2005年11月30日号掲載記事より
シャボン玉石けんが創業95周年・工場増設記念謝恩会を開催、350名が出席
シャボン玉石けんは11月18日、「シャボン玉石けん創業95周年並びに工場増設謝恩会」を開き、350人余りが出席した。また当日、謝恩会に先立ち工場見学会も実施し、昔ながらの鹸化法による石鹸製造、新発売の液体石鹸の製造ラインなど、同社の高品質の石鹸造りを行う工場の現場を披露した。
森田光徳社長はあいさつで「創業95年を迎えることができ、これも皆様のお陰であり、右を向いても左を向いても感謝、感謝で、長年商売を続けてきてお辞儀の大切さを感じる今日この頃である。今年は液体石鹸並びに消化剤の新発売、工場の増設など、新しいことが始まり、会社も順調に推移している。宣伝にも力を入れ、8、9、10月と集中的に関東、関西圏にCMを流し、知名度もずいぶん上がったと思う。来年もこの勢いを持続するよう頑張っていきたい。北は、北海道から南は沖縄まで、また海外も韓国、台湾からもお客様を迎えている。5年後の100周年には現在取引が広がってきているアメリカからもお客さんがあるのではと期待している。是非、変わらぬご支援をよろしくお願い申し上げる」
来賓祝辞では、韓国で行われていたAPECから帰国後同会にかけつけた麻生太郎外務大臣が祝辞を述べた後、末吉興一北九州市長(代読)、北九州商工会議所重渕雅敏会頭の祝辞が続き、そして女優の一路真輝さんから森田社長に花束贈呈が行われ、高橋道夫専務の閉会のあいさつで散会となった。
ときわ商会、TOKIWA会秋の講演会を開催、相澤社長「3つの独自性追求」
ときわ商会は11月22日、取引先小売業、仕入先メーカー関係者ら約300名を第1ホテル両国に招き、「05TOKIWA会~秋の講演会と製配販懇親の夕べ」を開催した。
第1部の講演会は、はじめに相澤昭三社長があいさつに立ち、出席者へお礼を述べるとともに、同社の概況が今期前年比104%で順調に推移していることを報告するとともに、今後も情報、商品、イベントの3つにオリジナル性を追求し、“大きくなくとも中身の良い会社”を目指していく考えを語った。
次に宮坂武美ライオン家庭品営業本部東京本店長が祝辞を述べ、講演会に移り、井村雅代前日本代表シンクロナイズドスイミングチームコーチによる講演「愛があるならしかりなさい!」が約1時間半に渡り行われた。同氏は、オリンピック選手を育てる持論や叱り方、アテネオリンピックでの体験談などを語り、熱っぽく語り、出席者は熱心に聴講した。
引き続き、会場を移し、懇親会が行われ、鎌田收白元社長の発声で乾杯で開宴となり、途中、マギー司郎マジックショーや副引きが行われる盛宴となり、三木晴雄ミヨシ石鹸社長の中締め、相澤隆史企画室長の答礼で終了した。
カイインダストリーズ、刃物業界初のOHSAS18001の認証を全工場で取得
カイインダストリーズは、このほど国際労働機関(ILO)が定める労働安全衛生に関するガイドラインと同様の国際規格OHSAS18001(労働安全衛生マネジメントシステム)を刃物業界で初めて認証登録した。これにより同社ではすでに取得更新しているISO9001(国際品質規格)、ISO14001(国際環境規格)と合わせ、より一層の職場環境整備につながるものと期待している。
認証登録工場は、小屋名本社工場(関市小屋名)、千疋工場(関市千疋)、田原工場(関市新追間)、大和剣工場(郡上郡大和町)の同社全工場。
今回の同社のOHSAS18001の認証登録では、毎月開催していた安全衛生委員会によるリスク検討をはじめ、カウンセリング機関の協力を得て社員誰でも何時でもどこからでもフリーダイヤルでき、心と体の相談ができるヘルスケアシステムなど、これまで取り組んできた職場環境改善対策が高い評価を受けてきた。
今後は、これまでの活動に加え工場内パトロールの強化のほか、職場で起きた「ヒャット」したことや「ハット」したことなどを社員から提案してもらう「ヒヤリ・ハット」運動に取り組むとともに、認証機関による年1度の見直し及び3年に1度の更新監査を受けるなど、より安全で衛生的な職場作りを目指す。
中央物産18年3月期中間連結決算、夏物商材の好調で増収増益に
中央物産は11月18日、平成18年3月期連結中間決算短信を発表した。
連結中間決算の売上高は、子会社での夏物商材が好調に推移し、543億8400万円(前年同期比0.9%増)、営業利益5億4800万円(同34.7%増)、経常利益7億3400万円(同47.2%増)で増収増益。純利益は単体での減損会計の実施等により、5200万円の損失(同123.6%減)となった。
セグメント別では日用品雑貨事業が536億3000万円(同0.7%増)、ホテル事業4億5600万円(同5.3%増)、運送取扱い事業を中心としたその他事業22億5000万円(13.3%増)となり、営業利益は、日用品雑貨事業が5億7700万円(同24.2%減)、ホテル事業1500万円(同71.6%減)、その他事業3300万円(150.7%増)。
一方、単体中間決算は、ほぼ当初の予想通り、売上高494億600万円(同0.7%減)、営業利益4100万円(同83.9%減)、経常利益2億1000万円(同43%減)。当期純利益は3億7600万円の損失となった。
通期の連結業績は、売上高1042億円(前年同期比5億6600万円増)、経常利益6億7000万円(同2億1200万円増)、当期純損失4000万円(同1億5100万円減)を見込んでいる。また、単体は売上高970億円(同10億4300万円増)、経常利益4億円(同3000万円減)、当期純損失2億8000万円(同4億1000万円減)の当初の予想金額を見込んでいる。
iMSが化粧品業界向け情報ポータルサイト「@cosmeビジネスナビ」を開設
アイスタイル・マーケティングソリューションズ(略称iMS、菅原敬社長)は11月16日から、化粧品業界向け情報ポータルサイト「@cosmeビジネスナビ」(http://b-navi.cosmepro.jp)を開設した。
同サイトは「@cosme」(http://www.cosme.net)のクチコミランキングや独自の検索エンジンにより、Web上に点在する化粧品業界の情報を集約させ、業界関係者が情報収集を効率良く、かつ手軽に取得できる環境を提供するもの。
主なコンテンツは①業界ニュース②新製品情報③週間クチコミランキング④調査レポート⑤業界人ブログ⑥化粧品業界リンク集――などのほか、今後は求人情報やスクール情報などの掲載も予定している。登録は同サイトにて可能。(無料)
2005年11月30日号 記事一覧
経営・施策
- メディ・パルHD、連結子会社「オリエンタル薬品工業」を日医工へ譲渡
製品・サービス
- オカモト、コンドームの正しい使用方法を啓蒙、ラインアップの充実図る
- 不二ラテックス、サイズ別コンドーム「シャポーシリーズ」3品を新発売
- 相模ゴム、ポリウレタン製極薄コンドーム「サガミオリジナル0.02」が好評
- SSLヘルスケア、デュレックスを積極展開、世界シェアは着実に伸長
- ライオン商事、天然ミネラル塩配合の入浴用化粧品をネット通販限定で発売
- マックス、「十二支シリーズ」から戌をかたどった石鹸・入浴剤を発売
- iMS、業界関連マスコミ向けニュース「iMSニュース」の配信を開始
- 第一石鹸が新製品を発表、3カ年計画策定し2010年に売上高100億円目指す
- コーセーCP、秋の新製品「コエンリッチQ10ハンドクリーム」が早くも人気
宣伝販促
- 貝印、独WMF社の製品対象に辰巳琢郎とのディナーが当たるキャンペを実施
- エステー化学、「月間・森三中ハナ新聞」を新聞折込チラシで全国に配布
- カネボウHP、日本広告主協会の「第45回広告コンクール」で銀賞を受賞
- コーセーCPのサロンスタイルWEBショートムービーが東京国際映画祭で表彰
決算
- 攝津製油18年3月期中間決算、外部受託精製業務等が寄与し4.1%の増収に
調査・統計
- 東京都がエイズ予防月間定める、感染者300名超えエイズ検査受診を促進
- コンビニ17年10月度統計調査、全店ベース店舗売上高は3カ月連続で増加
- 石洗工17年1~9月期販売統計、身体洗浄剤が引き続き好調
- 西化工17年1~9月出荷統計、セットローション、トリートメントが2ケタ増
イベント・展示会
- 世界エイズデー(12月1日)のイベントが各地で開催、HIV感染者は過去最悪に
- ユースキン製薬、ハンドクリームの日記念イベントを全国7カ所で開催
時評・コラム
- 時評 異業種卸の合併劇を好機に
- 泡沫 活気付くマスク市場
- らいたあ 中国で見たもの アンバランスな都市・北京
- 日雑談 「スター・トレック」から見る宇宙開発の現在
その他
- 全家協・岡部新一郎理事長が17年秋の叙勲で旭日双光章を受章
- 石洗工、第19回環境美化功労表彰「地球ピカピカ大賞」の応募団体を募集
- シャボン玉友の会だより第98号
- ポーラアネックス12月の催事、「第13回若草会展」等を開催
上記トピックスは要約版です。記事の詳細・全文は、日用品・化粧品業界の専門紙「H&BC マーケティングニュース」最新号(水曜日発行)でご覧になれます。お申し込みは刊行物案内をご参照ください。