2008年7月30日号掲載記事より
パルタックKS、ヘルス&ビューティフェア08開催 売場マネジメント提案
パルタックKSは7月24日、「パルタックKS・Health&Beauty Fair2008」を開催、取引先販売店約300社・500名が来場した。
同社はパルタックが本年4月、コバショウグループ5社と合併し、「ヘルスケア」「ビューティケア」「ハウスキーピング」を扱うナショナルホールセラー「パルタックKS」として新たなスタートを切ったが、同フェアは、パルタックKSとなって初めてのフェアで、「美・健康・暮らしの融合」をテーマに、同社の今後の同社の方向性や考え方について具体的な提案を行うとともに、ヘルスケア、化粧品、日用品を融合させた「新しい売り場創造」に注力した企画提案を行った。
会場は、「プレゼンテーションゾーン」と「メーカーゾーン」で構成され、「プレゼンテーションゾーン」ではパルタックKSプレゼンテーション、カテゴリーステーション、新カテゴリー創造(オプティマルヘルス)、52週マーチャンダイジング、ソリューションキット、改正薬事法情報、米国流通最新情報の7つのステージに分けて提案した。
「メーカーブースゾーン」は、ヘルスケアメーカーなど138社が出展。新製品、主力品などを展示、来場者に説明を行った。
クスリのアオキ、25期方針説明会 第二金曜会特別セミナーに300名出席
中京地区に本社または営業拠点を置くメーカー有志が集い、研修活動を重ねている第二金曜会(稲熊克大会長)は7月18日、特別セミナーを開き、会員並びにメーカー・卸各社から300名が出席した。
方針説明会では、初めに青木社長が、北陸3県での平均シェア40%を目指すとともに、新潟県でも早く100億円の売上げを達成し、自力で売上高1000億円の大台に乗せるために全力を尽くすと報告。「本当の意味で、メーカー・卸・小売が一体となった流通システムをつくっていきたい」と語った。
24期(08年5月期)決算は連結で、売上高444億5200万円(前年比115.1%)、売上総利益113億5100万円(同115.0%)、営業利益15億6800万円(同110.7%)、経常利益16億4700万円(同111.7%)、当期純利益9億1000万円(同117.2%)で推移、新規出店はドラッグストア14店舗、専門調剤薬局1店舗となった。
また25期(09年5月期)は、新規出店がドラッグストアは15店舗、期末合計は専門調剤薬局店舗を含め132店舗を予定し、売上高501億4900万円(前年比112.8%)、売上総利益126億900万円(同111.1%)、営業利益16億7600万円(同106.9%)、経常利益17億円(同103.2%)、当期純利益9億1400万円(同100.4%)を見込んでいることを報告した。
日本OTC医薬品協会、プレスセミナー開催 OTC医薬品の最新動向探る
日本OTC医薬品協会(三輪芳弘会長)は7月18日、「OTC医薬品の最新動向」をテーマにプレスセミナーを開催した。
今回のセミナーは来年度からOTC医薬品が3つに区分され、それぞれ区別された陳列が必要になること、販売時の情報提供にもメリハリが付けられ、相談応需が義務化されることなど、OTC医薬品の販売制度が大きく変わることを受けて開催されたもの。
セミナーは、同協会広報委員長の大江方二氏(第一三共ヘルスケア代表取締役副社長)による「変わるOTC医薬品と私たちのセルフメディケーションについて」と、インテージマーケティングソリューション部SDI担当部長の時田悟氏による「OTC医薬品動向の推移」の2つのテーマによる講演が行われた。
大江氏は、OTC医薬品を取り巻く環境の変化として、医療制度改革、国際化、医薬分業の進展、医薬品卸・小売業の巨大化などの要因から、製薬メーカーが大きな再編の過程にあること、セルフメディケーションにはOTC医薬品の活用が不可欠であり、今後、さらなる普及によって、医療費の増加抑制など社会的な効果が期待されること、セルフメディケーションは普及の途上にあり、さらなる進展のためには、OTC医薬品の活性化や消費者への製品情報の提供が不可欠であることを述べた。
続いて、時田氏が、同社のSDIデータ(全国の薬局・薬店、ドラッグストアで販売されているOTC医薬品などの販売動向をPOSデータで収集し分析したパネル調査)から、2007年度のOTC市場は1兆1800億円で、96年度以降は右下がりであったが、近年は2年連続の伸長で回復傾向にあること、店数構成比が2割強の大規模店で、販売金額構成比の7割以上を販売している--などの現状を紹介。
クラシエHP「ナイーブ」宣伝広告でW受賞 いち髪も米専門誌で高評価
クラシエホームプロダクツの「ナイーブ」の宣伝広告が、テレビ宣伝では日本テレビの「第2回日本テレビCM大賞」にて「選考委員特別賞」を、雑誌宣伝では、オレンジページの「第4回オレンジページ広告大賞」にて「化粧品部門賞」のW受賞をした。
また、「いち髪シャンプー」がアメリカ化粧品技術専門誌「Cosmetics&Toiletries」6月号の中で、「最近の技術トピックス」として高く評価された。
記事内容は、「いち髪シャンプー」の技術は、世界レベルでも斬新な技術だと評価。「いち髪シャンプー」の技術として出願した特許明細書を引用し、技術内容を処方付で紹介、素晴らしい泡立ちとすすぎ時の感触、シリコンレスであるなどを高く評価している。
この高い品質は、特許技術である「ラウロイルサルコシントリエタノールアミン処方」によるものであり、同社「クラシエホームプロダクツ・ビューティケア研究所」の技術レベルを証明しているものと認識している、としている。
大日本除虫菊、「入谷朝顔まつり」に今年も協賛 金鳥専用ブースを設置
大日本除虫菊は7月18~20日、東京都台東区の入谷鬼子母神(真源寺)周辺で開かれた伝統行事「入谷朝顔まつり」に今年も協賛。会場近くに“金鳥専用ブース”を設置し、同まつりの賑わいをサポートした。金鳥専用ブースでは、金鳥の渦巻、蚊に効くカトリス、虫コナーズなどの商品展示のほか、朝顔柄のゆかた美人“あさがお娘”と同社社員が特製「金鳥うちわ」の配布を実施。初日の18日には梅雨明け直前の雨空の下、うちわの配布に参加する上山久史専務の姿もあった。
今回の金鳥うちわは、昨年大好評を博した同社イメージキャラクター・藤原紀香のデザインを継続。朝顔の鉢植えとともに金鳥うちわを手に持つ見物客は、同祭り恒例の風景の1つとなっている。客足がピークを迎える夕方からは、うちわの配布だけでなく、あさがお娘とのジャンケン大会や商品サンプリング、ノベルティ配布なども展開。「ブログやホームページに掲載するためか、デジカメであさがお娘との記念撮影を希望する人が増えた」(同社担当者談)という。
そのほか同社は、7月14~20日の1週間、会場最寄駅の東京メトロ日比谷線入谷駅の構内3カ所に特製大型ポスターを掲出。朝顔まつりを楽しむ浴衣美人のレトロモダンなイラストと、同社の夏のキャッチコピー“金鳥の夏、日本の夏”にかけた「入谷の夏、金鳥の夏」というメッセージは、日頃は殺風景な地下鉄構内を華やかに彩っていた。
2008年7月30日号 記事一覧
会合・発表会
- 日本薬業連絡協議会、定例合同会見開き各協会の現状を報告
- 日石工組東日本支部が研修会でパネル討論会開く 原料高対応等を意見交換
経営・施策
- ダウ・ケミカル日本、グリコールエーテル類を8月11日出荷分から値上げへ
- ビジネスブレイン太田昭和、ユニセフに寄付 社会貢献活動の一環として
製品・サービス
- 資生堂、美しく仕上がるスポンジパフ2品とパウダーパフ新発売
- 東芝ライテック、電球型蛍光ランプ「ネオボール」国内累計出荷1億個突破
- 資生堂、「ウーノ」新製品発売 瞬間接着技術を活用したスタイリング剤等
- 常盤薬品工業、「サナ ポアバキューマー 温感毛穴クレンザー」を新発売
- ライオン、「デントヘルス薬用ハミガキしみるブロック」新発売
- 資生堂、「マジョリカマジョルカ」からマスカラなど秋の新製品発売
- 資生堂、「マキアージュ」から秋冬の新ベースメーク品新発売
- PRページ ユニ・チャーム、「ソフィ シンクロフィット」新発売
- 王子ネピア、「ネピアテンダーうららか日和」パッド2アイテムを追加
- キャドバリーJ、「リカルデント」からブルーベリーミントを追加
- 花王、「ビオレ」からクリームタイプのメイク落としを新発売
- 資生堂、「エリクシールシュペリエル」からベースメーキャップ新製品発売
- ラッシュジャパン、浴用化粧品「シャワーボム」新発売
- 資生堂、「クレ・ド・ポー ボーテ」から新シネルジックラインを新発売
- 伊勢半、「ヒロインメイク」シリーズから新製品を追加発売
- ニベア花王、「ニベアボディ」からクリーミィミルクを新発売
- 佐藤油脂工業、フローティングキャンドル「花の小舟 花わらべ」新発売
宣伝販促
- エステー「自動でシュパッと消臭プラグ」“殿様”主演TVCMオンエア
研究・開発
- ツムラLSと鹿児島大学が共同で浴用剤の有効性に関する2研究成果を発表
調査・統計
- 西化工20年1~5月販売統計 ヘアトリートメントが2ケタ成長維持
- チェーンストア20年6月度販売統計 メンズコスメ・殺虫剤など好調
- ユニリーバ 年齢に関する意識調査実施
- シービック、男女対象に「靴と足」に関するアンケートを実施
イベント・展示会
- ユニリーバ、「ダヴ プロエイジ」スポンサーシップ特別企画展を開催
時評・コラム
- 時評 統合で卸組合の伝統守る
- 斜凡珠 法隆寺金堂展を観る 悠久の時の流れに感慨
- 男の挑戦!クッキング編② 「野菜中心の朝食」にチャレンジ
その他
- プラネットVANVAN第79号
- BS放送で情報教養番組「サプリのチカラ」がスタート
特集 【暑中号②】
- 洗浄剤関連品 1~5月の動向 市場単価の下げ止まり明確に
- 独禁法 中小が生き残れる制度運用を 問われる事業者団体の取り組み
- イオン「おゆみ野ショッピングセンター」オープン
- プラネット物流児玉博之社長インタビュー 「業界物流のSCM構築へ」
- 特別講演 地域の卸活性化について 全卸連会長・森友徳兵衛氏
- 保存・調理関連品市場 原材料高騰が響く ラップは夏に需要が増加
- 旭化成HP 新「サランラップ」の利便性を提案
- 宇部フィルム 「ポリラップ」「キッチンパック」が好調
- クレハ 「NEWクレラップ」改良 プラスチック刃「お徳用ミニ」が好評
- ライオン 「リード」の“ヘルシー”コンセプトが奏効で伸長
- 日本製箔 「キャラクターホイル」新デザインに キャラ弁作りサポート
- リケンテクノス 「リケンラップたっぷり100m」好評
- 日本デキシー 風味豊かなお茶が飲める「お茶パック茶の雫」積極展開
- エステー 「ジッパーズ」おやつバッグから手さげタイプを新発売
- 日本紙パック 「ワンラップHG」新発売 クッキングシートの拡販に努める
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特集 【夏ラップ】
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