2013年12月18日号掲載記事より
全卸連、歳末業界紙懇談会で重点項目の進捗報告 消費税対応など取り組む
全国化粧品日用品卸連合会(全卸連)は12月6日、森友徳兵衛会長(森友通商)、芳賀愉一郎副会長(東流社)、平木正人副会長(エーアンドティー)、山口剛男副会長(中日物産)、川上和伸専務理事、藤原愛三常務理事が出席して、歳末業界紙懇談会を開き、今年度(平成24年)の重点項目①流通課題についてメーカー様と意見交換し、卸売業の考えを提示する②組合のブロック化、並びにブロック活動の活性化を推進する③公平、公正な取引を厳守する④返品に関する卸、メーカー様の実態、課題を確認し、双方の返品を削減する⑤EDI標準化への取り組みを推進する――の進捗について報告した。
クラシエHP販売、14年春の新商品商談会を大阪で開催 8ブランド紹介
クラシエホームプロダクツ販売は、同大阪支店で12月10~12日の3日間、近畿地区の主要販売先を招いて「2014年春・新商品商談会」を開催した。
池田昇支店長は「1月以降これまでの業績については、市場環境の厳しい中、参入カテゴリーの平均値よりも高い実績を上げることができ、これも皆様のご協力の賜物と、御礼申し上げる。今年6月に行った秋の商談会を振り返ってみると、3つの重点目標についてお話をさせて頂いた。1つは、主力ブランドのいち髪の更なる強化、2つ目は、乾燥小じわ対策カテゴリーの強化、そして3点目は、ボディソープの強化である。いち髪ブランドについては、好調に推移しており、2013年は、100億円に達するような勢いとなっている。また、同ブランドは、全国よりもここ関西でのシェアが高くなっており、直近の9月、10月も4%を超えるシェアとなっている。特にトリートメントはベスト3に入り、メガブランドに匹敵するものとなっている。一方、2つ目の乾燥小じわ対策のカテゴリーについては、市場自体も伸びており、当社商品も大きく伸びた。ただ、3番目のボディソープについては、皆様のご期待に十分応えることができなかった。もう少し時間をかけて再挑戦させて頂きたいと考えている。今回、紹介させていただくのは新発売の8ブランド28アイテムの新商品である。2014年上期の方針としては、リピート率も非常に高く、安定した売上げと利益確保ができるいち髪ブランドを引き続き強化していくということ。さらに、大型新商品をはじめ、有力な新商品の数々を育成し、皆様の業績拡大に貢献していくので、今後もご協力をよろしくお願い申し上げる」と述べ、引き続き、商品開発担当者から来春の新商品についての説明が行なわれたのち、各得意先との個別商談に移った。
「ムーニーおしりふき」がマザーズセレクション大賞部門賞を受賞
ユニ・チャームのベビー用品「ムーニーおしりふきトイレに流せるタイプ」がこのほど、日本マザーズ協会が主催する「第5回マザーズセレクション大賞」で“ベストベビーケア部門”を初受賞した。
この賞は、日本の子育て支援・母親支援の一環として2009年に創設され、子育て期のママ達が日頃愛用しているアイテムについて「便利」「元気になる」「子育てに役立つ」などの項目で投票して表彰するアワード。
今回の受賞理由としては、多くのママたちから「使用感」「簡便性」が高く評価された。具体的な声には「優しくふき取れて、赤ちゃんの敏感なお肌に良いです」「柔らかく水分もしっかりあり、安心できる厚みで破れにくく使いやすい」「サイズが小さく持ち運び良く、トイレに流せるのでゴミが減らせて助かります」などが寄せられた。
ユニ・チャームでは「当社は子育てをするママたちの声をいただき、商品改良を継続している。今回の受賞は、毎日使用いただくママたちの評価として大変うれしく受け止めている。今後も、赤ちゃんの健やかな成長を願い、より多くのママたちに支持されるムーニーおしりふきシリーズを安心・信頼して使っていただけるよう、更に製品開発を推進していく」としている。
牛乳石鹸共進社、バス停広告「シティースケープ」で赤箱の広告展開実施中
牛乳石鹸共進社は、12月16日から29日の期間、バス停広告「シティースケープ」の展開を実施している。
このバス停広告「シティースケープ」は、歩いている人や車に乗っている人に接触でき、TVCMや雑誌・インターネットではアプローチできない人々に広く接触できる稀有な媒体として注目を集めている。
今回の期間では、8都市(札幌、東京、横浜、新潟、名古屋、大阪、神戸、福岡)分・計343面の掲出位置が決定した。
広告素材は「さ、洗い流そ。」赤箱。
同社では今後も、来年3月末までにバス停広告を2週間に渡り全国計520面で展開することを計画している。
アイスタイル、美の2大アワード授賞式開催 ベストコスメ大賞など発表
アイスタイルは12月5日、グランドハイアット東京で、美の2大アワード「2013年@cosmeベストコスメ大賞」並びに「2013年ベストビューティストアワード」の授賞式を開催。今年度「2013年@cosmeベストコスメ大賞」では、総合大賞に「ニベア ニベアクリーム」(ニベア花王)が輝いた。また、殿堂入りには「ソフィーナプリマヴィスタ皮脂くずれ防止化粧下地」(花王)と「イヴ・サンローラン・ボーテ ラディアントタッチ」(日本ロレアル)が選ばれた。一方、「ベストビューティストアワード」は、女優、タレント、モデルなどの分野で活躍する女性たちの中で“美を通じて世の中の人々に共感され、今年最も輝いた女性”に贈られるもの。
2回目の「2013年ベストビューティストアワード」では、モデル部門に長谷川潤、タレント部門にローラ、女優部門に堀北真希が選出された。
授賞式は、高松雄康取締役兼COOのあいさつの後、「2013年@cosmeベストコスメ大賞」の各部門賞、新人賞、殿堂入り、総合大賞を順に発表。総合大賞「ニベアクリーム」のニベア花王・小茂田直樹社長、殿堂入りの「ソフィーナプリマヴィスタ皮脂くずれ防止化粧下地」の花王・大倉誠一氏、同じく「イヴ・サンローラン・ボーテ ラディアントタッチ」の日本ロレアル・石井利代子氏に、吉松徹郎社長兼CEOからトロフィーが授与された。
総合大賞を受賞したニベア花王・小茂田社長が「ニベアクリームは現在、10・20代からも見直されており、今回の受賞は、日本で発売して45年の間に3世代に渡って愛されている証明となった」と喜びを語った。「ニベアクリーム」が総合大賞を受賞したことについて、吉松社長は「歴史あるニベアクリームの受賞は、“今の女性の本当の声”が反映される@cosmeらしい結果だったと思う」と話した。
2013年12月18日号 記事一覧
会合・発表会
- ユニ・チャーム、近畿エリア、中部エリアで14年春の新製品発表会開催
- ウェルネス・J、オーダーメイド・バイオスキンケア「美肌菌バンク」発表
経営・施策
- イトーヨーカ堂、天満屋ストアと資本提携を発表
- ラッシュ、中国の化粧品のための動物実験廃止を歓迎
製品・サービス
- PRページ ライオン 香りとデオドラントのソフラン アロマナチュラル
- ボシュロム・J、新サプリメント「プレザービジョン2」新発売
- 旭化成HP、「フロッシュ」からキッチン空間消臭剤を新発売
- バスクリン、旬の香り4弾「バスクリンはちみつきんかんの香り」限定発売
- 常盤薬品工業、3機能一体型アイライナーの新色を発売
- 資生堂、「リバイタルグラナス」からシートマスク限定発売
- 花王、高い日やけ止め効果と使用感の良さを両立する日やけ止め4品新発売
- ユニ・チャーム、「超立体マスク花粉用スーパー」2014年も限定発売
宣伝販促
- バスクリン、「きき湯ファインヒート」TVCM放映中
人事・組織
- 資生堂、人事異動を発表
調査・統計
- 本紙が選ぶ2013年業界10大ニュース 消費増税の行方に揺れた年に
- 東家同、13年11月度市況概況価格調査発表 全体に価格上昇傾向に
- ライオン、「冬場は見えにくいがカビは生えている」と突き止める
- 小林製薬、専業主婦対象にトイレ掃除とトイレ空間に関する調査を実施
イベント・展示会
- 日経WOMAN、「ウーマン・オブ・ザ・イヤー14」表彰式開催
- ライオン、幼稚園で手洗い啓発活動実施 「接点2倍活動」を推進
施設・店舗
- ラッシュジャパン、品川オフィスを移転
その他
- 小林製薬News Letter
上記トピックスは要約版です。記事の詳細・全文は、日用品・化粧品業界の専門紙「H&BC マーケティングニュース」最新号(水曜日発行)でご覧になれます。お申し込みは刊行物案内をご参照ください。