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2009年9月23日号掲載記事より

ライオン、「CHARMY泡のチカラ」新CMにDAIGO起用、“泡賀剥ケ介”に

ライオン、「CHARMY泡のチカラ」新CMにDAIGO起用、“泡賀剥ケ介”に

 ライオンは9月15日、今秋改良新発売した台所用洗剤「CHARMY泡のチカラ」新CM発表会を開催。ハウスホールド事業本部・榊原健郎リビングケア事業部長があいさつに立ち、「新『CHARMY泡のチカラ』では、当社独自の起泡技術をさらに進化させることで、多くの消費者が不満に感じる『泡のヘタりによる“食器洗い後半の2度洗い”の手間』の解消を実現した。今回の新テレビCMには、同品の機能“泡が油汚れをはがす”ことを名前のモチーフにした凛々しい侍『泡賀剥ヶ介』を登場させる。剥ヶ介役には、明るく誠実な人柄で主婦層から高い人気を獲得しているDAIGOを起用、同品の進化した洗浄力を強力にアピールする」と発表した。
 次に泡賀剥ヶ介の衣装をまとったDAIGOがトークショーを行った。DAIGOは、同品について「泡がしっかりしていて、本体が持ちやすく、香りも良いなど、まさに良いことづくしの洗剤だ。母と祖母にプレゼントしたところ洗浄力の高さに絶賛の嵐だった。自分も使ってみたが、油汚れがマジでバンバン落ちてビックリした」と述べた。
 9月15日から全国放送を開始した新テレビCMは、DAIGOが「この世にはびこる油汚れ許しておけぬ!泡賀剥ヶ介参上!」とのセリフとともに登場し、お皿の油汚れをバッサバッサと切り捨てる。そして主婦がキレイになったお皿をキュッキュッと鳴らしながら「ありがとう~剥ヶ介さま~♪」と黄色い声援を送る――という内容。バラエティ番組とは違ったDAIGOの硬派な表情で、同品の「泡が油汚れをはがす」という機能を表現している。

P&G、新「ジョイ」CMに新山千春を起用 「家事・ライフ・バランス」提案

P&G、新「ジョイ」CMに新山千春を起用 「家事・ライフ・バランス」提案

 P&Gは9月15日、台所用洗剤「ジョイ」新製品&新CM発表会を開催した。
 7年ぶりに大幅リニューアルした「ジョイ」(9月中旬改良新発売)は、独自の新ポリマー配合の特許処方で“洗い上がりの速さ”を大幅アップ。家事に携わる女性、特に専業主婦に対して、新ジョイで毎日の食器洗いをより効果的・効率的に済ませることにより、家事と自分自身の時間を両立して楽しむ「家事・ライフ・バランス(家事と自分時間の調和)」の向上を提案している。
 9月19日からオンエアを開始した新テレビCM「ちはるママ篇」では、CMキャラクターにママタレントの新山千春を起用。洗濯や掃除、食器洗いで忙しい「ちはるママ」に、ブランドキャラクターのジョイ君が「ママ!新しくなったジョイを使ってみて!お皿洗いが速く終わるから」と提案。新ジョイの高い洗浄力でお皿洗いがすぐに終わると、ちはるママは趣味のテニスに出かけてしまう――というストーリーを通じて、ジョイが「カジバラ・ママ(家事・ライフ・バランスを実現しているママ)」をサポートする台所用洗剤であることを訴求する。
 新山千春は「ジョイは独身時代から愛用している洗剤。泡立ちが良いので3歳になる娘もジョイで楽しみながらお皿洗いを手伝ってくれる。CMの撮影では、実際に油汚れを付けたお皿を新ジョイで洗ったのだが、すぐに汚れが落ちて『キュッ、キュッ』という音が鳴るので感動した」などのエピソードを紹介した。

ツムラLS、「日本の名湯」発表会開く 全国13の温泉地とコラボ展開

ツムラLS、「日本の名湯」発表会開く 全国13の温泉地とコラボ展開

 ツムラライフサイエンスは9月14日、「ツムラの日本の名湯」シリーズ記者発表会を開き、同シリーズの全面リニューアル並びに、日本全国13ヵ所の温泉地との共同企画について説明した。
 古賀和則社長があいさつに立ち、今回、13の温泉地との共同企画プロジェクトにより、それぞれの温泉地の素晴らしさを、入浴剤を通して理解してもらい、入浴剤の温浴効果を満喫してもらうこと、また、パッケージの温泉地のHPアドレスやWEB等での情報発信で、温泉地を知ってもらうことで、温泉地に赴いてもらうことを目的としていると説明した。
 引き続き、新たに同シリーズに加わった「美作湯原」のある岡山県真庭市・井手市長と「黒川」のある熊本県南小国町・河津町長があいさつし、日本の名湯シリーズに加わったことの喜びや当地について説明。この後、同社幹部と13の温泉団体関係者による“鏡開き”ならぬ、“お湯開き”が行われ、「ツムラの日本の名湯」シリーズのリニューアルと温泉地との共同プロジェクトのスタートを祝った。

牛乳石鹸共進社、無添加メイク落としジェルが@cosmeヒットコスメ第1位に

牛乳石鹸共進社、無添加メイク落としジェルが@cosmeヒットコスメ第1位に

 牛乳石鹸共進社が発売している「カウブランド無添加メイク落としオイル」が、クチコミサイトの@cosmeが主催している「@cosme2009年上半期ヒットコスメランキング」のクレンジングオイル部門において、第1位を獲得した。
 同品は、無添加、着色料・香料・防腐剤・品質安定剤が無添加の肌にやさしいメイク落としで、植物性オイル、無鉱物油、天然うるおい成分(オリーブスクワラン)を配合している。濡れた手でも使えてマスカラもやさしく落とすことができる。
 ユーザーからも、「無添加は落ちにくいイメージがあるが、こんなにきれいに落ちるものはないので、リピートしたい」「肌のデリケートな時期にも負担なくメイク落としができ、手のひらにとってなじませる時間が楽しかった」と、絶賛の声が挙がっている。
 同社では、同品に「@cosme第1位」のPOPを付けた限定品を、11月4日から展開していく。150㍉㍑880円。

プラネット、21年7月期業績は増収減益に 売上高前年比1.5%増

 プラネットは9月14日、平成21年7月期の業績(非連結)を発表した。
 当期の売上高は24億9000万円で前年同期比に比べて、1・5%増、営業利益は4億7700万円で同7・4%減、経常利益は4億5000万円で同11・1%の減少、当期純利益は2億3700万円で同19・9%減となった。景気後退による取引の停滞がEDIにおけるデータ量の縮減となり、同社の売上げに影響した。
 事業別の売上高は、EDI(企業間電子データ交換)事業が21億1600万円(前年同期比0・8%減)、データベース事業3億4900万円(同5・4%増)、その他事業2400万円(同13%増)となった。
 同社は当期、化粧品日用品雑貨業界及び隣接業界のメーカー・流通業のさらなる取引業務効率化のための情報化投資を支援するかたちで、①主たる事業のEDIサービスの利用率拡大②メーカー・卸売業間におけるEDIサービスの利用企業数の増加③メーカー・流通業を結ぶマーケティングネットワークであるバイヤーズネットサービスの普及④インターネットによる新技術を活用したEDIシステムや新しいマーケティング手法に関する啓蒙普及、⑤情報インフラストラクチャーとしての事業継続性を重視した安全化対策を行った。


2009年9月23日号 記事一覧

M&A・設立

  • ココカラファインHD、コダマと業務提携 新潟エリアの店舗網を活用

会合・発表会

  • 近石工、情報交流会・環境保全部会開き大阪佐々木化学が3事業を紹介
  • 日本ロレアル、秋の新製品発表会開く メイベリンNYから新マスカラなど

経営・施策

  • プラネット、BCPの一環としてEDI障害対応訓練を実施
  • ユニリーバ、11年連続でDJSIサステナビリティ・リーダーに選出
  • pdc 本橋唯志社長インタビュー 「下期は既存ブランドの育成に注力」

製品・サービス

  • 花王、エコナ関連製品の一時販売自粛・出荷停止を発表
  • 日本香堂、東京ギフト・ショーに出展 「アンミング」など秋の新製品発表
  • PRページ ユニ・チャーム「ソフィはだおもい」拡充 肌ケア市場拡大提案
  • ポーラ、エイジングケア最高峰ブランド「B.A」からザクリーム発売
  • PRページ 花王 世界初のウルトラ濃縮液体洗剤「アタックNeo」新発売
  • ウエ・ルコ、「つぶつぶ消臭どうぶつ園」新発売 機能性香料を応用
  • ライオン、「部屋干しトップ」スウィートアップルの香りを数量限定発売
  • 花王、薬用入浴剤「バブ」からローズガーデンなど新発売

宣伝販促

  • エステー、「ムシューダ」新CM2作品の放映を開始
  • エステー、新「消臭プラグ」改良記念キャンペーンを実施

研究・開発

  • 花王と月桂冠、新規染毛技術の共同開発に成功

調査・統計

  • 日家工、21年8月度家庭紙関連製品の出荷高速報を発表

イベント・展示会

  • ビジネスガイド社、ギフト・ショー東京で開催 国内外から約2300社が出展
  • 日本香堂、「夏休み!子ども絵画教室」に小学生42名が参加
  • 日本ユニセフ協会、「世界手洗い日」に参加表明

訃報・葬儀

  • マスター・故奥中泰弘氏、お別れの会に500名超える参列者集まる

時評・コラム

  • 時評 合成の誤謬(ごびゅう)への懸念
  • 泡沫 自民党に降りかかるか“貸しはがし”問題
  • 斜凡珠 ホームラン野球か繋ぎ野球か

その他

  • プラップジャパン、新型インフルエンザ対策の無料情報サイトを開設
  • 石洗工「クリーンエイジ」第219号
  • 資生堂・福原名誉会長が新著出版 「だから人は本を読む」

特集 【シルバーケア】

    特別企画

    • 順調に成長する大人用排泄ケア用品市場 軽失禁専用品に3つの課題
    • 男性用軽失禁用品売り場の今 潜在需要と認知率にギャップ 成長性に注目
    • 花王 「リリーフ」使いなれた下着の心地よさ
    • 小林製薬 テーピング靴下「歩くたすけ」から新アイテム発売
    • 白十字 「サルバ」25周年で全面リニューアル “失敗ゼロの安心ケアへ”
    • リブドゥコーポレーション 「リフレはくパンツ」シリーズをリニューアル
    • 王子ネピア 「ネピアテンダーうららか日和幅広テープ」をリニューアル
    • 大王製紙 「アテント」5品追加しラインアップ拡充図る
    • フェニックス 介護・衛生用品「アラ」シリーズが好調
    • ユニ・チャーム 「ライフリー」3品リニューアルで市場に新提案
    • 日本製紙クレシア パイオニアブランド「ポイズパッド」リニューアル


    上記トピックスは要約版です。記事の詳細・全文は、日用品・化粧品業界の専門紙「H&BC マーケティングニュース」最新号(水曜日発行)でご覧になれます。お申し込みは刊行物案内をご参照ください。