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JACDS、第34回記者意見交換会開催　新型インフルエンザ対応策を策定

　日本チェーンドラッグストア協会は９月４日、第34回記者意見交換会を開催し、下記の内容を報告した。
　「ＪＡＣＤＳ勤務薬剤師会の概要（案）について」は、加盟ドラッグストア勤務薬剤師の総合的サポートを行い、薬剤師の資質向上及び地位向上を通して、ドラッグストアの発展に寄与することを目的に、運営委員会形式で運営内容を決定し運営する。会長には小田兵馬ＪＡＣＤＳ副会長が就任。
　また、「緊急対策」については、新型インフルエンザ対策並びに第１類医薬品販売プロジェクトについての対策を行うと発表。
　新型インフルエンザについては、予防への取組み強化、感染者へ適切な対応、地域や家族への拡大阻止、事業者の予防策（対応策）立案を目的に、９月下旬までに専門家による対応策・資料の作成を行い、ＪＡＣＤＳ勤務薬剤師会やブロック総会で説明し、周知徹底を図る予定。
　第１類医薬品販売プロジェクトについては、第１類医薬品の需要活性化の実現に向けて、現在検討を進めており、９月末を目途にマニュアルを作成する予定。

エステー、Ｒ＆Ｄセンター会議室をデザインミュージアムに全面改装

　エステーは９月８～10日の３日間、今秋フルモデルチェンジする「消臭プラグ」シリーズにおける〃デザイン革命〃を具現化した企画として、同社Ｒ＆Ｄセンター会議室を「デザインミュージアム」に全面改装した。
　９月18日から改良新発売する電子式消臭芳香剤「消臭プラグ」および「自動でシュパッと消臭プラグ」（新消臭プラグシリーズ）は、同社が推進する〃デザイン革命〃に基づく第１弾商品。新消臭プラグシリーズは、本体は凹凸が少なく丸みのあるスリムデザインに、逆にパッケージは大胆な形状と鮮やかな色使いのデザインにそれぞれ一新。従来からの高い消臭芳香機能に加えてインテリア性を大きく向上、さらに製品設計の見直しで製造コストの抑制も実現した。
　新消臭プラグシリーズの誕生に合わせた今回の企画「デザインミュージアム」は、３日間限定で同社Ｒ＆Ｄセンター２階大会議室を〃現代アート美術館〃のように改装。ヒーリング音楽が流れる中、新消臭プラグシリーズの世界観を「視覚」で体験できる空間となっていた。入ってすぐの「自動でシュパッと消臭プラグ」の色鮮やかな新パッケージを壁全面に配したコーナーは「圧巻」のひと言。一方、同コーナー対面には、シックなモノクロカラーのパネル展示を設置し、新消臭プラグシリーズの改良点などを紹介していた。

全家協、製配共同見本市「リビングワンダーランド」開催

　全国家庭用品卸商業協同組合（全家協）は９月９日と10日の２日間、製配共同見本市「リビングワンダーランド２００９」を開催した。５回目となる今年度は、昨今の世界的なエコへの関心の高まりに対応するため、開催テーマを「『感性・共感・感動！』～お家で、自分で、エコライフ～あなたの生活は地球とつながっている」に設定。〃家庭用品による環境対応〃を提案する売り場構築や新規商材の取り扱いを提案した。
　特に特設コーナーでは①家庭からできるエコ活動「うちエコ」②楽しみながら環境配慮につながる「エコ遊び」――の２ゾーンを展開。デザイン性にも優れるエコ商品を紹介する企画展示のほか、出展メーカー各社がプレゼンテーションを実施。また新たな試みとして「ピンクリボン」に協賛する家庭用品を一同に陳列した企画展示も設置。多くの来場者から注目を集めていた。一方、協力会メーカーを中心とした出展社ブースでは、秋冬に向けた各社の新製品や注力製品が展示され、来場者との商談も活発に行われていた。

ユニリーバ、「ポンズブラッククリーン」デビューイベント開催

　ユニリーバは９月６日、新製品「ポンズブラッククリーン」シリーズのデビューイベント「POND’S BLACK CLEANSING COLLECTION〝グッドメイクはグッドクレンジングから〟」を開催した。同シリーズは、「クリーミークレンジング」と「洗顔フォーム」で構成されており、ともに竹炭配合によるブランド初の〝黒い製品〟。
　冒頭、人気ヘア＆メークアップアーティストの濱田マサルがステージに登壇し、メークにおける素肌の重要性を説明。次にモード系モデルやクレオパトラ、舞妓など〝しっかりメーク〟を施した６名のモデルが登場し、同シリーズでしっかりメークを落としてすっぴんメーク〟に変身するために、ステージ奥に設けられたブラックボックスまでファッションショーのようにランウェイを練り歩いて移動。６名のモデルがしっかりメークに変更している間、ステージでは濱田がモデルによる実演を交えながら同シリーズの正しい使用方法や、ファンデーションを使わないすっぴんメークのつくり方などを披露。そしてモデルがブラックボックス入りしてから約40分後、すっぴんメークにチェンジした６名のモデルがステージに再登場し、クレオパトラに扮していたのは芸人のいとうあさこ、舞妓はタレントの市井紗耶香、そしてモード系モデルは同シリーズの宣伝にも起用されている黒谷友香だったことが紹介された。引き続き黒谷、市井、いとう、濱田の参加でトークショーが行われ、黒谷らは、製品の使用感について「香りが良い」、「次の日の肌のもちもち感が違う」などと披露していた。

ジェクス、神戸コレクションに協賛　「グラマラスバタフライ」を訴求

　ジェクスは９月６日、東京で開かれたファッションイベント「神戸コレクション２００９　ＡＵＴＵＭＮ／ＷＩＮＴＥＲ（東京公演）」に協賛した。
　「神戸コレクション」は、〃明日すぐに着られる最新トレンド〃を神戸の女の子の視点からセレクト・提案する日本最大級のファッションイベント。例年会場では、ショーステージ以外に協賛メーカーによるブースが設けられ、今回、当業界からはジェクスをはじめ、資生堂、シュワルツコフヘンケルがブース出展していた。
　ジェクスのブースでは、若い女性をターゲットにした男性用コンドーム「グラマラスバタフライ」を大々的に訴求。
　アンケートに答えた来場者にはグラマラスバタフライのサンプルを神戸会場、東京会場合計１万個をサンプリングしたほか、くじで当たりが出た人には、スワロロフスキーをあしらったオリジナルリストバンド「グラマラスバタフライバンド」をプレゼントした。さらに、ネイルアートの実演や音楽グループＲＳＰのＹｕｉのトークショーが行われるなど、効果的な演出で会場は常に多くの来場者で賑わっていた。
　今回の協賛について同社担当者は、「神戸コレクションへの協賛は、昨年春に続き今回で２回目となる。前回良い反響を得たので、今回は新たにトークショーを行うなど内容を濃くして展開した。コンドームは製品の特性上、露出を高めた宣伝販促が行いづらい面があるが、こうしたイベント協賛を通じてファッション性のある『グラマラスバタフライ』を積極的に訴求し、需要の活性化とエイズ、性感染症の予防に寄与していきたい」と話していた。