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2003年6月11日号掲載記事より

東流社がなとわ会を開催、寺嶋社長「地域卸としての生存領域を明確に」

東流社がなとわ会を開催、寺嶋社長「地域卸としての生存領域を明確に」

 東流社は6月4日、宮城県仙台市のホテル仙台プラザで第4回なとわ会総会を開き、前期(第8期)の業績並びに今期(第9期)の事業計画などを発表した。第8期の売上高は481億8000万円、経常利益5400万円、当期利益1300万円となり、厳しい環境下で、二本松物流センターなどの設備投資を実行、これに伴う一時的な経費の増加や、不良債権の全額処理を行った上で、確実に利益計上した。

ハリマ共和15年3月期連結決算、卸売事業、3PL事業の相乗効果で増収増益に

 ハリマ共和物産はこのほど、平成15年3月期の決算短信を発表した。当期連結決算の概要は、売上高318億4900万円(前年同期比0.2%増)、営業利益7億600万円(同79.1%増)、経常利益10億6900万円(同40.6%増)、当期純利益5億7300万円(同43.0%増)の増収増益となった。単体ベースでは、売上高313億7700万円(前年比0.2%減)、営業利益5億3600万円(同144.7%増)、経常利益9億700万円(同52.8%増)、当期純利益4億9300万円(同56.4%増)となった。

マツキヨ15年3月期連結決算、地方中核都市への出店加速で過去最高業績に

マツキヨ15年3月期連結決算、地方中核都市への出店加速で過去最高業績に

 マツモトキヨシは5月22日、15年3月期連結決算を発表、売上高2670億7500万円(前期比4.2%増)、営業利益135億9400万円(20.1%増)、経常利益148億5700万円(同19.8%増)、当期純利益70億4500万円(6.1%増)の増収増益を達成、売上高、利益ともに過去最高値を更新した。来期以降の中長期的な目標として、今度も薬粧部門の年間出店数90店舗を目標とし、その店舗構成比率は都市型50%郊外型50%、都市型は全国主要都市市街地を対象とし、郊外型は首都圏一円の郊外および有力ショッピングセンター内のテナントを対象とする。さらに、首都圏以外での郊外型店舗は、原則として自由出店ではなく、グループ内業務提携先との棲み分けによるドミナントエリアの構築を図っていくとしている。

中央物産15年3月期連結決算、売上高3.1%減、経常利益60.2%増の減収増益

 中央物産は5月23日、平成15年3月期連結決算を発表した。売上高1118億2352万円(前年同期比3.1%減)、営業利益6億210万円、経常利益6億1177万円(同60.2%増)、当期純利益3億5023万円(同675.8%増)の減収増益となった。日用品雑貨事業の売上高は、1103億5100万円(同34億6900万円減)、営業利益は19億2500万円(同8億8900万円増)としている。

あらた15年3月期連結決算、予想上回る好業績で再統合に向け万全の体制へ

あらた15年3月期連結決算、予想上回る好業績で再統合に向け万全の体制へ

 2004年4月に経営統合される「あらた」グループ(持株会社)の2003年3月期決算が発表されたが、売上高は3886億円、前期比117%と、予想(3700億円、111%)を大きく上回り、また、経常利益76億円、当期純利益54億円についても、計画を上回る好成績を残した。今期は「あらた再統合」に向けた前年として、いろんな意味で重要な期でもあるが、既に社訓、社是、スローガン、経営理念実現のための6つの綱領、経営方針などが決定し、2004年4月4日に開かれる全社大会に向けて準備が進められている。また、新組織体制の案(8支社、56支店・営業所体制)もほぼ固まり、人事の異動についても、「統一経営理念の共有と総合理解・信頼を醸成する」人事制度と取り組んでいる。

マックスファクター、日本進出50周年を記念し、銀座三越でイベントを開催

マックスファクター、日本進出50周年を記念し、銀座三越でイベントを開催

 マックスファクターは、今年で日本進出50周年を迎えることを記念して、5月20~25の6日間、銀座三越(東京・中央区)で「マックスファクター50周年記念イベント」を開催、パーソナルカラーによるトータルメークアップを提案した。23~24日には「50周年記念スペシャルステージ」も開かれ、5月21日新発売の「マックスファクター4000CAL.マスカラ」イメージガールの生方ななえさんによるトークショーが行われたほか、銀座三越のセレクトショップ「モーダエレッタ」、「ニューヨークランナウェイ」とのコラボレーションで「パーソナルカラーコーディネイト ファッションショー」も行われた。


2003年6月11日号 記事一覧

会合・発表会

  • 神奈川卸組が第29回通常総会を開催、岩崎理事長以下全役員が重任へ
  • 近化工が第53回通常総会を開催、薬事法改正に関する近況等を報告
  • 全日本ブラシ工組第34回通常総会、佐野理事長「緊急受注への対応早急に」

経営・施策

  • ライオン、女性や高齢者の活用と雇用創出寄与を目的に人材派遣会社を設立

製品・サービス

  • 資生堂、「S&Co.」からマスカラ、アイメークリムーバー等の新製品を発売
  • 王子ネピア、トイレットロール・ネピアJAPANの香りから空色の香りを発売

宣伝販促

  • エステー化学、お米の保存法等の情報を掲載した米唐番のWebサイトを開設
  • ダリヤ、東京都営バスでパルティ、メンズパルティのラッピングバスを運行
  • ダリヤ、デジカメ等が当たるパルティ・メンズパルティのキャンペを実施

人事・組織

  • エステー化学、城ノ戸真一氏の大阪支店支店長就任を含む新人事を発表
  • 花王、岡本好史氏の化学品事業本部業務推進部長就任を発表
  • ユニチャーム、石川英二氏を含む3名の常務執行役員就任を発表

調査・統計

  • 日本能率協会等5法人が、中国における外資系企業の経営課題を調査
  • 近化工15年1~3月出荷統計、化粧品合計4.9%増も、染毛料等が前年割れに
  • チェーンストア15年4月統計、春夏物衣料が苦戦、発泡酒の駆け込み需要も
  • 「CMベストアドバタイザー2002」が発表、ベビー、ビューティものが増加
  • 日本リテイル研究所・職業信頼度調査、第1位は男女とも「消防士」に

イベント・展示会

  • ライオン、新宿・京王百貨店で恒例の「歯の健康相談」を実施
  • ライオンほか主催の「第60回学童歯みがき大会」が東京体育館で開催
  • 歯の衛生週間恒例イベント、「歯ブラシ感謝祭」が大阪の歯神社で開催
  • 西日本地区最大規模の包装展「A-PACK 2003 OSAKA」が6月18日から開催

時評・コラム

  • あんてな ネット時代の落とし穴
  • 時評 ブランド力と競争政策の実態
  • 泡沫 さらなる啓発が必要な「お香の日」

その他

  • グッドデザイン賞に新設されたアセアン地域のデザイン部門の受賞者が決定
  • 日本能率協会、企業戦略策定・実践研究セミナー等を開催
  • 日本リウマチ財団の「ツムラ・リウマチ社会医学賞」に東海大・鈴木助教授
  • 花王芸術・科学財団、「第5回花王研究奨励賞」の受賞者を決定
  • 植木、「ダニクリン」のダニ対策の新習慣としての定着化を図る
  • 香料協会総会で、国際香りと文化の会・中村会長が蘭の香りをテーマに講演
  • マッチ時報第289号

特集 【薫香ローソク】

    特別企画

    • 薫物線香市場、単価下落傾向が未だ収まらず、「お香の日」の啓発も課題に
    • ローソク市場、デフレと安価な輸入品等で早急な価格問題への対応が重要に
    • 日本香堂、かたりべプラスが好調、ルーミィクールもお香市場拡大を後押し
    • 日本香堂小仲会長夫人、香りの文化発祥地の南仏・グラースで香道を紹介
    • カメヤマ新庄社長インタビュー 「メーカーはプラス志向で需要創造を」
    • 佐藤工芸のLED内蔵で灯すと内部も光るドリーミングキャンドルが話題に
    • 全日本ローソク工業会槌橋会長、実勢価格の適正復元を示唆
    • 貿易統計にみる14年度輸入ローソク実態、中国、東南アジアの急伸目立つ
    • 東京ローソク、「CURE」「DUET」などのアロマキャンドルを5月から発売
    • 大発、3種類の線香と香皿、線香立てのセット「丹花パレット」を新発売
    • ミナス原油の価格が急騰、ローソク用ワックス供給への懸念も
    • 孔官堂高木常務インタビュー、「売り場フォロー体制の構築が重要に」
    • トモスキャンドルクラフト教室を訪問、幅広い層にキャンドル製作を指導
    • カメヤマのCHAキャンドルハウス青山、インテリア性高いローソクを展開
    • 天昇堂、ローズを基調にした淡い香りの「ポプリ花心地Rose」が人気
    • トモス、キャンドルクラフトコンテストを6月15日まで実施
    • マルエス、ブロンマ型ローソク「蓮の花」などの新製品が順調な動き
    • 薫寿堂、音符型香立付き香水香「プチカルネ・チップ」などを新発売
    • 梅栄堂、コーヒーの香りのユニークなお線香「残香飛」を新発売
    • 日本香堂、「切り花の長持ち剤」「墓石を洗う洗剤」の市場への浸透進む

    特集 【制汗・UVケア】

    • 制汗デオドラント剤市場、ニーズに合わせ剤型が多様化、拡大傾向続く
    • UVケア用品市場、高SPF製品に人気集中、制度品メーカーの展開目立つ
    • 花王、ビオレ弱酸UVカットを新発売、キュレルは敏感肌用UVケアを追加
    • 資生堂、日本能率協会のセミナーで制汗剤「Ag+」の開発秘話を紹介
    • マンダム、ギャツビー、シンプリティから強力な制汗デオドラントを発売
    • コーセーCP、人気の「モイスチュアマイルドホワイト」にビタミンCを配合
    • ロート製薬、「メンソレータムサンプレイ」のパッケージをリニューアル
    • ニベア花王、汗のpHに着目した新制汗剤「8×4pHプロテクト」を発売
    • SSL、有害紫外線B波をカットする日焼け剤「タンニングウォーター」を発売
    • FT資生堂、倉木麻衣起用のCMで「シーブリーズ」の若年層の支持を獲得
    • ライオン、渋谷109前で「Ban」の販促イベント「Dry Feeling」を開催
    • キスミー、透明タイプの強力日焼け止め「クリアストロング100」を新発売
    • KHP販売、肌美精、サンプロガードのサンスクリーンシリーズを積極展開
    • 日本リーバ、香りと機能で選べる「レセナ・パウダースプレー」が好評
    • ライオン、新生「Ban」がヒット、積極的マーケティングでシェアが拡大


    上記トピックスは要約版です。記事の詳細・全文は、日用品・化粧品業界の専門紙「H&BC マーケティングニュース」最新号(水曜日発行)でご覧になれます。お申し込みは刊行物案内をご参照ください。