今週の注目トピックス

2026年2月11日号掲載記事より

ライオン「ライオン会」総会開催 「市場創造による業界への貢献」表明

ライオン「ライオン会」総会開催 「市場創造による業界への貢献」表明

 ライオンは2月3日、都内で、同社と卸店とのコミュニケーション組織「ライオン会」の総会を開催した。竹森征之代表取締役兼社長執行役員が2026年度の全社方針および新たな成長戦略について発表。会場には全国から会員卸店のトップが参集、同社が掲げる「市場創造による業界への貢献」の全社方針を共有した。
 竹森社長は「市場創造による業界への貢献」をテーマに行った全社方針の中で、現在の事業環境について、気候変動や少子高齢化の加速、不透明なインバウンド需要、消費の二極化といったことがビジネスを難しくしていると分析。その上で、同社はパーパスである「より良い習慣づくりで、人々の毎日に貢献する」ことを基軸に、130年以上のものづくりで培った経営資源を活用し、新たな習慣をより多くの人々に届けることで市場創造を図る考えを強調した。
 具体的な取り組みとしては、オーラルヘルスケア事業での成長加速戦略を挙げるとともに、家事における「節水習慣」の加速についても紹介。「ルックプラス バスタブクレンジング」など利便性と節水効果の高い差別化された製品の提案と育成を進める考えを伝えた。

「PALTACフェア2026『勝売繁盛』」開催 海外コスメなど注目商材を紹介

「PALTACフェア2026『勝売繁盛』」開催 海外コスメなど注目商材を紹介

 PALTACは2月4~5の両日、大阪市内のマイドームおおさかで、今回で49回目となる展示会「PALTACフェア2026『勝売繁盛』」を開催した。今回は全国の同社取引先企業から約1500人の来場を見込み、同社の強みである「目利き力」「調達力」「情報力」を活かし、今春以降発売される新商品やリニューアル品を含めた生活者の暮らしをより豊かにする「商品と売り場」、流通全体の最適化に繋がる「機能」の2軸による様々な提案が行われた。
 今回、会場は①機能紹介コーナー②いち推し限定商品コーナー(PALTAC専売品)③新商品コーナー④流通開発PICK UPコーナー⑤売り場・売り方提案コーナー⑥メーカーブースゾーンを1~3階にレイアウト。
 このほか167社が出展したメーカーブースゾーンでは、来場者がメーカーの訴求ポイントの内容を把握しやすいよう「新商品」「SNSで話題」「平成・昭和リバイバル」「酷暑対策」「防災対応」――など計12項目の統一テーマが設定され、それに基づく商品の提案が行われるなど、会期中は多数の来場者で溢れる活気に満ちたフェアとなった。

Genky DrugStores、26年6月期中間期は増収増益を達成

 Genky DrugStoresは1月30日、オンラインで「2026年6月期第2四半期決算説明会」を開催した。
 同期の連結業績は、売上高が1092億6100万円(前年同期比10.6%増)、営業利益が57億1700万円(24.4%増)、経常利益が58億4300万円(23.7%増)、中間純利益が40億2000万円(23.0%増)となり、増収増益を確保した。
 通期業績予想については、売上高2212億円(前年同期比10.2%増)、営業利益110億5000万円(14.4%増)、経常利益112億円(13.1%増)、当期純利益78億5000万円(11.1%増)を計画している。
 経営戦略について藤永社長は、同社が坪当たり経費を20万円水準で維持しながら、坪当たり売上高、荒利益高を押し上げることで、坪当たり営業利益高を着実に向上させている点を強調するとともに、成長戦略として、ローコストオペレーション、マーチャンダイジング、高速多店舗出店の3点を挙げた。

コーセー、日やけ止めから環境触媒へ アップサイクル技術開発に着手

コーセー、日やけ止めから環境触媒へ アップサイクル技術開発に着手

 コーセーはこのほど、東京大学の高鍋・小畑・岸本研究室との共同研究により、使わなくなった化粧品を環境触媒へとアップサイクルする技術の開発に着手すると発表した。
 これは日やけ止めをはじめとする化粧品に含まれる酸化亜鉛などの金属酸化物に独自の化学プロセスを施すことで、環境浄化や資源循環、エネルギー分野への活用が期待される触媒に生まれ変わらせる技術。
 一例として、日やけ止め中の酸化亜鉛を触媒化する基礎技術の開発に成功。すでに酸化亜鉛を用いた技術については特許出願済みであり、今後は他の金属酸化物への展開や応用領域の拡張も視野に入れ、実用化に向けた研究開発を加速していく。
 同社は、メイクアップ商品から絵具をつくる取り組みを実施してきたものの、まだ資源として再活用できる余地が多く残されているのではと考え、化粧品の成分に着目した新たなアップサイクル研究の探索を行っている。

牛乳石鹸共進社、ラジオ番組「ゆかの湯」公開収録を町の銭湯で開催

牛乳石鹸共進社、ラジオ番組「ゆかの湯」公開収録を町の銭湯で開催

 牛乳石鹸共進社は、ABCラジオの番組「牛乳石鹸 presents ゆかの湯」の公開収録およびミニライブイベントを2月21日、大阪市の「めがね温泉」で開催する。
 本イベントは「お外でゆかの湯」と題し、いつものスタジオを飛び出して、大阪市生野区にある町の銭湯「めがね温泉」で実施する。浴室をライブホールに、お風呂椅子やタイル床を観客席に見立てた、銭湯ならではの特別な空間での番組となる。
 めがね温泉は昨年、創業70周年を迎えた町の銭湯。かつて日本一のメガネレンズの生産地であった田島地区にあることから、「めがね温泉」と名付けられた。肌にやさしいとされる軟水を使用していることも特徴。
 同社では、「本イベントでは、番組の世界観である『ゆかの湯』をリアルに体感してもらうと同時に、年々減少している町の銭湯に少しでもスポットライトを当てたいという想いから実現に至った。子ども連れでの参加も大歓迎です。浴室に響き渡る歌声と、至近距離で体感できる有華の軽快なトーク、ここでしか味わえない特別なひとときを過ごしてほしい」と述べている。


2026年2月11日号 記事一覧

M&A・設立

  • 丸紅、スキンケア・コスメブランド「エトヴォス」を買収

会合・発表会

  • 王子ネピア、「ネピア 鼻セレブ SKINLISM」第2弾シートマスク発売

経営・施策

  • ファイントゥデイHD、ベインキャピタル傘下で更なる成長へ
  • 花王×ミルボン、「美容師応援PJ」を始動 働きやすさと健康を支える
  • ライオン、CDP「水セキュリティ」分野で最高評価Aリストに5年連続選定

製品・サービス

  • フマキラー、「キッチン用アルコール除菌スプレー」発売30周年迎える
  • 花王、「melt(メルト)」シリーズ拡充 “ディープシリーズ”発売
  • 花王、「バブ」「めぐりズム」からサクラとミモザの香りの限定発売
  • 常盤薬品工業、「サナ」新製品4品発売 「毛穴パテ職人」など
  • コーセー「ヴィセ」、ルージュを改良発売 ブランド初キャラクター起用も
  • コーセーコスメポート、「サンカット」からサンリオパッケージ限定発売
  • リベルタ、「デンティス」から新アイテム ボタニカルミックスミント新発売
  • フマキラー、「おうちバリアスプレー」等春の新製品・リニューアル品発売
  • ライオン、「システマ ハグキプラス プレミアム ハミガキ」改良新発売
  • ライオン、「ソフラン プレミアム消臭」改良 劇的抗菌がさらに進化

宣伝販促

  • エステー、ムッシュ熊雄のオリジナルグッズ当たるキャンペーン実施中

人事・組織

  • ファイントゥデイ、役員人事を発表
  • アインHD、人事異動を発表
  • ホーユー、役員を選任
  • ライオン、組織改正及び人事異動を発表

決算

  • ジョイフル本田、26年6月期2Qは防災・防犯用品特需反動で減収に

研究・開発

  • ファンケル、がん化学療法の予防的スキンケア指導影響評価研究に支援

調査・統計

  • 粧工会 25年1~10月化粧品統計 ファンデとおしろいが堅調な動き

イベント・展示会

  • 日本DIY・HC協会、「JAPAN DIY HC SHOW 2026」開催説明会開く

施設・店舗

  • 相模ゴム工業、東京営業所を移転

時評・コラム

  • 時評 試練の「冬」が突きつける流通改革への宿題
  • 転新欄万 期日前投票がくれた新たな気づき


上記トピックスは要約版です。記事の詳細・全文は、日用品・化粧品業界の専門紙「H&BC マーケティングニュース」最新号(水曜日発行)でご覧になれます。お申し込みは刊行物案内をご参照ください。