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2013年8月7日号掲載記事より

日石工組副理事長・三木晴雄氏の旭日双光章受章記念祝賀会を開催

 日本石鹸洗剤工業組合(日石工組)副理事長の三木晴雄氏(ミヨシ石鹸社長・玉の肌石鹸社長)が春の叙勲で旭日双光章を受章したことを受けて、受章記念祝賀会が7月31日、東京都内の日本工業倶楽部で開かれ、組合関係者はじめ経済産業省、業界関係者、玉の肌石鹸並びにミヨシ石鹸の役員や従業員など79名が集い、三木氏の栄誉を称えた。
 祝賀会は、初めに日石工組の山川耕平理事が開会の辞を述べた。続いて来賓祝辞では、経済産業省製造産業局生物化学産業課長の江崎禎英氏が業界の振興に尽くした功績を称え、ライオン会長の藤重貞慶氏は、業界をはじめ、本所災害防止会や墨田社会保険委員会などの地域活動や、国際開発救援財団の副理事長としての活躍を紹介したあと、「たくましい商売人心を持った方であり、今回の受章を心から喜びたい」と述べた。
 このあと、日石工組の志水双葉副理事長が三木氏による石鹸に関する書籍との出会いのエピソードを添えて乾杯を発声。
 祝電披露に続き、出席者一同並びに日石工組、石けん技術開発協会からのお祝いが山川理事から三木氏に贈呈されたあと、日石工組の大野範子理事が三木氏に花束を贈呈した。
 三木氏は、日石工組の瀧山謙理事長と出席者に心からの感謝を伝えるとともに、55周年を迎える組合にも停滞した時期があり、その都度、当時の理事長と組合員が団結して困難を切り抜けてきた歴史を紹介。「組合が存立する目的は親睦と研鑽である」とし、「今後も互いに協力し助け合い、苦しい時期も切り抜けていく組合でありたい。組合の発展・存続のために努力していきたい」と語った。
 盛会の中、最後に日石工組・永井正一副理事長が「いつまでも我々を引っ張っていただきたい」と閉会の辞を述べ祝賀会を閉会した。

Paltac、14年3月期第1四半期決算 売上高は前年同期比2.9%増

 Paltacは7月31日、2014年3月期第1四半期決算短信を発表、売上高は2041億4900万円(前年同期比2.9%増)、営業利益は22億3600万円(同3.2%減)、経常利益は36億8400万円(同1.5%増)、四半期純利益は22億8000万円(同3.4%減)となった。
 卸売事業は、取引先との取り組み強化によるインストアシェア拡大に加え、夏物季節商材が好調に推移した結果、売上高は2010億4800万円(同2.8%増)、営業利益は23億800万円(同8.8%増)となった。
 一方、物流受託事業は、受託先の安定した事業展開及び前事業年度から取引を開始した新規受託先の取扱高が増加したことにより、売上高は31億100万円(同5.8%増)、営業利益は4億8000万円(同13.8%増)となった。

ピップ、ウエルネスフェスタ秋開催 「新たな価値観・創造提案」テーマに

ピップ、ウエルネスフェスタ秋開催 「新たな価値観・創造提案」テーマに

 ピップグループは7月24、25日の2日間、秋の展示会「ウエルネスフェスタ2013AUTUMN」を開催。小売業の経営者やバイヤーなど約1600名が来場した。
 今年は「変化する消費スタイルに対応した新たな価値観・創造提案」をメインテーマとし、主にメーカーブースとピップグループのコーナーの2つで構成。合計161社の出展のもと、需要が高まるシニア関連分野の商品を従来のヘルスカテゴリーから分離・独立させ、より専門性を高めたほか、各種提案企画に関して“見易さ、分かり易さ、気付き”をテーマに取り組み、データの裏付けを強化するなど新しい提案を行った。
 ピップグループのコーナーでは①新規取扱メーカー紹介コーナー②専売商品コーナー③ピップ商品紹介コーナー④新製品コーナー⑤MD提案コーナー⑥店頭展開成功事例の紹介――などを設けた。
 ①新規取扱メーカー紹介コーナーでは、ツボに貼るだけで簡単なはり治療ができる製品を展開するメーカーなど新規8社の積極的なサンプリングやデモンストレーションが行われ、会場で最も混雑した。②専売商品コーナーでは、競合との差別化になる専売商品の新製品を中心に紹介したほか、注力製品として、2月に創業120周年を迎えた森下仁丹の清涼菓子「梅仁丹」のPRを行った。③ピップ商品紹介コーナーでは、「エレキバン」「スリムウォーク」「マグネループ」など同社ブランドを紹介。中でも、発売40年で初の全面リニューアルを行う「エレキバン」を大々的にアピールした。⑤MD提案コーナーについては、シニアやコンフォートなどカテゴリー別に提案。シニアでは、加齢に伴う身体機能のサポートと“入浴”“排泄”“食事”の3大介護を応援すべく、負担軽減をテーマにホームケアの棚割ゾーンニングなどを展開したほか、コンフォートでは、TV番組から生まれた用語のマンゴー世代(20~30代前半)=お顔に関する悩みなど、キウイ世代(30後半~40代)=コスパに関する悩みなど、バナナ世代(50代以降)=髪の毛に関する悩みケアなど各世代別に製品や棚割の提案などを行った。

ハリマ共和物産、秋の見本市に101社が出展「売上・利益とも堅調に推移」

ハリマ共和物産、秋の見本市に101社が出展「売上・利益とも堅調に推移」

 ハリマ共和物産の秋の見本市が7月25、26日の両日、開かれた。
 今回の見本市には、新規出展メーカー3社(コスメティックローランド、ジュンコスメティック、バイリーンクリエイト)を含む101社が出展。見本市2日間の売上げ目標は、15億3329万円(前年比100.8%)。来場者数は170社、450人となった。
 今年の春の見本市でも前年比103.6%と前年増を達成している。
 見本市会場には、主要メーカーや新規メーカーのブースとともに2013年秋の新製品コーナーをはじめ、物流機能紹介コーナー、 J-NETグループの開発商品を集めたドルフィンコーナー、そして各カテゴリーの市場規模をパネル展示したトイレタリーマーケットコーナーや売場提案コーナーなどが展開された。
 今回の提案コーナーでは、「お風呂あがりの乾燥対策」や「頭皮ケア」、「ウイルス対策」、「香の商品」などを集めたコーナーに加え、各カテゴリーの市場規模をパネル展示した「トイレタリーマーケットコーナー」では、マーケットサイズやその増減に応じた売り場づくりを提案。さらに来春に予定されている消費税増税を先取りした「消費税増税と駆け込み需要」と題したコーナーでは、消費税増税前の駆込み需要がどのような商品におこるかを消費税導入が行われた当時の本紙の紙面なども使って説明するなど、売り場づくりに向けた数々の情報発信が行われた。

P&G、「アリエール夏休みサイエンスショー」 スピードプラス体験

P&G、「アリエール夏休みサイエンスショー」 スピードプラス体験

 P&Gは7月25日、一般向けイベント「アリエール夏休みサイエンスショー」を開催。夏休みに入った小学生の親子約30名が参加した。
 このイベントは、子ども達の夏休みの自由研究の手助けをするため、アリエールサイエンスアドバイザーを務める米村でんじろう先生による楽しい実験を通じて、8月上旬から発売する超濃縮液体洗剤「アリエールスピードプラス」の“スピードコースの超時短洗濯でも高い洗浄力と抗菌防臭を両立できる”という特長を分かりやすく紹介したもの。小学生親子の代表としてタレントの新山千春・小春も一般参加者とともに実験などに参加した。
 “洗濯実験”では、新山千春が「子どもと過ごす時間が増えて家事のための時間が減ってしまった。また暑さで汗をたくさんかくので洗濯の回数も増えており、洗濯の時短ができればありがたい」など夏休みの子どもを持つ主婦ならでは悩みを述べると、でんじろう先生が「このお悩みはアリエールスピードプラスの科学力で解決できる!」と宣言するとともに、同品に配合した①汚れを強力に引きはがす「パワー洗浄イオン」②汚れにすばやく働く「スピード洗浄イオン」――の2成分に関する特別実験を実施した。
 ①については、油汚れが付着した布をアリエールスピードプラスと水が入ったビーカーに漬けて汚れがはがれ落ちていく様子を確認。一方②では、子ども達がリレー形式でアリエールスピードプラスと洗濯物と入れたミニボトルを全力でシェイク。合計1分程度のシェイクで「新品のTシャツみたいに白くなった」(新山小春)と同品で実現できる超時短洗濯のすごさを実感した。


2013年8月7日号 記事一覧

会合・発表会

  • DMS、第156回上半期総括セミナー開催 需要減少時代の新モデル構築を
  • 石けん洗剤技術交流会、役員会及び例会を開催 約60名が出席
  • 流通問題研究協会、第2期CIO育成研修会開催し玉生会長が講演

経営・施策

  • ドン・キホーテ、純粋持株会社体制に移行へ
  • バスクリン、乳頭温泉郷・田尻湖・角館の地域活性化活動を支援
  • 日本ロレアル、50周年記念し新2ブランド 研究開発・製造拠点の投資拡大

製品・サービス

  • 大日本除虫菊、虫よけ剤「虫コナーズ」が「笑っていいとも!」で紹介
  • ザ・ボディショップ、ハチミツの香りのバス&ボディケアシリーズ今秋発売
  • 花王、「ピュオーラ 歯みがきシート」新発売 ピュオーラ改良も
  • ユニ・チャーム、「ムーニーエアフィット」にM、Lサイズ追加
  • P&G、「ファブリーズ スリープコレクション」新発売
  • バスクリン、「バスクリン」旬の香り第3弾 芳醇な巨峰の香り限定発売
  • エステー、秋の新製品②ホームケア 「ファミリー手肌ケア手袋」など発売
  • ライオン、BATHTOLOGY改良発売 保湿クリーム成分を新配合
  • ライオン、「ソフラン アロマリッチ香りのミスト」から新しい香りを追加
  • トイレタリーJ、「台所用洗剤セーフ発芽玄米」トライアルボトル発売
  • 花王、「トイレマジックリン消臭・洗浄スプレー」から新製品発売
  • 大日本除虫菊、「ゴンゴンアロマ」「サッサ」から香りコンセプト新製品
  • ブルーベル、まつげ根元用美容液「ヴィーナスアイラッシュ」の売上好調
  • サンスター、「セッチマ」から新ハミガキ 「ダイヤモンドパウダー」配合

宣伝販促

  • 牛乳石鹸共進社、「魔法の絵画展」で「赤箱」のサンプリング実施
  • エステー、「消臭力」新CM放送開始 ミゲルとさくらまやが出演
  • ライオン、「エコ・ファースト企業」3社によるプレゼントキャンペ実施

人事・組織

  • ツルハ、中部・関西店舗運営本部を新設
  • エビス、役員を選任

決算

  • 花王、1~6月業績 コンシューマープロダクツ事業が好調 経常利益増に
  • エステー、14年3月期第1四半期決算発表 減収減益で推移
  • 資生堂、4~6月期業績発表 国内化粧品事業の売上高が伸長
  • ユニ・チャーム、14年3月期第1四半期は増収増益で推移
  • 小林製薬、14年3月期第1四半期決算 家庭用品製造販売事業が増収増益に
  • マンダム、14年3月期第1四半期決算 連結売上高は増収に
  • アイスタイル、13年6月期決算説明会開催 会社設立から連続増収を達成

研究・開発

  • 日本杜仲研究会・定期大会開催 小林製薬など研究成果を報告
  • サティス製薬、植物由来シリコーン機能原料を開発 新シャンプー開発へ

イベント・展示会

  • ウテナ、日本フィル「シンフォニック・エンタテインメント」に冠協賛
  • 日本香堂、恒例の設立記念会開催 OB・近隣住民など約200名が参加
  • 日本香堂、特別教室「香木のフシギ!?」を楢国立博物館内で開催

施設・店舗

  • アイスタイルなど、アーク森ビルに本社移転

時評・コラム

  • 時評 夏物好調を後半商戦につなげ
  • 泡沫 暑さ続く日本列島


上記トピックスは要約版です。記事の詳細・全文は、日用品・化粧品業界の専門紙「H&BC マーケティングニュース」最新号(水曜日発行)でご覧になれます。お申し込みは刊行物案内をご参照ください。