2013年9月4日号掲載記事より
花王、カプチーノのようなクリーミーな泡の炭酸入浴剤「バブチーノ」発売
花王は、10月12日、「バブ」シリーズから、カプチーノのようなクリーミー泡の炭酸入浴剤「バブチーノ」を新発売する。
「バブチーノ」は、炭酸ガスが温浴効果を高めて冷え症や疲労回復に効果があり、さらに保湿成分(アルロン酸、ローヤルゼリーエキス、ショウキョウエキス、肌なめらかオイル)を配合した入浴剤。カプチーノのようなクリーミー泡がシュワーと湯面に広がる。入浴する直前に入れると、湯面に広がるクリーミー泡を楽しめる。
天然エッセンシャルオイルを香料中に使用。「ホワイトローズの香り」(乳白色・にごりタイプ)、「ミルキーラベンダーの香り(乳紫色・にごりタイプ)、各5回分(60㌘×5包)のラインアップ。
資生堂、「TSUBAKI」ダメージケアラインから洗い流さないトリートメント
資生堂は、日本女性を美しい艶髪に導くヘアケアブランド「TSUBAKI」のダメージケアラインから、洗い流さないトリートメント「TSUBAKI ダメージケア 浸透リペア エマルジョン」(100㍉㍑、オープン価格)を9月中旬、新発売する。
同社では、洗い流さないトリートメントに関する顧客ニーズを調査したところ、「もっと補修効果が欲しいが、ベタつくのはいや」、「毛先までスルンとまとまるが、重すぎずサラサラな仕上がりが理想」など、高い補修効果と同時にベタつかない使用感や軽い洗い上がりに対するニーズが高いことがわかったという。
そこで、今回発売する「TSUBAKI ダメージケア 浸透リペア エマルジョン」は、技術的に相反するニーズに応え、「濃密な補修効果」と「サラサラでベタつかない使用感・仕上がり」の両立を新技術「高浸透ブースト処方」で実現。この「高浸透ブースト処方」を採用することで、贅沢な補修成分が浸透エッセンスと溶け合い、髪の芯まで瞬時に浸透し、パサつく毛先までしっとりまとまるのにサラサラな新しい仕上がりを可能とする。
同品の宣伝プロモーションでは、9月中旬から、モデルの杏をイメージキャラクターに起用したテレビCMを中心に展開する予定。
全家協、リビング・ワンダーランド2013開催 「つながりの光へ」
全国家庭用品卸商業協同組合(略称・全家協)は8月28、29日の2日間、製配合同見本市「リビング・ワンダーランド(Living Wonderland)2013」を開催した。
9年目を迎えた今回は、基本コンセプトを「つながりの先へ~Welcome to my room~」と設定。近年、facebookなどSNSの浸透でインターネットを通じたつながりは活発になったが、逆に人とのつながりを感じにくくなっている社会状況に対して、店頭などでの家庭用品、日用雑貨品との出会いの楽しさを伝え、明日の家庭用品売り場を提案する見本市の実現を目指した。
特に主催者企画では、この基本コンセプトに基づく提案コーナー「my favorite roomコーナー」を新設し、キッチン、浴室、書斎など、家庭のシーンごとにインテリア性や機能性に優れた最新の家庭用品を一同に展示。さらにもう1つの新たな試みとして、東京都墨田区のすみだ地域ブランド推進協議会が推進する地場産業振興事業「すみだモダン」に関する展示コーナーを展開。流行となっている和モダンの生活用品や、職人が1点1点丹念に仕上げたハサミなど、日本が誇る身近な“メイドインジャパン”を紹介した。
メーカー出展については、昨年よりもキャパシティの大きいホールに変更したことに伴い、前年比25社増の115社、その中で新規出展社が28社を占めており、各出展社とも小売企業バイヤーを中心とした来場者と活発な商談を行った。
「Beautyフェスタ2013」コーセー、アルビオンが共同開催
コーセーとアルビオンは8月23~27日の5日間、情報発信イベント「KOSE ALBION Beautyフェスタ 2013」を開催。事前の予想を上回る約1万人が来場した。
同イベントは、ブランドの垣根を越えた“ファンづくり”を目的に、百貨店、化粧品専門店、ドラッグストアなど販売チャネルの異なる主要17ブランド(コーセー13ブランド、アルビオン4ブランド)が一堂に会したもの。化粧品・美容の総合サイト「@cosme(アットコスメ)」(運営=アイスタイル)のプロデュースのもと、既存の単独店舗では実現できない“新たな接点”“出会い”を創出する場として開催した。
会場内は、コーセースキンケアブースおよびメークアップブースを中心に、2社の各ブランドブースがそれを取り囲むような形で構成。来場者は、すべてのブランドを自由に見て回りながら試すことができ、当日配布された全ブランドのプレゼントクーポンでサンプル交換ができたほか、今秋の新製品の先行体験やプレミアムラッキーバッグ抽選会、専門家によるメークアップやマッサージ体験など様々なサービスが用意された。
「アスタブラン」「肌極」「雪肌精」を集めたコーセースキンケアブースでは、今秋の新製品などのテスティングやプレゼントが当たるクイズのほか、無料肌測定サービスなどを実施。「肌極」では、美容液、化粧液などの試用や、同ブランドに配合された成分“ライスパワー№11”の100%米由来に因んだゲーム「お米計量チャレンジ」を行った。
Paltac、「RDC宮城」を宮城県白石市内に開設 9月から稼働
Paltacは8月29日、最新鋭の大型物流センター「RDC宮城」を宮城県白石市内に開設、9月から稼働させる。
今回のRDC宮城の開設に伴い、東北地区全体を既存のRDC東北(岩手県花巻市)と2カ所体制でカバー。同地区での出荷キャパシティは350億円から700億円に倍増するとともに、最新鋭テクノロジーを駆使した高品質物流サービスの提供により、同地区の小売業とメーカーの発展に貢献できる物流体制を構築する。
RDC宮城は、南東北3県の県庁所在地である仙台市、福島市、山形市のほぼ中央に位置する宮城県南部の白石インター工業団地内にあり、東北自動車道白石インターチェンジに隣接するなど交通アクセスに優れた立地になっている。
また、卸売事業における汎用型物流センター機能(RDC)と、同一建屋内に特定小売業の物流業務を一括して請け負う専用センター機能(SCL)とを併せ持つハイブリッド型での運用を行うことが特徴であり、投資効率と物流効率の向上を図り、更なる生産性向上によるローコスト化を実現する。
開設にあたっては、地元の新入社員を13名採用し、パート従業員250名(最大)の雇用を予定するなど、震災復興と地域雇用の創出にも貢献する。
2013年9月4日号 記事一覧
会合・発表会
- NSAJ、第3回全国大会・神戸大会を9月18日に開催
- 西日本プラスチック製品工業協会、関連業界懇談会開催 70名が出席
- 西化工、中東・北アフリカ化粧品市場セミナー開催 輸出手続きなど説明
- イオングループ・カジタク、新制服や家事代行サービスパックなど紹介
- コーセー、「ヴィセ」CM発表会開く ローラを新イメージキャラに起用
経営・施策
- ローソクメーカー各社、価格改定に向けた動きを加速
- サンスター、防災の日に「防災にオーラルケア」を積極訴求
製品・サービス
- 花王、バスマジックリン泡立ちスプレー除菌消臭プラス新発売
- 花王、「リセッシュ ヒーリングアロマ」新発売 100%天然香料を使用
- ユニ・チャーム、マミーポコ30周年企画「アニバーサリーデザイン」発売
- ユニ・チャーム、ムーニーマンエアフィットにふんわりぴたりギャザー採用
- ライオン、ルックまめピカ抗菌プラストイレのふき取りクリーナー新発売
- ライオン、アロマリッチ アニーの香りが楽しめるアイテムを品揃え
- ライオンとロッテ、「アロマリッチ」と「グラマティック」コラボ企画実施
- 大王製紙、「エリスウルトラガード極吸」新発売 “吸収力”に特化
- P&G、「パンテーン クリニケア」から洗い流さないトリートメント
- P&G、「ハーバルエッセンス」からアウトバストリートメント新発売
- ダリヤ、「サロンドプロ ザ・クリームヘアカラー」など秋の新製品発売
- ショーワグローブ、新感覚の作業用手袋「HOLD」新発売
- 資生堂、「ウーノフォグバー」改良 10代スタイリングエントリー層に訴求
- バスクリン、「きき湯アロマリズム」からクリアリングヴァーベナの香り
- P&G、「ボールド」からプレミアムな香りの新製品発売
- クラブコスメチックス、「クラブCCエクストラリッチクリーム」新発売
- J&J、「リステリン」から緑茶成分配合ノンアルコールタイプ発売
宣伝販促
- 花王、「ソフィーナ プリマヴィスタ」新TVCM放映
- エステー、「消臭力」CM「ラッキー編」が好感度調査「総合2位」に
人事・組織
- 中央物産、組織変更・役員異動を発表
調査・統計
- JADMA、12年度通販市場売上高調査 前年比6.3%増、ネット通販が牽引
- 西化工 13年1~5月販売統計 シャンプーと染毛料が好調
- JCA 13年7月度チェーンストア販売統計 既存店では総販売額減に
イベント・展示会
- JACDS、第14回JAPANドラッグアウトアショー出展社募集中
- ペットフード協会、インターペット~人とペットの豊かな暮らしフェア開催
- 第93回東京医療衛生用品フェア開催 アクティブシニアに着目した展開も
- 貝印、スイーツ甲子園決勝大会出場8チームを決定
時評・コラム
- 時評 中京・近畿がドラッグ主戦場に
- 泡沫 消費税増税の準備
- らいたあ ウテナ協賛日本フィルコンサートを聴いて
上記トピックスは要約版です。記事の詳細・全文は、日用品・化粧品業界の専門紙「H&BC マーケティングニュース」最新号(水曜日発行)でご覧になれます。お申し込みは刊行物案内をご参照ください。