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2002年11月20日号掲載記事より

ときわ商会が02年TOKIWA会開催、02年上期は増収減益も自己資本率45%超に

ときわ商会が02年TOKIWA会開催、02年上期は増収減益も自己資本率45%超に

 ときわ商会は11月14日、取引先小売業、仕入先メーカー関係者ら約300名を東京・上野の東天紅に招き、恒例の「02TOKIWA会~秋の講演会と製配販懇親の夕べ」を開いた。第1部の講演会は、フリーアナウンサー・大沢悠里氏の講演「明るく元気にイキイキと」が約1時間半に渡り行われ、続いて別室で懇親会が催された。今中間期決算については、平片副社長、相澤社長から説明があり、売上高は104%となったものの、利益面では微減で終了したこと、下期についてはより厳しくなると予想されるが、通期では利益は確保される見込みであることを明らかにした。

プラネット、02年ユーザー会を東京で開きCRMソリューション戦略等を発表

プラネット、02年ユーザー会を東京で開きCRMソリューション戦略等を発表

 プラネットは11月14日、東京・港区の明治記念館で「プラネットユーザー会2002」を開き、最新のIT活用戦略情報や、マーケティングネットワークの「バイヤーズネット」の活用事例、トータルEDIの実現、さらにユーザーとの緊密なコミュニケーションを図るため、03年を機に「e-CRM」を本格導入することを発表した。出席者はメーカー、卸店、資材サプライヤー、報道関係など360名。

FT資生堂、今年上期は黒字転換、店頭基点の活動で価値訴求型企業へ邁進

 エフティ資生堂は11月13日、東京・帝国ホテルに各クラス達成38社51名を招き、「02年度協力ホールセールチェイン社長会」を開いた。資生堂・池田守男社長は、「店頭基点という理念を組織内に浸透させるため、お客様との接点である、店頭で働く社員を頂点に、一番下に社長が位置する『逆ピラミッド型組織』を採用するなど、エフティ資生堂についても上期は黒字を確保した」とあいさつ、続いてエフティ資生堂・細川治社長が、エフティ資生堂の03年度の重点活動として①消費者視点・店頭基点の事業活動②価値訴求型のマーケティング活動③スーパートライアングル構築の営業活動--に取り組むことを明らかにした。

ユニチャーム15年3月期中間連結決算、海外事業等の伸長で過去最高売上高

ユニチャーム15年3月期中間連結決算、海外事業等の伸長で過去最高売上高

 ユニ・チャームは11月8日、15年3月期中間決算短信(連結)を発表した。国内では、成長分野であるヘルスケア事業をはじめ、クリーン&フレッシュ事業、ペットケア事業が順調、アジアを中心とした海外でも、参入国での生理用品、ベビー関連品事業がシェアを拡大、さらに主にヨーロッパ諸国で大人用失禁製品が好調だったことで、売上高1088億6500万円、前年同期比5.9%増と、過去最高を更新した。

カネボウ15年3月期中間連結決算、売上高微減もコスト削減で増益を達成

カネボウ15年3月期中間連結決算、売上高微減もコスト削減で増益を達成

 カネボウは11月14日、経団連会館で15年3月中間決算短信(連結)を発表した。今中間期は、売上高は当初の計画通り2610億5700万円、前年同期比99.1%と微減、利益面では、コスト改善による削減効果により、営業利益130億7600万円(同7.7%増)、経常利益58億1300万円(同0.7%増)と増益を達成、当期利益は1億3500万円となった。部門別概況では、化粧品部門は、店頭売上げだけを見ると6.8%増と大幅な伸長を果たしているものの、前期に続いて流通在庫の圧縮を行ったことで、部門売上高は1065億円、同0.8%の微増に終った。


2002年11月20日号 記事一覧

会合・発表会

  • カイロ工業会、静岡・熱海で14年度会員懇談会を開き、返品問題等を協議
  • 生活害虫防除剤協議会が通常総会を開催、自主基準の改定などを決議
  • FT資生堂、02年度協力ホールセールチェイン社長会を開き38社51名を招待

製品・サービス

  • グリーンベル、携帯性と実用性を両立した折りたたみ式ビューラーを発売
  • ハーバルケア、「フロマリーゼ」から髪と地肌を改善する新ヘアケアを発売
  • シービック、ラフェットから香りで家事を楽しくする芳香雑貨3品を新発売
  • ライオン、角質ケアブランドの休足時間からひじ・ひざジェルシートを発売
  • 日本ロレアル、皮膚科治療の補助用化粧品・ラロッシュポゼを日本市場導入

宣伝販促

  • ツムラの「薬用ソフレ入浴剤」の新TVCMが完成、11月4日から放映スタート

決算

  • 大王製紙、新紙おむつ等の好調で15年3月期中間及び通年業績を上方修正

調査・統計

  • プラネットがバイヤー業務実態調査まとめる、情報交換の約8割はe-mailに
  • ライオン、生活情報懇談会を開き「食事の後片付け」の調査結果を発表

イベント・展示会

  • 第27回PIショー春2003が東京・池袋で来年4月16~18の3日間開催
  • 卸研フォーラム2002が「IT時代、求められる卸売機能とは」をテーマに開催

訃報・葬儀

  • 元三井商事社長・酒井正夫氏の葬儀に業界関係者ら多数が出席

時評・コラム

  • 時評 マテリアルフロー削減と経済成長

その他

  • 資生堂、パリの直営店・資生堂ラ・ボーテで東京をテーマにアート展を開催
  • シャボン玉友の会だより第74号
  • 日本香堂小仲正克社長の結婚式に業界関係者ほか320名が出席
  • 近化工、消費者が化粧品に求める情報と意識のアンケート結果をまとめる

特集 【歳末用品】

    特別企画

    • 松下電器、「明るいお部屋へ取り替え」をテーマにパルック蛍光灯を展開
    • 管球製品、消費者ニーズに合わせた売り場提案で大きな可能性
    • 東芝ライテック、メロウZクリア中心に訴求、販売店毎に個別キャンペ展開
    • 松下電器、高性能メディア・DVD-RAM、DVD-Rのパックタイプを中心に拡販
    • 富士フイルムバッテリー、ライト付きアルカリお買い得パック等を発売
    • 電池工業会、最需要期を前に、電池の普及・啓蒙活動を全国で展開
    • FDK、富士通アルカリGリーズをメーンに展開、ニッケル水素は容量アップ
    • 三洋電機、業界最高容量実現したニッケル水素電池・充電器が好調に推移
    • 日立H&L、放電性能を大幅アップしたアルカリ電池・新ビッグパワーを発売
    • 東芝電池、ギガエナジー、アルカリ1等で現金5000円が当たるキャンペ実施
    • 松下電器、パナソニック電池で純金製ストラップが当たるキャンペを実施
    • ユニチャーム、ウェーブブランドを強化、4アイテムの訴求でニーズに対応
    • 植木、トレハロース配合の台所用洗剤「ティモレ」を強力にアピール
    • ミマスクリーンケア、環境対応・高機能の「緑の魔女食器用洗剤」が人気
    • ユニチャーム、ムーニーブランドでプーさんグッズが当たるキャンペを実施
    • サランラップ販売、イージージッパーを新発売、ジップロックはCM大量投下
    • ライオン家庭科学研究所が大掃除の実態調査を実施、7割以上が家族参加
    • エヌピーフイルム、歳末商戦に向けワンラップレギュラー品に増量品を展開
    • 呉羽化学工業、キメ細かな施策で「新クレラップ」の価格の立て直しに注力
    • 大日本除虫菊、歳末商戦に向けティンクル、サッサ等の人気商品を積極展開
    • ニッサン石鹸、グリーンウォッシュを消費者キャンペ等の施策で全面訴求
    • ジョンソン、新カビキラー、パイプユニッシュが好調、陳列コンも実施
    • ニトムズ、コロコロシリーズから幅広タイプ、太巻きタイプを追加
    • アサヒペン、機能性・安全性を追求した住まいのトータルケア商品で差別化
    • レック、ふきん、クリーナー、スポンジ中心に、激落ちシリーズを拡販へ
    • 日本リーバ、歳末商戦向けにドメスト、ジフからお買い得パックを投入
    • 小林製薬、消費者・流通向けキャンペと大量CM投下を連動し店頭活性化図る
    • サラヤ、ヤシノミ洗剤洗たく用発売1周年記念の2個セットを数量限定発売
    • ライオン、ルックブランドの展開を強化、洗濯槽クリーナーも新発売
    • マンダム、ギャツビーヘアカラーで映画MIBⅡとのタイアップキャンペ実施
    • 02年歳末商戦、各社需要喚起に積極展開、店頭での仕掛けがカギに
    • 花王、「今年の汚れ、今年のうちに」をテーマに広告と店頭の一体化図る


    上記トピックスは要約版です。記事の詳細・全文は、日用品・化粧品業界の専門紙「H&BC マーケティングニュース」最新号(水曜日発行)でご覧になれます。お申し込みは刊行物案内をご参照ください。