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マックスファクター、若椙新事業代表が会見　13事業年度は下半期が好調

　Ｐ＆ＧグループのＰ＆Ｇマックスファクター合同会社は9月6日、7月1日付でマックスファクター事業代表に就任した若椙修吾氏の就任あいさつをかねた記者会見を開いた。若杉事業代表は、会見の中で、2013事業年度（12年7月～13年6月）の業績について、上半期の苦戦が響き前年に一歩及ばなかったものの、下半期の施策が奏功し、3月以降は6カ月連続で前年超えの売上実績で推移していることを明らかにした。
　若椙事業代表は、13事業年度について、第4四半期は2ケタに近い伸びを示し、7～8月も前年を超える売り上実績で好調を継続していることを説明し、特に「ＳＫ－Ⅱ」が、13年事業年度は前年と同等レベルの売上げを達成したことを明らかにした。
　ビジネスの成功要因としては、①中心製品の強化（「ＳＫ－Ⅱフェイシャルトリートメントエッセンス」など）②革新的な製品を継続的に導入（「ＳＫ－Ⅱステムパワー」シリーズはＳＫ－Ⅱ史上最多のベストコスメＮＯ1を受賞）③新規顧客の獲得（店頭アプローチ施策の強化、ＢＣが3月以降カウンターから出ての顧客へのアピール）④既存顧客との絆の強化（クリスタルクリアスキンクラブ（ＣＣＣ）プログラムの見直しなど）⑤チャネルの差別化（百貨店向け＝「ＬＸＰライン」の強化、専門店向け＝「新プロショッププログラム」の始動）――を挙げた。

カネボウ化粧品、「白斑様症状被害」第三者調査結果を報告

　カネボウ化粧品は、9月11日、「ロドデノール配合美白製品による白斑様症状被害」に関する第三者調査結果を報告した。報告書では「2012年9月の因果関係は断定できないが、発症の素因を持ち、化粧品がトリガーになった可能性があるとの医師の診断があった時点で直ちに必要な症例の収集や機序の解明などと共に、対策を講ずる必要があった」とするなど同社にとって厳しいものとなった。同社では、この調査結果を受け、再発防止に向け全力で取り組んでいくとともに、社会的な責任を明確にするため、役員報酬の一部を返上することを決めた。
　夏坂真澄社長は「安全管理の体制を抜本的に見直し、お客様を始めとするステークホルダーに信頼されるカネボウ化粧品をつくり直す第1歩にしたい」と決意を述べるとともに、「発症されたお客様、ご迷惑をおかけしたすべての方に深くお詫び申し上げます」と謝罪。「発症されたすべての方が回復し、笑顔が戻るまで責任を持ちます。全力を尽くして対応します」と同日の記者会見で語った。

ジャパン　ゲートウェイ、植物性洗たく用粉末洗剤「チョイス」新発売

　ジャパン ゲートウェイは9月下旬、石けんと天然由来の植物性洗浄成分を配合した洗たく用粉洗剤「Ｃｈｏｉｃｅ！（チョイス）」を新発売する。
　同品は、石けん洗浄成分（脂肪酸ナトリウム）だけでなく、天然由来の植物性洗浄成分と酵素を効果的にブレンドした粉洗剤。同品に配合した石けん洗浄成分は、石けんカスの出にくい独自技術を採用したもので、冷たい水でもサッと溶けて、汚れを確実に落とす。また、植物性洗浄成分には、高い洗浄力でも刺激が少なく、泡切れが良い「発酵マファ油由来アルキルポリグリコシド」と、生分解性の良い「ソープナッツエキス（サポニン）」をそれぞれ配合。酵素は、しつこい皮脂やタンパク質汚れを分解し、すっきり落とす「バイオ生成酵素」を使用した。さらに、天然アロマの香りも配合し、衣類を爽やかな香りで洗い上げる。こうした特長により、石油由来の成分を一切使用せずに、驚きの洗浄力を実現するとともに、すすぎ１回、部屋干し、ドラム式洗濯機での洗濯を可能とした。無リン、蛍光剤・光沢剤フリー。パッケージは鮮やかな色のお洒落なデザイン。チャック付きのスタンディングパウチタイプとなっており、環境（廃棄性）に配慮した仕様となっている。
　アイテムは、洗たく日和の朝の青空を思わせるすがすがしい天然アロマの香り「青空の香り」と、さんさんと降り注ぐ陽射しのようなあたたかみのある天然アロマの香りの「太陽の香り」の2種類（各700㌘、525円）。また、手軽に試すことができるよう両種類の40㌘サイズのトライアル品（84円）も用意した。

ビジネスガイド社、「東京ギフトショー秋2013」開催　2534社が出展

　日本最大のパーソナルギフトと生活雑貨の国際見本市「第76回東京インターナショナル・ギフト・ショー秋2013」（主催＝ビジネスガイド社）が9月4～6日の3日間、東京ビッグサイト全館で開催された。
　今回は「アクティブなライフスタイルを楽しむ『アウトドアリビング』」をテーマに掲げ、健康的な生活を楽しむため、屋内外で楽しめるアウトドアが切り口のライフスタイルを提案。国内外から2534社が出展した。
　特別展示イベント「アウトドアリビング in Gift Show」では、アウトドア商品のほか、インテリアグリーンやオーガニックな雑貨、木製のナチュラルインテリアなどを紹介したほか、新たな展示企画「タビシニア」では、“アクティブ・シニアと旅”に焦点を当てた製品を提案した。
　主な出展社としては、オカモト産業、グローバルプロダクトプランニング、大香、セネファ、ときわ商会、日本香堂などが香りの商品フェアに出展し、新製品などを提案した。
　そのほか、ビューティー＆コスメティックフェアに池本刷子工業やベス工業、生活雑貨フェアにおたふく手袋、ヤングファッション＆キッズスタッフフェアにバンダイがそれぞれ出展した。

Ｐ＆Ｇジレット、「“キスを誘う男肌”男女の本音トークイベント」開催

　Ｐ＆Ｇが展開するウェットシェービングブランド「ジレット」は、外科用手術のメスよりも薄い極薄5枚刃を採用した新シェーバー「ジレット　プログライドシルバー」を8月下旬に新発売したが、これに伴い女優の相武紗季が「ジレット“キスを誘う男肌”イメージキャラクター」に就任したことを記念して、9月11日、「“キスを誘う男肌”男女の本音トークイベント」を開催した。
　会は冒頭、合コン総合アナリスト・松尾知枝氏が登場するとともに、20～30代男女400名（各200名）を対象に、「キスや恋愛、ヒゲに関するアンケート調査結果」を発表。
　続いて、相武紗季とお笑いコンビの平成ノブシコブシが登場してトークショーが行われ、前述の調査結果の中で、男性とキスした際に不快に感じたことの1位に、「ヒゲがチクチクして痛かった」（25％）が挙げられたことについて相武は、「芝居のキスシーンでヒゲがチクチクして気になることがある」と、キスにまつわるエピソードを披露した。