バックナンバー

ライオン商事、春新製品発表会開催　“2つの革新”に挑戦

　ライオン商事は2月19日、「2014年春の新製品説明会」を開催。2014年は、「ペットオーラルケアの更なる進化！」「新規市場創出への挑戦！」という“２つの革新”に挑戦し、新しい価値提案とペット市場の活性化を図っていくことを明らかにするとともに、その具現化を図る春の新製品を発表した。
　定刻、榊原健郎社長があいさつに立ち、2013年の同社参入のペット用品市場について、金額ベースで前年比99.8％となったものの、オーラルケア用品や中高価格帯シャンプー、香り付き猫砂など、付加価値や新たな価値を創出したカテゴリーは、高い成長を示したことなどを説明。同社の状況については、「昨年、オーラルケア用品、猫サニタリーの分野で新製品の上市や販売促進施策が奏功して新たな需要を喚起した結果、売上高は前年を上回り、市場の底支えに微力ながら貢献することができた」と報告した。
　さらに今後の展開について、「当社ではペット飼育を取り巻く4大潮流①小型化②高齢化③肥満化④室内飼育――を背景に、オーナーの飼育意識を紐解き、これを事業展開の根源に据えて展開していく」と述べた。次に、事業推進部・黒崎勉部長と事業推進部カテゴリーマネジャーの村上美津子氏と森田宏氏が、春の新製品の特長や開発背景、コミュニケーション活動について説明した。

コーセーコスメポート、「サボンドブーケ」新発売　ＴＶＣＭも投下

　コーセーコスメポートは、洗浄成分に石油系洗浄成分を使わず100％「純せっけん」としたボディ用洗浄料「サボンドブーケ」（全2品目5品種、ノープリントプライス）を2月10日、新発売した。
　「サボンドブーケ」は、素肌に必要な潤いを守りながら洗い上げ、美肌ケアも出来るボディ用の洗浄料。ナチュラルな原料にこだわり、洗浄成分の100％を「純せっけん」とした。ふんわりやさしい泡立ちで肌を包み込み、汚れだけをきちんと落とす。古くから洗浄料として使われてきた植物成分「ソープベリーＧＬ」（ムクロジエキス、グリセリン〈保湿〉）を配合し、肌をすべすべ・なめらかに整える。
　「リフレッシュ」と「モイスト」の2タイプ展開で、香りや仕上がりで選べる（各ポンプ500ml、つめかえ400ml、トライアルセット〈各10ml〉）。どちらも自然の恵みで肌をケアする5種類の植物由来エッセンスとオイルを配合。天然エッセンシャルオイルを使用した香りも特長。全品、石油系洗浄剤・鉱物油・着色料・アルコール（エチルアルコール）・シリコン・動物由来原料不使用。
　同社では松本潤を起用した「サボンドブーケ」のテレビＣＭを2月18日から全国で放映する。

Ｐ＆Ｇ「パンテーン」新キャンペ「髪がキレイになれば、前を向ける。」

　Ｐ＆Ｇのヘアケアブランド「パンテーン」は、「誰もが本気になれば手に入れることのできるキレイ、今日より明日、あなたは、きっと、もっと輝く」をブランド理念とし、すべての女性たちが輝くこと・キレイになることを応援してきた。その理念のもと、新キャンペーン「髪がキレイになれば、前を向ける。」を2月20日から展開している。
　同キャンペーンでは、美しい髪を通じて積極的で前向きになれることをサポートしたいというパンテーンの思いから、アバターを使った参加型のオリジナルコンテンツをキャンペーンサイト（http://pantene.jp/）にて展開する。さらに、スペシャルムービー「キレイはいつも髪からはじまるムービー」や屋外イベント、デジタル広告など様々な施策を実施する。
　新ＴＶＣＭは、第１弾「髪がキレイになれば、前を向ける。川口春奈編」を2月27日から、第２弾「髪がキレイになれば、前を向ける。新垣結衣編」を4月3日から、全国で放映する。

大木、春夏用カテゴリー提案商談会開催　「Ｄｇｓを『生活基幹業態』に」

　大木は2月12～13日、「2014年春夏用カテゴリー提案商談会」を開催。2日間で約1200人が来場した。今回の総合テーマは「『世代のニーズ』と『世帯構造の変化』に対応した買場提案～ドラッグストアを週1回来店される生活基幹業態に！～」とし、大木ならではの需要創造を図る様々な提案を行った。
　出展メーカーはゾーン別に、医薬品41社、健康食品34社、快適生活用品36社、コスメ＆バラエティ32社、コンタクトケア12社の合計155社。各ゾーンで提案型のプロモーション（合計43プロモーション・76ゴンドラ）が実施され、来場した販売店バイヤーらの注目を集めた。その中で、特に関心を集めたのが、総合提案ゾーンの「市場動向調査室『オープニング情報発信ボード』」と快適生活用品ゾーンの「ロコモティブシンドローム・サルコペニア対策」のコーナー。
　「オープニング情報発信ボード」では、「ドラッグストアを週1回来店される生活基幹業態に！」をテーマに、チャネル別の購買頻度を明らかにするとともに、ドラッグストアでの購買頻度を上げるために、「生活者の1カ月のライフサイクルを把握し、『週1回来店される生活基幹業態になるべき』」との考えを提示。具体的施策として、大木グループによる「『非計画購買』を誘発する売り場作り」や「店頭トリアージ機能」、「『ケア用品・ｃｏｍ』によるオムニチャネル時代の品揃え」――などを掲げた。一方、「ロコモティブシンドローム・サルコペニア対策」については、運動器の障害により要介護になるリスクの高い状態である「ロコモティブシンドローム」の予防・改善には、2本のポールを持ってウォーキングを行う「ノルディックウォーキング」が効果的であることを解説。さらに、「サルコペニア（進行性および全身性の骨格筋量および骨格筋力の低下を特徴とする症候群）」対策用品として、各種ウォーキング関連グッズを展示したほか、味の素担当者による特別講演も行われた。

Ｊ－ＮＥＴ中央、マーチャンダイジングフェア開催　市場育てる商品展示

　Ｊ－ＮＥＴ中央は、2月20日、「第69回マーチャンダイジングフェア（略称・ＭＤＦ）」を開催した。今回のＭＤＦは、前回に続き、“私達は『3宣言』を目指します！『新価値宣言・地域密着宣言・価値組宣言』”をテーマに、新規出展7社（ケンユー、コーベヤ、蔦田紙工業、セプト商品開発研究所、日本衛生センター、パークレーン、菱屋）の7社を含むメーカー102社（102小間）、ときわ商会、中日物産のメンバー2社が出展。小売業関係者など325社・671名（前回238社・474名）が来場し、Ｊ－ＮＥＴ中央ならびにメンバー社社員合計247名と活発な商談・情報交換を行った。
　注目の企画コーナーでは、①市場創造と育てる商品コーナー②業務用品コーナー③新商品コーナー（春・夏向け）④ランドリー商品コーナー（衣料洗剤・洗濯用品コラボ）⑤盆関連商品コーナー（盆用品・盆清掃・線香・点火棒）⑥アウトドア行楽用品コーナー⑦自然派商品コーナーが設けられ、地域密着型卸ならではの需要喚起の提案を行っていた。
　特に注目を集めた市場創造と育てる商品コーナーでは、日本製紙クレシア、王子ネピア、エステー、ＮＳファーファ・ジャパン、エビス、ＦＤＫ、白十字、住友スリーエム、キクロン、ショーワグローブ、アズマ工業、ニトムズ、バイリーンクリエイト、パナソニックコンシューマーマーケティングの14メーカーの市場創造を図る商品を提案し、来場者から好評を博した。