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2014年11月19日号掲載記事より

プラネット、大阪で30周年記念ユーザー会開催 115社204名が参加

プラネット、大阪で30周年記念ユーザー会開催 115社204名が参加

 プラネットは11月6日、大阪市で「プラネット30周年記念ユーザー会」を開き、基調講演やパネルディスカッションを行い、卸店やメーカーなど115社204名が参加した。
 はじめに玉生弘昌会長が開会のあいさつを述べ、その中で、プラネット設立からこれまでを振り返り、これまでの30年を支えてきたユーザーへの感謝の言葉を述べるとともに「今後も業界発展のために共に努力し、より良いサービスを実現していきたい」と今後に向けた思いを語った。
 続いて基調講演としてキャリア教育センター代表の竹内昭氏による「ディズニーに学ぶおもてなしの極意」が行われ、小憩のあと、業界の更なる発展を目指したパネルディスカッション「これまでの30年、これからの30年」が行われた。
 このディスカッションには、コーディネーターとして、カストプラス・田中伸治社長、そしてパネリストとして、あらた・小野雄三常務執行役員(ロジスティックス室長兼業務改革推進室長)、井田両国堂・遠藤茂情報システム室長、インテック・飯沼正満首都圏本部流通事業部長、サンスター・小林洋営業戦略部担当部長、ライオン・宿岩隆志流通政策部長が参加。メーカーと卸がそれぞれの機能や実際の現場を知ることの重要性が再認識され、今後の業界発展に向けた道筋が示される有意義なディスカッションとなった。
 その後、田上正勝社長が「プラネットでは、様々な取り組みを今秋から来秋に向けて企画している。その内容については、すでに開始している大縄跳び大会をはじめ、来年には30周年記念論文の募集、フットサル大会の開催、欧州流通視察ツアー、9月には30周年記念パーティーの開催、更に締めくくりとして、より多くの方に参加して頂けるように各地で『地区ユーザー会』を実施する予定である。今後ともプラネットへのご支援、ご協力をよろしくお願い申し上げる」と閉会のあいさつを述べた。

ライオン、14年第3四半期は増収増益 市場創造型・高付加価値品が好調

ライオン、14年第3四半期は増収増益 市場創造型・高付加価値品が好調

 ライオンは11月10日、記者懇談会を開き2014年第3四半期(14年1月1日~9月30日)の業績並びに経営の取り組みなどについて濱逸夫社長が説明した。
 同期の業績は、売上高2653億500万円(前年同期比5.2%増、為替変動の影響を除く実質4.2%増)、営業利益73億4300万円(30.1%増)、経常利益82億200万円(22.1%増)、四半期純利益48億9500万円(45%増)と増収増益となった。
 売上高は、消費増税前の駆け込み需要を機会ロスなく取り込み、育成に努めている市場創造型商品、高付加価値品が好調に推移したことなどで5.2%増となった。
 セグメント別の業績では、一般消費財事業は売上高1982億5900万円(前年同期比5.3%増)、セグメント利益44億7700万円(40.1%増)となり大幅な利益増となった。産業用品事業は売上高439億3800万円(17.6%増)、セグメント利益15億2600万円(148.9%増)となり、高付加価値品の伸長で大幅に増収、収益性の改善に取り組んだことで利益率が改善した。海外事業は売上高625億9300万円(10%増、為替の影響を除く実質5.6%増)、セグメント利益8億3300万円(29.8%減)で売上高は拡大したが中国、フィリピンなどでの先行投資を行ったことで減益となった。その他事業は、売上高209億4300万円(1.1%増)、セグメント利益3億7100万円(37.6%減)となった。

Paltac、4~9月期は駆け込み需要の反動長期化等が影響

Paltac、4~9月期は駆け込み需要の反動長期化等が影響

 Paltacは11月13日、決算説明会開き、三木田國夫会長、木村清隆社長が出席して、2015年3月期第2四半期(14年4月1日~9月30日)の決算概要並び最近のトピックスなどについて説明した。
 同期はハード面においては関東エリアの生産性向上と出荷能力拡大を目的に埼玉県白岡市にRDC埼玉の建設を進めており、来年夏に稼働(予定)する。ソフト面では、各業務をゼロベースで見直し、既存RDCを有効活用する仕組みを創り上げ、生産性向上による持続的なコストコントロールを可能とする取り組みを進めた。
 同期の業績では、売上高は駆け込み需要の反動の長期化や天候不順などによる影響により前年同期比0.6%減の4149億円、売上総利益は6億円減の424億円、販管費は4億円減の371億円、営業利益は4%減の52億円、経常利益は3.1%減の80億円、四半期純利益は2.6%増の49億円となった。利益は売上高と売上総利益率の低下により、営業利益、経常利益が前期を下回ったが、四半期純利益は特別損益等の関係から前期実績を1億円上回った。

アルフレッサHD、中期経営計画達成へ、事業領域とエリア拡大

アルフレッサHD、中期経営計画達成へ、事業領域とエリア拡大

 アルフレッサホールディングスは11月4日、「2015年3月期第2四半期(14年4月1日~14年9月30日)決算説明会」を行い、同期の業績、今年度の取り組み、通期業績予想などについて石黒傳六社長、三宅俊一取締役専務執行役員が説明した。
 同期の業績は、1兆1739億9400万円(前期比3.9%減)、営業利益94億7800万円(22.1%減)、経常利益142億1800万円(14.8%減)、四半期純利益92億400万円(5.4%減)となった。
 売上高は後発品への切り替えに伴う長期収載品の減少、消費税率引き上げによる需要の反動減、消費税率引き上げや天候不順による受診抑制などが影響し、計画比96%で減収となった。営業利益は、売上高の減少と営業強化のための投資を継続したことなどにより減益となった。

イオンマレーシア、ペラ州に地域最大級のイオンモールをオープン

イオンマレーシア、ペラ州に地域最大級のイオンモールをオープン

 イオンマレーシアは、11月15日、マレーシア国ペラ州タイピンに、24施設目となる地域最大級ショッピングモール「イオンモール タイピン(AEON MALL TAIPING)」をオープンした。
 同モールは、地上4階建て、商業施設面積約4万1600平方㍍で駐車場台数1900台を有する地域最大級のショッピングモール。GMSの「イオン タイピン店」を核店舗に、3フロアに同地域初の59を含む118の専門店を配置している。
 イートインコーナーやフードコートに加え、約2200平方㍍、14カウンターという地域最大規模のフードアベニューを展開して地域の外食需要に応えるとともに、映画館や室内遊園地といったアミューズメント施設を配し、ショッピングはもちろん、家族やカップルで1日中楽しめるような空間を提案する。


2014年11月19日号 記事一覧

会合・発表会

  • 小林製薬、「ブルーレット」売上金額が世界一に ギネス世界記録に認定
  • 資生堂、シニア女性向け総合ブランド「プリオール」発表、来春発売
  • アテニア、夜用美容クリーム「インナーエフェクター」改良発売
  • 大阪卸組合、元松下電器産業・中村隆俊氏招き組合員研修セミナー開催
  • 14年度グッドデザイン大賞に産業用/医療医薬品ロボットVS050SⅡ
  • DHC、美容液ファンデーション&美容液フェースパウダーを改良発売

経営・施策

  • アイスタイル、スマホ動画広告事業に参入 動画広告サービスを開始
  • イオンモール堺北花田で危険ドラッグ乱用防止啓発活動 注意を呼びかけ

製品・サービス

  • 日本製紙クレシア、「クリネックス」「スコッティ」クリスマス限定品発売
  • 王子ネピア、「nepia大人の鼻セレブティシュ」ローソンで新発売
  • ショーワグローブ、作業用手袋「タフレックス(No.152)」発売
  • 花王の歳暮ギフト展開 ウルトラアタックNeoローズタイムギフトに注力
  • クラシエHP、「ナイーブ」ボディソープから季節限定“アプリコット”発売
  • ユニ・チャーム、低出生体重児用紙おむつを病院・産院向けに限定発売
  • フマキラー、「カダン お庭フマキラー」など2015年2月下旬発売
  • 日本製紙クレシア、「アナと雪の女王」デザインパッケージ第2弾限定発売
  • ライオンの歳暮ギフト展開 「トップNANOX」中心に展開

宣伝販促

  • コーセー、新感覚ルージュ「エスプリーク」新CMに新垣結衣を起用
  • ディセンシア、人気漫画家・桜沢エリカ氏と会員向け会報誌でコラボ企画

人事・組織

  • プラネット物流、役員を選任
  • 資生堂、フィッシャー代表取締役執行役員専務の退任を発表

決算

  • P&G米国本社、第1四半期の純売上高は208億㌦に
  • ユニ・チャーム、14年12月期第2四半期連結業績 売上高3568億円に
  • アイスタイル、15年6月期第1四半期決算発表 広告売上増で利益大きく改善
  • ポーラ・オルビスHD、1~9月業績発表 オルビスブランドが好調推移

研究・開発

  • ユニ・チャーム、自立排泄に向けて大阪鉄道病院と共同研究

イベント・展示会

  • ユースキン製薬、ハンドエキスポ2014開催 ハンドケアの大切さ伝える
  • 伊勢半本店紅ミュージアム、若手作家とコラボ 企画展開催
  • 資生堂、冬の銀座彩る「冬のイルミネーション」12月27日まで点灯
  • ポーラ、ニッポン美肌県グランプリ実施 3年連続で「島根県」が決定
  • ピップ、高速道路海老名サービスエリアで「磁気の日」イベント開催
  • 日本香堂、「ふるさとのお盆の思い出」絵画コンクール最終選考会開催
  • 日本最大級の環境展示会「エコプロダクツ2014」12月11~13日開催

施設・店舗

  • ハバクリエーション、東京オフィスを開設
  • ヒグチ産業、ファミリーマートが一体型店舗を東京都中野区にオープン
  • ファミリーマート、カスミが一体型店舗を埼玉県川口市にオープン

時評・コラム

  • 時評 改めて問われる製配のあり方
  • 泡沫 「消費税」が最後まで絡んで年が行く
  • らいたあ 第66回正倉院展を鑑賞 「鳥毛立女屏風」に長蛇の列

その他

  • プラネットVANVAN第104号
  • キャンドルワックスアーティストの笹本道子氏が著書発刊


上記トピックスは要約版です。記事の詳細・全文は、日用品・化粧品業界の専門紙「H&BC マーケティングニュース」最新号(水曜日発行)でご覧になれます。お申し込みは刊行物案内をご参照ください。