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Ｐ＆Ｇ「ブラウン　シリーズ３」、新ＴＶＣＭに松山ケンイチ起用を発表

　Ｐ＆Ｇが展開する小型家電ブランド「ブラウン」は9月1日、記者発表会を開き、ブラウン電動シェーバーの新ブランドアンバサダー（ブランドキャラクター）に、俳優の松山ケンイチを起用するとともに、深剃りと肌への優しさの両立を目指した電動シェーバー｢ブラウン　シリーズ３｣の新テレビＣＭ「男たちよ、エンジンをスタートさせろ。」篇を同日夜からオンエアすると発表した。
　今回の新テレビＣＭは、「ブラウン　シリーズ３」で、自分らしく生き抜く1日のスタートを実現できるというメッセージを訴求。ブラウンのスイッチを押すことで心の中のエンジンを始動し、自信を持って戦いに臨む男の姿を松山ケンイチが演じている。ＣＭストーリーでは、「男たちよ、エンジンをスタートさせろ。」のナレーションとともに、黒を背景とした引き締まった雰囲気の中、黒を基調としたきりっとした服装で、自信に満ち溢れた男らしい表情で登場した松山ケンイチが、毎朝のシェービングからスタートする自分らしい男らしさを表現。また、同品の特長である「風呂剃り対応」「深剃り」「肌への優しさ」に加えて、「91％が満足」といったキーワードもナレーションの中で伝えている。
　発表会では、ＶＴＲでブラウン電動シェーバーの歴史が紹介された後に、松山ケンイチとゲストパーソナリティーとしてクリス・ペプラーが登場し、トークショーが行われ、松山ケンイチは新テレビＣＭについて、「ブラウン電動シェーバーは、よく剃れることと近未来的なデザインが格好良いことから日頃から愛用しており、そのテレビＣＭに起用されたことを心から嬉しく思う。このテレビＣＭは、カッコよさにこだわっているため、最初の撮影では照れくさかったが、優秀なスタッフと素晴らしいセットの中で撮影できたので、カッコよさが上手く表現できたと思う」などと語った。

ドラッグストア・薬局の新たな挑戦　「健康ステーション構想」実現へ

　衆議院議員で日本チェーンドラッグストア協会（ＪＡＣＤＳ・関口信行会長）の副会長でもある樋口俊一氏らがドラッグストア・薬局の「健康ステーション構想」制度化へ向けて動きだした。この構想はドラッグストアや薬局を「地域の健康ステーション」として法制度化させ、セルフメディケーションの推進の拠点にしようとするものであり、制度化が実現すればドラッグストア・薬局が真の健康のための施設としてより機能していくことになりそうだ。
　この「健康ステーション構想」では高齢化社会に伴う医療費の高騰、医療制度崩壊を防ぎ、優れた現行医療制度の維持という大きな使命と目的があり、薬剤師の職能領域の拡大や生活習慣病薬などの一般医薬品化（スイッチＯＴＣ）の拡大など多くのセルフメディケーション推進するための課題が制度として実現されることにつながる。だが「健康ステーション構想」の実現にはドラッグストア業界としても「地域の健康ステーション」としての機能を十分発揮できるようにしなければならない課題があると捉えている。
　樋口議員によると、地域の健康ステーションとしての重要なテーマは、「予防ステーション化」と「情報ステーション化」の２つがあるという。日本チェーンドラッグストア協会は、ヘルスケアアドバイザー、ビューティケアアドバイザー、ベビーケアアドバイザー、漢方アドバイザーの４つの認定アドバイザー制度を行っているが、今後は高度先進医療に関する情報提供や介護制度に関する情報提供をドラッグストア全店で行えるようなサポートを行っていくとしており、「健康ステーション構想」を実現できる基盤を整備に努めていく。

カメヤマ、「やっぱり日本が好き！東北復興応援キャンペーン」実施中

　カメヤマでは、ローソク・線香の夏の感謝キャンペーンとして、現金１万円が合計200名に当たる「やっぱり日本が好き！東北復興応援キャンペーン」を好評の中で実施している。同キャンペーンは、購入したカメヤマの線香・ローソクに印刷されているバーコード500円分以上（バーコードがない商品はカメヤマのロゴマーク500円分以上）を1口とし、応募はがき又は郵便はがきに貼り、必要事項（郵便番号、住所、電話番号、氏名、性別、年齢、職業、購入店名）を記入し応募すると、抽選で合計200名に現金1万円をプレゼント。更に外れた人の中から抽選で合計1500名に「カメヤマオリジナル昭和レトログッズ」（エコバッグ・前掛・七部袖Ｔシャツ）から1点をプレゼントするというもの。
　すでに第1回応募締切（8月31日）が終わり、9月30日の第2回応募締切に向けて好評のうちに応募が進んでいる。今回のキャンペーンでは、応募1口につき10円を、日本赤十字社を通じて東日本大震災で被災した人々に寄付する。
　なお、応募対象商品は、「花げしき　備長炭」「花ふぜい　黄　白檀」「花ふぜい　紫　煙少香」「カメヤマローソク」「葵乃舞　備長炭」「亀山五色蝋燭」ほか全商品。

ビジネスガイド社、東京ギフト・ショー開催　２３００社が出展

　「第72回東京インターナショナル・ギフト・ショー秋2011」（主催・ビジネスガイド社）が、9月6日～9日までの4日間、東京・有明の東京ビッグサイト全館で開かれた。
　今回のギフト・ショーは、「新たな進化への挑戦、再生ニッポンの決定打」をテーマに約2300社が出展。東日本大震災や放射能による風評被害の影響が懸念される中、会場には、感度の高い多彩なジャンルの商品を求めて多くのバイヤーが来場し、各ブースでは、熱気溢れる商談が行われた。
　当業界の主な出展社をみると、オカモト産業、大香、ときわ商会、日本香堂、ヤマサキなどが香りの商品フェアのゾーンに出展し、様々な香り商材を提案した。また、生活雑貨フェアのゾーンには、同ショー初出展となるＵＹＥＫＩ、ウエ・ルコがブースを構え、新たな販路開拓を行った。この他、食卓を切り口にした「第10回グルメ＆ダイニングスタイルショー秋2011」が同時開催され、日本の食の地域ブランドを訴求した。

広島共和物産、故中野彦三郎氏のお別れ会に業界関係者が多数列席

　8月11日に90歳で逝去した広島共和物産元会長、中野商事前社長の中野彦三郎氏の　「お別れの会」が、9月6日、広島市のホテルグランヴィア広島において執り行われた。
　定刻の13時に始まった同会には、地元の経済界をはじめ、当業界からも取引先メーカーやＪ－ＮＥＴグループの幹部など多数が参列し、故人の遺徳を偲ぶとともに別れを惜しんだ。
　会は、故人の生涯を綴ったビデオが放映されたのち、お別れの言葉を広島県議会議長の林正夫氏が述べ、続いて葬儀委員長の中野清広島共和物産相談役があいさつに立ち、故人の思い出について語り、「中野彦三郎が、社会のため、そして会社のために尽力してくれたことに感謝している」と述べた。
　引き続き喪主の中野悦子氏が御礼のあいさつを述べ、その後参列者一同が祭壇に献花を行った。会場には故人の若い頃から晩年までの写真や記念の品を飾った「メモリアルコーナー」も設けられるとともに会食コーナーも設けられ、参列した参加者の多くが故人を偲びつつ、昔話に花を咲かせた。