2004年11月24日号掲載記事より
ときわ商会が2004秋のTOKIWA会を開催、相澤会長「自社製品の開発に光」
ときわ商会は11月11日、取引先小売業、仕入先メーカー関係者ら約300名を東京・上野の東天紅に招き、「04TOKIWA会~秋の講演会と製配販懇親の夕べ」を開いた。講演は、国際コンサルティング協会理事長・凱風塾議長の戸田勝身氏を講師に迎え、「本気になればあなたは変わる」のテーマで、同氏のニューヨークタイムズの従軍記者としての取材活動やトップセールスとしての経験談など成功哲学や生き方などについて聴講した。
また、相澤社長はあいさつの中で今期の状況について、「4月は消費税総額表示の影響もあり苦戦したが、5月~8月にかけては猛暑や新しい得意先が増えたことなどから、この4カ月間は10%強の高い伸びを示した。通期では4~5%の伸びになると考えている」と報告するとともに、3年前から取り組んでいる自社商品の開発について、「簡単ではないが将来の光が見え始めた」と近況を報告、「自社商品の開発を進めることで、明確な差別化を図っていきたい」と語った。
パルタック、執行役員制を導入、組織変更で6支社を11支社体制へ改編
パルタックは11月17日開催の取締役会で、執行役員制度の導入に加え、12月16日付けで、現在の6支社体制を北海道支社、東北支社、関東支社、東京支社、横浜支社、中部支社、北陸支社、近畿支社、中国支社、四国支社、九州支社の全国11支社(北海道支社は平成17年1月1日付)体制へ組織変更することを決定した。同社は今回の執行役員制度導入について、「経済社会の流動化、グローバル化が本格化し、会社の意思決定の迅速化が求められる中、取締役会の意思決定の迅速化と業務執行体制の強化を図るため」としている。
ジョンソン、来年1月1日付けで鷲津雅広氏の新社長就任を発表
ジョンソンはこのほど、05年1月1日付で鷲津雅広氏の新社長就任を発表した。同氏は、1962年1月11月生。早稲田大学社会科学学部卒業。95年8月マーケティングディレクターとしてジョンソン入社。00年5月~03年7月まで営業・営業企画担当執行取締役。03年8月からSCジョンソン社アジア・リージョンのクリーナー担当リージョナルマーケティングディレクターとして現在に至る。
なお、現社長のマイケル・A・バーンホスター氏は、SCジョンソン社の欧州中央部のグループマネージジングディレクターとして05年1月1日付でドイツに赴任する。
サンスター17年3月期連結中間決算、新商品、海外事業の好調で増収増益に
サンスターはこのほど、17年3月期中間決算短信(連結)を発表それによると、16年9月中間期の連結業績は、売上高317億4600万円(前年比2・3%増)、営業利益25億3600万円(同48・0%増)、経常利益22億6600万円(同125・1%増)、中間(当期)純利益10億700万円(同164・5%増)と増収増益となった。
この間、各事業部門では、ブランド価値の最大化を目指して「選択と集中」を行い、コア・ブランドのもとで特徴ある新商品を市場に投入し、ターゲット、チャンネルを絞った効率的な広告宣伝活動を実施。一方、海外市場については、米国子会社サンスターバトラーが大手小売チェーンへの納入を順調に進めており、当中間期よりメキシコにて新たな販売拠点による事業活動を開始した。注力している欧州市場においても順調に事業を拡大しており、イタリアにおいてはヨーロッパで初めて一般向けの広告宣伝活動を開始し、ブランド知名度の向上に努めてきた。
部門別では、オーラルケア事業部門は、連結売上高247億5400万円(前年比105・5%)に、コスメタリー事業部門は、連結売上高49億8500万円(同93・8%)に、その他事業部門は、連結売上高20億600万円(同89・4%)となっている。
パルタック16年9月期決算、営業収益7%増、経常利益12.9%増の増収増益に
パルタックは11月17日、平成16年9月期の決算短信(非連結)を発表した。
それによると、営業収益3861億9600万円(対前年比7・0%増)、営業利益56億6200万円(同7・7%増)、経常利益86億1400万円(同12・9%増)、当期純利益40億2000万円(同14・4%増)、1株当たり当期純利益140円92銭と、増収増益を達成した。
なお、同社では平成17年9月期の業績予想を、営業収益4000億円、経常利益87億円、当期純利益45億円と見込んでいる。
2004年11月24日号 記事一覧
M&A・設立
- パルタック、粧連の全ての営業譲受を決議し営業譲渡契約書を締結
会合・発表会
- 岡山四国共和が「第18回後楽会」を開催、メーカー74社が出席
- 芳香消臭脱臭剤協議会が第17回通常総会を開催、16年度事業計画等を決定
経営・施策
- 日本精蝋、ワックス製品の価格改定を発表、kg当たり約15円の値上げを実施
製品・サービス
- マルフククレンザー、「マルフク抗菌&防臭ソフター1/3詰替」を新発売
- SSLヘルスケア、デュレックスからチョコレート味のコンドームを限定発売
- 資生堂、破竹と檜の香りを使用した「シセイドウメンオードトワレ」を発売
- ニトムズ、対象物に合わせてカットできるA4サイズの両面接着シートを発売
研究・開発
- ライオンハウスホールド研究所、花粉の室内への侵入メカニズムを解明
- 花王、北米肥満学会で「ジアシルグリセロールの効果」について発表
調査・統計
- 環境省、温暖化防止に「環境税」導入狙う、生産コストアップは必至に
- ユニチャームが掃除に関する意識と方法を調査、掃除嫌いは6割以上に
イベント・展示会
- 日本リーバ、「Red Rules」をテーマにモッズヘアのイベントを東京で開催
- 臨床皮膚科医会が皮膚の日(11月12日)を記念し、セミナーを横浜で開催
- 東大阪商工会議所主催の第17回東大阪産業展・テクノメッセが大阪で開催
時評・コラム
- 時評 「商いの原点」見つめ直しが肝要
- 泡沫 大統領選挙直後の米国行き
連載・講演
- 日石工組 韓国視察団レポート③ 石鹸メーカー・無窮花を訪問
その他
- NEWS@KOBAYASHI第11号
- マッチ時報第307号
- PRページ 花王 肌ストレスに着目したナプキン「ロリエ エフ」を発売
- 大王製紙、香川県・財田町の小中学校にスポーツ用品を寄贈
- 日本香堂、いけばなの草月会と文化発信のコレボレーションを展開
- 花王、新潟中越地震の被災地に向けた支援状況まとめる
- ライオン、効率的な掃除法などを紹介した小冊子「おそうじの科学」を発行
特集 【歳末用品】
- 歳末商戦に向け各社が積極展開、住居関連商品の需要喚起に注力
- 花王、「今年の汚れ、今年のうちに」をテーマに最需要期に向け積極展開
- クレシア、トイレ清掃シートの「クリンドゥ」を改良、剛性、除菌力を向上
- ライオン、ルックの3シリーズから買得パックを発売、TVCM等で拡販を支援
- 東芝CM、「用途別最適設定」をコンセプトに使用シーン別に乾電池を提案
- 小林製薬、年末恒例の消費者キャンペと陳列コンテストで拡販をサポート
- ウェ・ルコ、フロ釜除菌剤「かんたんフロ釜除菌剤1つ穴用」を新発売
- 大日本除虫菊、酢酸配合の住居用洗剤シリーズ「ティンクル」を中心に展開
- サラヤ、「手洗い・うがいセット」を冬の衛生対策品として提案
- 呉羽化学、TVCMと販促活動を連動しクレラップとキチントさんの拡販目指す
- 日本リーバ、ジフとドメストの共同企画「年末大掃除キャンペーン」を実施
- サンスター、新オーラルケア習慣の確立目指し、口腔衛生情報を発信
- 松下電器、業界最高クラスの省エネ誇る・パルックボールスパイラルを拡販
- フマキラー、「結露防止シリーズ」の展開強化、花粉対策商品も新発売
- 旭化成L&L、新サランラップ、ジップロックコンテナーが好評
- 日本デキシー、人気キャラクター「モンスター」のパーティウェアを新発売
- ジャックス、フロス・ピック等の提案で歯間清掃具の使用率向上目指す
- ジョンソン、シャット流せるトイレブラシが好評、歳末需要に向け積極導入
- ミマスクリーンケア、緑の魔女シリーズを育成、食洗機用洗剤も発売
- 松下電器、5倍速記録対応DVD-RAM、8倍速記録対応DVD-Rを歳末に向け拡販
- FDK、ハイパワーと長寿命を実現したアルカリ乾電池「G PLUS」を新発売
- UYEKI、オレンジオイル配合のシート型フローリング用クリーナーを新発売
- 大王製紙、簡単掃除用品「イエ・ッサトイレクリーナー」を改良新発売
- 富士フイルムイメージング、ライト付きアルカリ乾電池10本パックを新発売
- ハイネリー、住居用液体石鹸「キブツクリン」等で石鹸による大掃除を提案
- 松下電器、オープン&クローズの2大キャンペでオキシライド乾電池を拡販
- ニトムズ、コロコロから伸縮シャフト採用の「プレシア」等の新製品を発売
- ユニチャーム、新しい掃除習慣提案するウェーブピュピュッとモップを拡販
特別企画
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