費マインドを創造するキーワードとして、『健康』『安心安全』『女性』『インバウンド消費』『マルチメディア』『地方創生』の6つを挙げて紹介した。

クラシエＨＰ、「肌美精」から導入化粧水＆オールインワン化粧品発売

　クラシエホームプロダクツは1月21日、新商品発表会を開き、基礎化粧品ブランド「肌美精」の新シリーズ「シンプルケアシリーズ」として、“オールインワンケア”の前に浸透しやすい柔らかい肌へ整える「導入化粧水」と5つの効果をもつ「パーフェクトゲルオールンワン」を3月9日、新発売し、「次世代型オールインワンケア」を提案する。
　同社では、競合にはない新しいオールインワンとして顧客ニーズに応えるべく、「高効果＝競合にない新しい効果」「浸透のよさ＝競合の未充足を解決」「高機能＝競合と同レベルを担保」をポイントに製品開発を行った。その結果、オールインワン化粧品の前に、「水分」でうるおい補給ができ、さらに浸透しやすい柔らかい素肌に整える「導入化粧水」と、1つで5つの効果（保湿、美白、肌・毛穴、ハリ、リフト）を持ち、浸透・保湿効果の高い“1つで5役”の「パーフェクトゲルオールインワン」を開発。通常の化粧水とオールインワンを併用、またオールインワンのみ使用する35～39歳の女性をコアターゲットに、シンプルだけどきちんとケアができる「肌美精」の新シリーズ「シンプルケアシリーズ」として、「次世代型オールインワンケア」を提案する。

ユニリーバ、「クリアフォーメン」から「アイスシャンプー」新発売

　ユニリーバは、頭皮の奥３層まで浸透し、髪本来の強さと美しさを実現する革新的なヘアケアブランド「クリア　フォー メン」からアイスメンソール配合の頭皮に爽快感を与える「アイスシャンプー」（350㌘）を1月26日、新発売した。
　アイスメンソールを配合した同品は、夏の頭皮に爽快感を与え、スッキリとした洗い上がりのあるシャンプー。爽快感溢れるスパークリングアイスの香り。
　なお、同品は、「クリア フォー メン エクストラケア コンディショナー」（350㌘）と「ミニ　薬用スパークリングトニック（医薬部外品）」（40㌘）をセットにしたパッケージのみでの販売となる。

ウエルシアＨＤ、15年2月期第1四半期決算発表　増収減益に

　ウエルシアホールディングスは1月21日、「2015年2月期第1四半期（14年9月1日～11月30日）決算説明会」を開催。池野隆光会長、水野秀晴社長、松本忠久副社長兼執行役員海外事業担当、佐藤範正専務取締役兼執行役員最高財務責任者の4名が出席した。
　同期の連結業績は、売上高938億4700万円（前年同期比10.4％増）、営業利益21億8100万円（32.5％減）、経常利益25億2600万円（24.7％減）、当期純利益16億8800万円（7.5％減）と増収減益。
　売上では、調剤売上高122億5900万円（前年同期比21.6％増）と伸長し、調剤併設率約8割の旧ウエルシア関東が牽引して増収となったものの、出店費や本部統合による人件費の増加などによる販売管理費増（同15.7％増）から減益となった。

ウエルネスフェスタ15春開催　4カテゴリー68テーマの提案例を披露

　ピップをはじめとする7卸による共同展示会「ウエルネスフェスタ2015Ｓｐｒｉｎｇ」（サンエス共同展示会）が1月21～22の両日、大阪で開催された。今春の医療衛生用品・日用品メーカーの新製品や新たな切り口の買い場作りの情報収集を目的にドラッグストアのバイヤーなど約2200名が来場した。
　今回のフェアは「新たなるライフステージへ・行動変化を創り出すソリューション提案」をテーマに設定。昨年の消費税増税をはじめとする変化の度に、生活者は生活防衛や、自身の趣味嗜好を充実させるため様々な方法で対応し、消費においても新しい買い場・買い方へと行動を変化させていく中、消費トレンドを先読みし、生活者の行動変化を促す「ソリューション提案」の数々が紹介された。
　会場は、159社によるメーカー出展ブースのほか、今春の新製品コーナー（約700ＳＫＵ）、新規取り扱いメーカーコーナー（4社）、ピップ専売品コーナー、ＭＤ提案コーナー（4カテゴリー68テーマの提案例を披露）などで構成され、開会初日から多数の来場者が詰めかけた。