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2012年11月21日号掲載記事より

ときわ商会、秋の講演会・製配販懇親の夕べ開催 企画開発卸No.1へ

ときわ商会、秋の講演会・製配販懇親の夕べ開催 企画開発卸No.1へ

 ときわ商会は11月14日、取引先小売業、仕入先メーカー関係者ら約300名を招き、恒例の「秋の講演会と製配販懇親の夕べ」(後援・ときわ会)を開催した。
 はじめに相澤隆史社長があいさつに立ち、今年を改革元年として、物流改革や営業組織再編に取り組み、コーポレートスローガンの「ニッコリアイディア企業」を進化させて、企画開発型卸ナンバーワンを目指していく考えを語った。
 次にメーカーを代表してライオン取締役執行役員ヘルス&ホームケア営業本部長・清水康男氏があいさつ。引き続き講演会に移り、お好み焼き千房の中井政嗣による「お好み焼き日本一の感動経営~無印人間でも社長になれた「成功者より成長者なれ~」と題した講演が行われ、同氏は中学卒業後、丁稚奉公からお好み焼き専門店を開業して成功するに至った生の体験談や人生観、人間力を重視する考え方を熱く語った。
 この後、会場を別室に移し、懇親会が開かれ、この席では相澤昭三会長の発声で乾杯。途中、山本高広ものまねショーや福引きが行われる盛宴となり、三木晴雄ミヨシ石鹸社長の中締め後、終了した。

ユニ・チャーム、被災地へ継続的支援 マッチングファンド結果報告

ユニ・チャーム、被災地へ継続的支援 マッチングファンド結果報告

 ユニ・チャームはこのほど、“被災地への継続的な支援”と“節電の推進”の両立を目指したマッチングファンド「スーパークールビズ」活動の結果報告を行った。
 同社はこれまで、生活必需品を提供するメーカーの社会的責任として、東日本大震災被災地への支援活動に継続的に取り組んできた。その一環として、昨年7月から「スーパークールビズ」活動を国内全社員を対象に実施。
 同活動は、同社での勤務時に着用可能なオリジナルポロシャツ・ワッペンなどを販売し、その代金相当額を被災地に寄付するもので、昨年、同社社員からも「暑い夏を快適に働きながら、節電できて被災地支援にも繋がる」と好評を博していた。
 そこで、今年も同活動を継続して実施。期間も前年より2カ月間前倒しして取り組んだ。その結果、5月7日から10月31日までの約6カ月間で、代金相当額は合計435万7500円(オリジナルポロシャツ・ワッペンなどを3264枚販売)となった。
 同社は、被災地の介護施設・病院などに介護機器などの寄付を予定している。

Paltac、13年3月期業績 第2四半期の過去最高益を更新

Paltac、13年3月期業績 第2四半期の過去最高益を更新

 Paltacは、11月13日、決算説明会を開き、三木田國夫会長、折目光司社長らが出席して、13年3月期第2四半期(4~9月)の決算概要並びにサプライチェーン全体の最適化に向けた取り組みについて説明した。
 同期の売上高はインストシェア拡大などの要因で前年同期に比べ63億円増の4022億円となった。だが計画に対しては夏物季節商材が苦戦したことで18億円未達だった。
 売上総利益は競争激化による率の低下、SCL(物流受託)事業でのイニシャルコスト計上の影響で前年同期から2億円減の420億円で計画には5億円未達。営業利益は前年同期に比べ5億円増の56億円、経常利益は同6億円増の81億円、四半期純利益は同1億円増の50億円となり、概ね計画通り推移した。
 セグメント別の業績では、卸売事業は売上高3964億円で前年同期に比べ64億円増加したが、制汗剤などの季節商品苦戦の影響で計画では17億円の未達だった。経常利益は販管費削減により前年同期から8億円増加の75億円で計画を2億円上回った。SCL事業は売上高58億円で前年同期を1億円上回り計画通り。経常利益は新規受託先のイニシャルコストの計上等により2億円減の6億円で計画に1億円未達だった。
 品目別の売上実績では化粧品982億円(前年同期比98.2%)、医薬品668億円(104.8%)、健康・衛生関連品617億円(104%)、日用品1688億円(101.8%)、その他7億円(同78.9%)。業態別の売上実績はドラッグストア2393億円(前年同期比102.9%)、ホームセンター465億円(96.6%)、CVS299億円(100.8%)、スーパー287億円(100.9%)、GMS269億円(同98.4%)、ディスカウントストア137億円(115.6%)。

ココカラファイン、13年3月期第2四半期業績発表 増収増益で推移

ココカラファイン、13年3月期第2四半期業績発表 増収増益で推移

 ココカラファインは11月13日、2013年3月期第2四半期(4月1日~9月30日)決算説明会を開き決算概要並びに事業戦略について説明した。
 同期は、ドラッグストア事業の各販社(セイジョー、セガミ、ジップドラッグ、ライフォート等)において統一の商品政策の浸透効果により、既存店売上高が前年同期比0.6%増加したことや、北海道のスズラン薬局の子会社化で増収となったこと、9月1日付けでABCドラッグから東京・埼玉で展開するドラッグストア・調剤薬局を譲り受けたことなどによる41店舗の新規出店と14店舗の退店で合計1157店舗(内調剤取扱い216店舗)となったことなどにより、連結業績は売上高1674億600万円(前年同期比4.3%増)、売上総利益409億1900万円(5.1%増)、営業利益40億4900万円(0.4%増)、経常利益66億3100万円(3.2%増)、当期純利益41億6400万円(13%増)の増収増益となった。
 事業戦略については、11年3月期からスタートした5カ年の中期経営計画として、「人々のココロとカラダの健康を追及し、地域社会に貢献する」を経営理念に掲げ、「おもてなし№1企業になる」をコーポレートスローガンに、16年3月期に売上高5000億円、経常利益200億円を経営目標としている。

「介護の日」セミナー開催 大王製紙、サンスターなどが参加

「介護の日」セミナー開催 大王製紙、サンスターなどが参加

 がんばらない介護生活を考える会(鎌田實委員代表/諏訪中央病院名誉院長)は、“介護の日”である11月11日、恒例の記念イベント「2012年『介護の日』セミナー」を開催した。7年目となったこのセミナーは、大王製紙の特別協賛のもと、介護を受ける側・する側の双方に負担をかけ過ぎない“がんばらない介護生活”を実現するための情報の提供を目的としたもの。同会設立10周年の節目を迎えた今回は、テーマを「介護と幸せな人生の両立」とし、人々の精神的な負担が大きい介護において“いかに皆が幸せを感じて、人生を楽しむためにはどうすべきか”という同会設立の原点に立ち返ったプログラムを展開。午前の部=介護のプロ向けセミナー、午後の部=一般向けセミナーの2部構成で合計約620名が参加した。
 午後の部では、はじめに東レ経営研究所・渥美由喜ダイバーシティ&ワークライフバランス研究部長が「仕事と介護の両立実践術~イキイキと介『互』を乗り越えるために」と題した講演を行った後、メイアイヘルプユー・葭田美知子理事ならびに大王製紙ホーム&パーソナルケア事業部・森田彩希氏が、紙おむつブランド「アテント」を使って紙おむつおよび尿とりパッドの正しい選び方・使い方を実演。
 次にメーンプログラムとして、鎌田同会委員代表が昨年の東日本大震災で被災した“在宅介護”現場の状況を報告するとともに、人間の免疫力の向上や延命効果には「幸せホルモン(美味しい物を食べた時や美しい風景を見た時などに脳内に分泌される物質)」の影響が大きいことを示唆。そして鎌田氏、厚生労働省・村木厚子援護局長、日本福祉用具供給協会・山下一平理事長、敦賀温泉病院・玉井顕院長、メイアイヘルプユー・葭田理事の有識者5名によるパネルディスカッションを実施した。
 なお、同イベントの会場には、特別協賛の大王製紙のほか、協賛企業のサンスターなどがブースを出展。介護現場をサポートする各社製品・サービスを紹介していた。


2012年11月21日号 記事一覧

会合・発表会

  • プラネット、大阪でユーザー会開く 「“見える化サービス”の実現へ」
  • 花王、西日本地区の販売店300名招き「有力販売店懇談会」開催
  • 花王・澤田社長が大阪で会見 グローバル展開の展望など説明
  • 生防協、24年度総会を開催 GHS導入を本格スタート
  • サプリメント・エグゼクティブ会議、個別セミナー開催し約100名が参加
  • ラッシュ、新ヘアケア発表会開催 製造工場併設ショップオープンも発表
  • 大王製紙、エリエールレディスオープン前夜祭開く 福島県いわき市で

経営・施策

  • 大規模小売店舗 13年度も1万平方㍍超える大規模店が全国で展開
  • 花王、就活学生向け無料メイク講座の活動を強化 実施エリア拡大へ

製品・サービス

  • キクロン、「あわあみボディタオル泡綿」新発売
  • 大正製薬、女性のキレイをサポート「密-hisoka-」お得なセット限定発売
  • 資生堂、「マジョリカ マジョルカ」過去に人気の限定品をリバイバル発売
  • 資生堂、「インテグレート」から新ボリュームマスカラ発売
  • エム・フーズ、温めて食べるダイエット食品新発売
  • 常盤薬品工業、通販専用の「シンプス」から新エイジングケアなど発売

宣伝販促

  • ラブラボ、新ヘアケアシリーズ「ギフト」TVCMに鈴木保奈美を起用

人事・組織

  • マイコール、臼井均氏が社長に就任

決算

  • ハリマ共和物産、13年3月期第2四半期連結決算は増収減益に

研究・開発

  • サティス製薬、業界初の美肌効果を併せ持つ植物性防腐剤を開発

調査・統計

  • ポーラ、「美肌県」グランプリは島根県に決定
  • 西化工 24年1~8月販売統計 セットローション、ヘアトニックが2ケタ増
  • JCA チェーンストア24年9月度統計 既存店の総販売額は7カ月連続減
  • JFA 24年9月度コンビニ統計 中旬以降伸び悩み既存店は4カ月連続減
  • インテージ 「女性のアンチエイジングに対する意識調査」結果を発表

イベント・展示会

  • 歯磨工業会、歯の衛生週間標語最優秀賞「目指そうよ自分の歯で噛む80年」
  • ユースキン製薬、東京でも「ハンドエキスポ」開催 ハンドマッサージ体験
  • アイスタイル、アジア最大級のビューティーイベントを12月に開催

訃報・葬儀

  • 訃報 篠原粂夫氏 (壽香料相談役) 76歳

時評・コラム

  • 時評 注目集めるID付POS
  • 泡沫 リボ払いの落とし穴

特集 【歳末用品】

    特別企画

    • 歳末商戦スタート 1年の締めくくりに製配販が団結して盛り上げを
    • 花王 香りを付加価値とした製品で“楽しいお掃除”を提案
    • ライオン 「年末大洗濯」という新たな提案を開始
    • ハイネリー 年末の大掃除向けに住居用石鹸製品「キブツクリン」など展開
    • ユニ・チャーム 「ウェーブ」「シルコット」で新提案を推進
    • アース製薬 「濃縮セボンneo」など強化 店頭活動も積極推進
    • シャボン玉石けん 「シャボン玉洗たく槽クリーナー」に注目集まる
    • エステー おひさまシリーズの提案推進 「くつクリーナー」が好調
    • ニトムズ ユーザー拡大目指したコロコロ限定品発売 販促キャンペも
    • フマキラー シュシュッと除菌キャンペーンを展開
    • クレハ 多彩な企画提案で拡販をバックアップ クリスマス向け企画など
    • 大日本除虫菊 アミ戸用洗浄スプレー「アミライト」を一新
    • カメヤマ 実用的なアイテムを詰め合わせた風呂敷付きの進物商品が人気
    • キクロン 歳末需要に向け様々な掃除関連用品を展開中
    • ライオン商事 「ハッピーわんデイアロマで消臭ペットシート」が好評
    • 小林製薬 「トイレ洗浄中さぼったリングおくだけ」を提案
    • ジョンソン “今年もラクラク!大掃除”をテーマに展開
    • 玉川衛材 「フィッティ7DAYSマスクシルキータッチ」を発売
    • ユニリーバ 年末の大掃除シーズンに向けて「ジフ」「ドメスト」積極販売
    • UYEKI 歳末商戦に向け「オレンジシリーズ」主力品からお掃除用品を提案
    • ミマスクリーンケア 「緑の魔女」シリーズ 業務用商品も好調に推移
    • ウエ・ルコ 「洗うエリ・そでジェル」が好スタート切る
    • 旭化成HP 「フロッシュ」認知拡大・拡販図る 「シトラス」も順調推移
    • サンスター 祝いハブラシで福が来る!キャンペーンなど展開
    • エビス 「プレミアムケアハブラシ コンパクト」を展開
    • デンタルプロ 「デンタルプロブラックシリーズ」デザインを大幅刷新
    • 川西商事 サクラの色が変わったら交換サイン「SAKURA TOOTHBRUSH」
    • 東芝HA 東京スカイツリーにちなんだ販促企画品を展開
    • 日立マクセル 「モバイルボルテージ」新発売 スマホの予備電源に対応
    • FDK “豆しば”起用したプレゼントキャンペーン展開
    • 旭化成HP 「レンジで煮魚カップ」など新製品の育成に注力
    • ミツエイ 製造の現場重視し品質管理を徹底 積み重ねが大きな財産に
    • 花王 「アタックNeoギフト」で歳暮ギフト市場活性化目指す
    • クロバーコーポ 「ローズスパ」「アロマデュウ」「百花繚乱」前面に展開


    上記トピックスは要約版です。記事の詳細・全文は、日用品・化粧品業界の専門紙「H&BC マーケティングニュース」最新号(水曜日発行)でご覧になれます。お申し込みは刊行物案内をご参照ください。