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2013年12月11日号掲載記事より

ユニ・チャーム、14年春新製品発表会開催 来春男性用軽失禁専用品上市

ユニ・チャーム、14年春新製品発表会開催 来春男性用軽失禁専用品上市

 ユニ・チャームは12月4日、「2014年春新製品発表会」を開催。高原豪久代表取締役社長執行役員は、来春の同社の取り組みのキーワードとして「健康寿命の延伸」、「共生社会の実現」などを挙げて、差別化された技術力・提案力に基づく新規性の高い新製品やマーケティング活動により、国内市場の更なる活性化を図っていくことを表明した。
 今回、高原社長は①健康寿命とは②ユニ・チャームの目指す「共生社会」③「NOLA&DOLA」の実現を目指して――の3つのテーマで説明。
 また、共生社会を実現する新しい介護習慣を提案するため、誰でも起こり得る生理現象である“軽失禁(尿モレ)の専用商品”を世の中に普及させることは、中高年層のQOLの維持・促進につながっていくと指摘。来春、その具体的な提案として、軽失禁専用品使用率が1割にも満たない男性への適切なケアを行うため、男性用軽度失禁専用品「ライフリー男性用さわやかうす型パッド」を投入し、“男性用尿ケアカテゴリー”という新市場の創造を目指すと発表した。

貝印、新商品プレス内覧会開催 男性用カミソリ「クロスフィット」等発表

貝印、新商品プレス内覧会開催 男性用カミソリ「クロスフィット」等発表

 貝印は12月2日、「KAIグループ2014年度新商品プレス内覧会」を開き、新カミソリ「Xfit(クロスフィット)」や新アイラッシュカーラー「ホットアイラッシュカーラー」など来春の新商品を発表した。
 はじめに、藤野倫経営企画室マーケティング推進マネージャーがあいさつに立ち、「当社では毎年年末、得意先流通関係者様に加えて、プレスの方々も招いて新商品商談会を開催しているが、プレス参加者の中には、『新商品をゆっくり見たい』などの声が挙がっていた。そこで今回は、新商品商談会初日をプレス関係者限定の内覧会として開催する」と述べた。
 次に、商品本部担当者が新商品のプレゼンテーションを行い、「クロスフィット」や「ホットアイラッシュカーラー」に加え、包丁ブランド「関孫六」の追加品(包丁、調理小物等)を大型新商品として積極的に展開するとし、それぞれの特長を説明した。
 プレゼンテーション終了には、別室に移動して新商品の内覧会が行われ、前述の商品を含む全200アイテムの新商品を一堂に展示し、各担当者から説明を受けた。

阿部光博氏(ミマスクリーンケア会長)、黄綬褒章受章記念祝賀会開催

阿部光博氏(ミマスクリーンケア会長)、黄綬褒章受章記念祝賀会開催

 日本石鹸洗剤工業組合(日石工組)理事の阿部光博氏(ミマスクリーンケア会長)が今秋の褒章で黄綬褒章を受章したことを受けて、受章記念祝賀会が12月3日、東京都内の銀行倶楽部で開かれ、組合並びに取引先関係者はじめ親交の深い56名が集い、阿部氏の栄誉を称えた。
 初めに日石工組の三木晴雄副理事長が、阿部氏の実父である先代が叙勲を、また阿部氏が褒章と親子2代の栄誉を得たことを称え、開会祝辞を述べた。続いて祝賀会発起人代表祝辞で、日石工組の瀧山謙理事長が、阿部氏の組合活動への献身的な努力、社業に真摯に取り組む姿勢を称えるとともに、自らが理事長に就任以来、叙勲4名と褒章4名の栄誉に与ったことを紹介。「中小企業の組合として誇りであり、社会に尽くした組合員が多いということが私の誇りである。企業は続けることが大切であり、厳しい環境の中で、阿部氏は立派に経営を続けてこられた。これほど嬉しいことはない」と述べた。
 このあと、ADEKAクリーンエイド社長の山本五郎氏、日本経済協会理事長・早稲田大学教授の田村正勝氏から来賓祝辞が述べられ、続いて日石工組東日本支部の島田昌一監事が乾杯を発声し宴に入った。
 宴半ば、出席者一同並びに日石工組、石けん技術開発協会からのお祝いを瀧山理事長が阿部氏に贈呈。日石工組副理事長代理の志水美智葉氏が阿部氏に花束贈呈の後、阿部氏とともに同社の稲岡幸久社長、阿部ルミ子取締役が登壇。阿部氏が謝辞を述べるとともに、新社長に就任した稲岡氏への変わらぬ愛顧・鞭撻を願った。盛会の中、最後に日石工組の山川耕平理事の閉会の辞で祝賀会を閉会した。

牛乳石鹸共進社、プロスノーボーダー岡本圭司選手とスポンサー契約を締結

牛乳石鹸共進社、プロスノーボーダー岡本圭司選手とスポンサー契約を締結

 牛乳石鹸共進社はこのほど、プロスノーボーダーの岡本圭司選手とスポンサー契約を結んだことを発表した。
 ソチオリンピック開催を2014年に控えて、ウィンタースポーツの中でも注目を集めるスノーボード。岡本圭司選手は、世界最高峰の大会である「日産X-trail JAM」のファイナリスト(日本人最高の5位)。彼が率いる「HYWOOD」は、ソチオリンピック代表選手の角野友基も所属するなど、現在、日本で最も有名なプロスノーボーダーチーム。同社では、岡本選手とのコラボレーションを実施して、若者のスポーツを応援していく。
 プロモーション内容は、岡本選手プロデュースのスノーパーク「THE PARKS 白馬47」内での企業広告・アイテムにロゴの掲載(キッカー雪壁面、カーブボックス、バンクなど)。岡本選手所有スノーボードに牛乳石鹸の企業広告貼付。ゲレンデ内でのサンプリング(予定)・大会への商品協賛など。

フマキラー、第2四半期決算は増収増益に 海外売上高比率は33.6%に

フマキラー、第2四半期決算は増収増益に 海外売上高比率は33.6%に

 フマキラーは12月3日、2014年3月期第2四半期決算説明会を開き、決算概要、通期予想、今後展開などについて説明した。小谷眞弘管理本部長の説明によると第2四半期の業績は、売上高172億1600万円(前年同期比29.1%増)、営業利益13億8100万円(74.8%増)、経常利益13億4600万円(80.1%増)、四半期純利益7億1100万円(82.3%増)の増収増益、概ね計画通りの決算となった。
 増収要因は、国内3分野(殺虫剤・家庭用品・園芸用品他)が増収となったこと、前第4四半期から新規連結のフマキラーアジアグループが大きく売上げに寄与したことによる。
 分野別の売上高は、殺虫剤138億6200万円(前年同期比31.8%増)、家庭用品3億6600万円(278.2%増)、園芸用品12億5500万円(9.7%増)。殺虫剤は国内4~5月の出遅れを6月以降の猛暑による売上増でカバー、海外はフマキラーアジアグループの新規寄与、円安効果で増収となった。家庭用品は、アルコール除菌シリーズが堅調に推移、花粉関連製品の返品大幅減による純売上高が増加した。園芸用品他は、新製品の寄与で売上が回復した。海外売上高は、フマキラーアジアグループの売上高27億7700万円が加わった結果、前年同期に比べて約2.3倍の57億7900万円となった。また、海外売上高比率は33.6%となった。


2013年12月11日号 記事一覧

会合・発表会

  • 薬業連絡協議会、4団体が会見 JACDSが今後の事業計画など発表
  • アンファー、新製品発表会でマスカラ機能持つまつ毛用美容液など発表
  • 神奈川卸組合、三地区合同ブロック会開催「“商品の安定供給”に使命感」
  • プロロジス、モガダム会長兼CEOが会見 日本での成長戦略など発表
  • JECIE、子宮内膜症をテーマにセミナー開催 月経痛への早期対応を推奨
  • ライオン、「スマイル40プレミアム」が好調 発売7カ月で61万個突破

経営・施策

  • 日家工、増税に向けて「転嫁カルテル」「表示カルテル」を公取委に届出
  • ユースキン製薬、富山に新工場建設 16年3月末に竣工予定
  • ユニ・チャーム、来期の経営・営業方針・重点テーマなど発表
  • 花王グループ、「スマイルとうほくプロジェクト」モザイクアートを東北へ
  • 花王、ボランティア功労者厚生労働大臣表彰を受賞

製品・サービス

  • 住友3M、「空気洗浄フィルター給気口交換用脱臭フィルター」新発売
  • バスクリン、「きき湯ファインヒートスペシャルエディション」限定発売

宣伝販促

  • ライオン、「おふろの防カビくん煙剤」ネット番組で特長を訴求
  • ライオン、グロンサン「新お疲れさんアラーム」が30万ダウンロード突破
  • P&G・ジャパン、ファブダンスの新ムービーを電車内ビジョンで放映
  • ライオン、巨大フォトモザイクアートを公開 キレイキレイキャンペ第2弾

人事・組織

  • ライオン、2014年1月1日付けで組織改正・執行役員人事・人事異動発表

決算

  • ハーバー研究所、14年3月期第2四半期決算 前年同期から営業利益が黒字化

研究・開発

  • バスクリン、研究成果発表 浴槽浴がコンディション維持に良い影響

調査・統計

  • 首都圏卸組合、第9回アンケート調査発表 総合評価で日本香堂が5年連続1位

イベント・展示会

  • 徹底!手洗いラボ、幼稚園で正しい手洗い指導する手洗い教室を開催
  • 白元、渋谷ハチ公前でインフルエンザ予防啓発イベント ざわちんが登場
  • DIY協会、DIYショウ2014開催説明会開催 来年8月に開催
  • グリーンベル、大阪で内覧会開催 来春の新製品やMD提案を披露
  • 近石工組、第130回近畿石鹸ゴルフ大会に20名が参加

時評・コラム

  • 時評 製配の強い覚悟が問われる時
  • 泡沫 リスク管理の必要性


上記トピックスは要約版です。記事の詳細・全文は、日用品・化粧品業界の専門紙「H&BC マーケティングニュース」最新号(水曜日発行)でご覧になれます。お申し込みは刊行物案内をご参照ください。