バックナンバー

2013年11月27日号掲載記事より

ツルハHD、ハーティウォンツの普通株式56%を取得へ

 ツルハホールディングスは11月21日、広島県を中心に140店舗を展開するハーティウォンツの普通株式56%を、12月20日をメドに101億円で取得すると発表した。
 同社では、広島県や山口県を中心に圧倒的なドミナント化を実現しているハーティウォンツは、鳥取県・島根県に中国地方における中心基盤をもつ同社と補完関係にあると判断した。
 なお、同社は今後、残りの株式全てについても、保有者と協議のうえ、1年以内に取得を目指すとしている。

ジェクス、「たまひよファミリーパークin横浜」に出展 哺乳びんなど訴求

ジェクス、「たまひよファミリーパークin横浜」に出展 哺乳びんなど訴求

 ジェクスは、10月27日にパシフィコ横浜で開催された「たまひよファミリーパーク2013 in 横浜」(主催=ベネッセコーポレーション)に出展し、来場者に、哺乳びんを中心とした同社製品をアピールするとともに、製品サンプルの配布も併せて行った。
 同イベントは、これから出産を迎える人の妊娠ライフ、子育てファミリーの育児ライフに焦点を当てたイベントで、出展企業のブースでは、妊娠・子育てライフに役立つグッズ・サービスが紹介されたほか、会場では体験&参加型のプログラムも行われるなど、当日はマタニティーからキッズまでの子どもを持つファミリー層など、計2万8396人が来場した。
 今回ジェクスでは、チュチュベビーの哺乳びんの特長である、吸っている時だけ開く「スーパークロスカット乳孔」の採用により、子どもの成長に合わせて、ミルクの量が出るので離乳期まで使える点や、今期の新商品である「ミッフィーシリーズ」(哺乳びん+おしゃぶり)などのアピールを行った。

あらた、4~9月期業績、売上高3.4%増加 次世代型卸商社実現へ

あらた、4~9月期業績、売上高3.4%増加 次世代型卸商社実現へ

 あらたは11月21日、決算説明会を開き、2014年3月期第2四半期(13年4月1日~9月30日)の連結業績、次世代型卸商社実現に向けた事業戦略などについて説明した。
 今期の連結業績は売上高3213億4400万円(前年同期比3.4%増)、売上総利益327億1600万円(1.2%増)、販管費及び一般管理費310億3100万円(2%増)、営業利益16億8400万円(11.6%減)、経常利益16億6900万円(6.3%減)、四半期純利益8億2100万円(10.5%減)となった。
 売上高は、主要得意先(30社)売上高が2.71%増加したことや得意先ドラッグストアの売上高も2.66%増加し増収。売上総利益率は10.18%と前年同期比0.21%減少。要因は、センターフィーの増加に加え、7月に中部地区で稼働した新物流センター「新江南センター」の立ち上げが遅れたことによるもの。営業利益は前年同期比2億2100万円の減少となり営業利益率では0.09%減少。経常利益は1億1100万円減少し、経常利益率は0.05%減少。四半期純利益は9600万円減で、四半期純利益率0.04%減となった。
 次世代型卸商社実現に向けた事業戦略については、「生産から消費までを視野に入れ、流通全体の最適化を目的とした卸商社」を目指すべく、得意先に対して、卸機能を中心に、海外機能、店頭機能の充実を図っていく。その実現に向けて、具体的には、営業戦略、海外戦略、業務効率化、センター投資――を進めていく。

ココカラファイン、14年3月期第2四半期決算は増収に 下期の重点施策発表

ココカラファイン、14年3月期第2四半期決算は増収に 下期の重点施策発表

 ココカラファインは11月15日、2014年3月期第2四半期(13年4月1日~9月30日)決算説明会を開き、決算概要と事業戦略について説明した。
 今期の連結業績は売上高1722億3400万円(前期比2.9%増)、売上総利益434億3500万円(4.4%増)、営業利益18億6100万円(60.7%減)、経常利益29億1700万円(55.7%減)、当期純利益11億2300万円(72.8%減)となった。
 売上面では、前年度下期に子会社化したコダマの業績寄与により増収となったが、利益面では、4月の販売子会社の統合に係る一時的な経費増加やポイントカード関連の販促を先送りしたこと、前年度に負ののれんの償却が終了したことによる営業外収益の減少により、営業利益、経常利益、当期純利益ともに減益となった。
 M&Aについては、6月にドラッグストア・調剤薬局を展開するくすりのえびな(北海道4店舗)を、8月には調剤薬局の光慈堂(東京10店舗)をそれぞれ子会社化。また、11月にはドラッグストアの岩崎宏健堂(山口63店舗)も子会社化(非連結)した。これにより今期末の店舗数は、新規30店舗、退店13店舗で合計1278店舗(内調剤取扱229店舗)となった。
 また、販売子会社統合の課題について塚本社長は、「レジ統一によるオペレーション変更への対応に注力したことで現場への負担がかかったほか、人事制度の統合ではコミュニケーション不足があり指示の徹底が低下した。さらに営業面では、新ポイントカードによる全社統一の販促が立ち遅れたことや、顧客タイプ・立地別の店舗フォーマット設計でアンマッチな店舗が発生した」などと報告した。

大木、第2四半期業績は大幅増収増益 セントラルロジスティック運用開始

大木、第2四半期業績は大幅増収増益 セントラルロジスティック運用開始

 大木は11月20日、2014年3月期第2四半期決算説明会を開き、①大木グループの特徴②決算について③通期業績予想及び重点取り組みについて松井秀正副社長が説明した。
 14年3月期第2四半期の連結業績は、売上高937億1300万円(前年同期比11.9%増)、売上総利益94億700万円(10.5%増)、販売費及び一般管理費90億9500万円(7.7%増)、営業利益3億1200万円(352.2%増)、経常利益6億4100万円(79.1%増)、当期純利益4億9800万円(263.5%増)で期初計画を上回る大幅な増収増益となった。増収増益の要因は、有力ドラッグチェーンとの取引強化、取扱いカテゴリーの拡大、異業態との取引開拓、MD商品の開発・供給等の重点施策の推進が成果につながった。また、売上高が11.9%増となったのに対し、販管費及び一般管理費を7.7%増に抑えたことが大幅な増益につながった。
 今期の重点取り組みについては、消費者の持つ潜在需要を顕在化する中間流通業として、需要を創造する戦略を採ることをベースに、①新規取引口座の開拓②ID事業部(独立薬局の支援)の強化③MD5(ナショナルブランドメーカーとの共同企画商品)の推進④在庫削減プロジェクトの立ち上げ⑤快適生活用品事業の推進⑥様々な機能を持ったセントラルロジスティック(CL)の運用開始――を積極的に推進する。

日本香堂、「富士山の世界文化遺産」登録記念で凧上げイベント開催

日本香堂、「富士山の世界文化遺産」登録記念で凧上げイベント開催

 日本香堂は11月17日、富士川緑地公園(静岡県富士市)で、同社の主力製品「青雲」のテレビCMでお馴染みの“連凧”をあげて、富士山世界文化遺産登録を祝福するイベント「富士山『世界遺産』登録記念『青雲』凧あげの集い」を開催。小学生とその保護者155名が参加した。
 イベント当日、一行は静岡市内の蒲原東部コミュニティーセンター体育館に集合。ここでは、「凧作り教室」として、日本凧の会メンバーの凧マイスターによる指導のもと、「青雲」のテレビCMで使用した同サイズ・同素材の10枚連凧を製作。会場では、和やかな雰囲気の中、凧紙に様々なデザインを施し、凧を作り上げていく親子の姿が至る所で見られた。続いて一行は、富士川緑地公園に移動。7つのチームに分かれて、「凧あげ大会」を行い、秋空の下ひときわ美しく映える富士の山容を背景に、様々なデザインを施した連凧が天高く大空に昇った。
 大会終了後には、団体賞と個人賞が発表され、受賞者には賞品と副賞が授与された。
 そして最後にステージに登壇した同社小仲正克社長は、「富士山が17番目の世界文化遺産に登録したことを記念するとともに、連凧に家族やご先祖様との絆を深めたいとの想いでこのイベントを開いた。晴天にも恵まれ、雄大な富士山を背景に多くの連凧が大空に昇る姿はとても感動した。皆さまの『絆』や『想い』、『願い』が連凧を通してきっと天に届いたことだろう」とあいさつした。


2013年11月27日号 記事一覧

特別企画

  • 12月1日は「世界エイズデー」 予防意識の浸透が市場活性化の鍵
  • エイズ予防財団・山﨑氏に聞く エイズ予防啓発活動を展開
  • ジェクス、使用啓発を目的に「コンドームがつけたくなる本」を発刊
  • 相模ゴム工業 サガミオリジナル史上最薄コンドーム「001」限定発売
  • オカモト 日本大学学園祭でコンドーム・STI啓発イベント開催
  • 不二ラテックス 高級アパレルブランドとコラボ「ドレスキャンプ」春発売
  • ジェクス 「ラブ活応援キャンペーン」展開 グラマラスバタフライを拡販

会合・発表会

  • 日石工組東日本支部、25年度第2回研修会開催 景気の見通しなど聴講
  • マンダム、デオドラント技術発表会開く ミドル男性特有のニオイ原因発見
  • 油脂工業会館、第65回定期講演会開催 JAXA的川氏が講演
  • ときわ商会、秋の講演会と製配販懇親の夕べ開催 「情報の行き交う卸に」

製品・サービス

  • PRページ 花王 「ディープクリーン指で使うハブラシセット」新発売
  • 佐藤油脂工業、押し花絵柄アロマキャンドルなど新発売
  • 資生堂、「SHISEIDO」からシルクのような感触のボディークリーム新発売
  • クラシエHP、「プロスタイルフワリエ」からみずきてぃデザインの限定品
  • レクシア、酵母発酵エキスを採用した新スキンケア「アルケミー」発表
  • リベルタ、素肌力高めるCCクリーム「ピュフィール」発売
  • ラッシュジャパン、クリスマス限定のアイテム、ギフトセットを発売
  • 常盤薬品工業、「エクセル」から新製品「シャイニーパウダーN」改良発売

決算

  • 東邦HD、13年4~9月業績発表 増収減益も計画上回る内容に
  • 花王、12年12月期の決算短信を訂正 繰延税金資産の計上処理に誤り

調査・統計

  • JACDS、有事の際の備蓄に関する意識調査 地域により意識の差大きく
  • 旭化成HP、手にまつわる意識調査 手つなぐ夫婦の96%が「いい夫婦」
  • 経済産業省 13年9月度洗浄剤統計 洗濯用の液体タイプが伸長推移
  • 西化工 13年1~8月化粧品販売統計 リップクリーム、口紅が好調
  • ユニ・チャーム、排泄ケアに関する調査実施 家族を介護している人を対象
  • シャボン玉石けん、歯磨き実態調査 歯磨き後65%が「味覚が変わった」

イベント・展示会

  • カシオ計算機、「消費税増税対策コトPOP書き方セミナー」東京で開催
  • 大王製紙、エリエールレディスオープン開催で前夜祭催し出場者ら参加

時評・コラム

  • 泡沫 「知る権利」を確保するためには
  • らいたあ 日経トレンディヒット商品ベスト30の結果を自己採点


上記トピックスは要約版です。記事の詳細・全文は、日用品・化粧品業界の専門紙「H&BC マーケティングニュース」最新号(水曜日発行)でご覧になれます。お申し込みは刊行物案内をご参照ください。