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ピップ、新製品発表会開催　骨盤に着目したショーツ＆ベルトを発表

　ピップは7月27日、「ピップ新製品発表会・記者勉強会」を開催。ボディラインケア「スリムウォーク」ブランドの新製品2アイテムを発表した。
　9月1日からドラッグストアなどで発売する「骨盤をきっちり支えるショーツ」「同ベルト」（各オープン価格）は、働く女性が悩む“腰痛”をケアするインナー。体の中心にある「骨盤」に着目し、日常的に着用するだけで骨盤をきっちり支えて負担を軽減しながら、腰をサポートする。さらに“薄さと軽さ”にこだわり、女性達が既存の腰用ベルトなどに感じていた「大きい」「厚い」「ゴツイ」などの不満も解消した。
　「骨盤をきっちり支えるショーツ」（サイズＭ／Ｌ、各ブラック）は、独自の骨盤＆ヒップサポートテーピング構造で、ヒップを持ち上げながら骨盤を引きしめて腰をサポートするショーツ。「同ベルト」（サイズＳ～Ｍ／Ｍ～Ｌ）は、すでに「腰痛に悩んでいる」人に適した補正ベルト。薄さ1.5mm、重量50gの薄型軽量設計ながら、骨盤を引きしめて腰を正しい位置にキープする。腰部分にパワーネットを使用しているのでムレにくい。
　発表会では、松浦由治副社長兼開発事業本部長があいさつに立ち「当社は“THE WELLNESS COMPANY”を経営理念にしている。本日発表する新製品は“骨盤”に着目し、多くの働く女性たちを悩ませる腰痛を解決できるものだ。また今回は、当社にとって初の新製品発表会となる。今後もこうした形で、消費者の方々への情報提供を強化していく」と述べた。

花王、暑さ対策品など「夏の生活用品」を岩手・宮城の避難所に提供

　花王グループは、東日本大震災の震災直後から、避難所で生活する人たちの暮らしをサポートする活動として、衣料用洗剤、柔軟仕上げ剤を提供しているが、さらに今回、夏の暑さや汗への対策を考えた、「夏の生活用品」の提供を6月下旬から始めた。現地の要望や季節変化に合わせた支援活動を継続している。
　震災から4カ月が経過し、避難所では暑さへの悩みの声が多くなっている。そこで花王グループでは、暑さ対策製品を含む「夏の生活用品」を提供し、日々の役に立ててもらおうと考えた。「夏の生活用品」には、現地から要望の多い、汗対策の2品目を加え、ハミガキ、ハブラシを追加した。また、避難所での洗たくの節水・節電・時短に有効な衣料用洗剤、柔軟仕上げ剤も引き続き提供する。
　避難所での暮らしをサポートする活動は、震災直後に、花王グループの販売活動を担う社員が、地元の避難所から寄せられた、洗たくの悩みを受けて、衣料用洗剤を届け始まった。当初は、限られた水の配給、洗たく機の台数が限られているために長蛇の列が発生し、すすぎが1回の洗剤は、洗濯時間の短縮、節水の観点で役に立つと喜びの声が届いた。

ライオン、「ソフランアロマリッチ」に新香調「ジュリエット」新発売

　ライオンは衣類を着ている間じゅう、濃厚で“奥深い香り”が長続きし、心地よいアロマを楽しめる衣料用柔軟仕上げ剤「香りとデオドラントのソフラン　アロマリッチ」から、スイートフローラルアロマの香りで、月夜に恋人を待つロマンチックな気分を表現した「香りとデオドラントのソフラン　アロマリッチ Juliette（ジュリエット）」を9月7日、新発売する。
　同品はバニラ、スイートアンバーなど甘美でグラマラスな香りをベースに、ジャスミンサンバック、月下香、ミュゲなどの魅惑的なフローラルが香り立つ、ロマンチックな香りが特長。パッケージデザインも月夜のイメージに繋がる黒を基調に、人気イラストレーターの松尾たいこさんによるテキスタイル調のイラストで、濃色の花をデザインし、魅惑的な奥深い香りのイメージを表現した。本体620㍉㍑、つめかえ用480㍉㍑。

エステー＆フマキラー　囲碁マスターズカップ決勝戦　本因坊治勲が王者に

　エステーならびにフマキラーが協賛する「第1回囲碁マスターズカップ」（主催＝日本棋院）の“決勝戦”が7月23日、二十五世本因坊治勲が小林光一九段との激戦を制し、初代王者に輝いた。同カップは“50歳以上の現役7大タイトルホルダーおよび経験者”のみが出場可能という史上初のトーナメント戦で、初開催ながら「囲碁ファンが夢見た究極の対極が実現するタイトル戦」として注目を集めた。2月からトーナメント戦がスタートし、6月25日に広島で行われた準決勝では、二十五世本因坊治勲が小林覚九段を、小林光一九段が二十四世本因坊秀芳をそれぞれ下して決勝に駒を進めていた。
　また、エステーとフマキラーは「囲碁で得られる『マナー』『構想力』『計算力』『先見力』といった能力は、ビジネスでも重要であり、日本の将来を担う優秀な人材の育成にもつながる」などの理由で同カップに協賛。昨年資本業務提携を結んだ2社にとっては文化支援活動における初の協働となった。
　決勝当日、会場別室で開かれた大盤解説会には、幅広い層の囲碁ファンが“本因坊治勲65勝×小林九段63勝”という長年のライバル対決を見守るべく多数参加。解説を担当した王銘エイ九段と万波奈穂二段が「まったく展開が読めない横綱同士の相撲」と評した戦いは、1目半の差で本因坊治勲が勝利した。
　表彰式では、主催者の日本棋院理事長の大竹英雄名誉碁聖、エステー・鈴木喬社長、フマキラー・大下俊明会長からトロフィーや賞金などが授与された。

日本製紙クレシア、秋の新製品の商談会開き４大ブランドの新価値を訴求

　日本製紙クレシアは7月26、27日の2日間、得意先小売業・卸売業を招き、今秋の新製品の商談会を開催した。今回はテーマを「新たなマーケットを創造するために！4ブランドの新しい価値を！」に設定。4大ブランド（クリネックス、スコッティ、ポイズ、アクティ）から発売する新製品・リニューアル品の拡売を通して“ユーザーと製配販がともにメリットを享受する”というメッセージを発信した。
　会場は、受付近くに「新視点！売上プラスオンのご提案コーナー」を設け、直販事業部が扱う①クリネックスティシュー「至高」／同「羽衣」②ギフト③ノベルティ――を紹介。今までは通販だけで販売してきた「クリネックスティシュー『至高』」は、年末年始の来客用／贈答品としてＧＭＳなどから引き合いが寄せられているという。
　また会場入り口から場内に向かう通路には「新製品コーナー」を設置。会場では壁に沿って4大ブランドのブースを設け、この秋の新製品・リニューアル品や注力商品の特長を紹介したのに加え、この秋・冬の「シーズン提案コーナー」や、「クリネックス」と「スコッティ」の歴史を紹介するパネルも展示した。