今週の注目トピックス

2026年7月1日号掲載記事より

サツドラHDがMBOを実施 同日発表の2025年度決算は増収減益に

 サツドラホールディングスは6月19日、MBOの一環として、テラによる同社株式への公開買付けに賛同し、株主へ応募を推奨することを決議した。これはサツドラHD株式の非公開化を目的としており、一連の手続きを経て同社は東京証券取引所スタンダード市場および札幌証券取引所への上場を廃止する予定。
 公開買付者となるテラは、投資ファンドの丸の内キャピタルが今回の買付け実施に向けて設立した買収目的会社。今回のMBO成立後もサツドラHDの富山浩樹社長CEOは引き続き経営のトップを担う。
 なお、普通株式1株株当たりの買付価格は1220円。
 サツドラHDが6月19日に発表した2026年5月期決算は、売上高1005億7100万円(前期比0.4%増)、営業利益14億5800万円(12.9%減)、経常利益13億5100万円(18.1%減)、当期利益4億3400万円(43.4%減)の増収減益だった。

ライオン、タイで健康経営支援事業検証 オーラルヘルスケアサービス紹介

ライオン、タイで健康経営支援事業検証 オーラルヘルスケアサービス紹介

 ライオンは、アジア5億人にオーラルヘルスケア習慣を広げることを目標としているが、その一環として、タイにおける健康経営支援事業の可能性検証を行うと6月18日に発表した。これは経済産業省が推進する「健康経営のグローバル展開」施策と連携し、現地企業を対象にオーラルヘルスケアサービスのニーズ把握や事業化の可能性を探る。
 具体的には、同社が日本国内で展開してきた法人向けオーラルヘルスケア支援サービス「おくちプラスユー」の知見を活用し、タイ企業向けの健康経営支援プログラムの検討を進める。このサービスは唾液検査やセミナーなどを通じて従業員の口腔状態への気づきを促し、意識向上から行動変容、習慣化までを支援するもので、タイ向けプログラムでは、現地の生活習慣や企業ニーズに合わせ、セミナーやセルフケアアイテムの提供などを通じて、職域におけるオーラルヘルスケア習慣の定着を目指す。
 その取り組みの一環として、同社は6月25日から27日までバンコクで開催される国際スポーツ・フィットネス展示会「SPORTEC Thailand 2026」の「KENKO Investment for Health(日本型健康経営)」ブースに出展する。これは、日本型健康経営の海外展開に向けた実証機会として位置付けられており、同社にとってもアジアにおけるオーラルヘルスケアサービス事業の可能性を探る重要な機会となる。

PALTAC、メディパルHDとの独立性を改めて強調

 PALTACは6月19日、親会社であるメディパルホールディングスとの関係や少数株主保護の考え方をまとめた「支配株主等に関する事項」を公表した。メディパルHDはPALTACの議決権の52.44%を保有しており、同社は改めて経営の独立性が確保されていることを強調している。
 資料によると、メディパルグループは医療用医薬品卸売、化粧品・日用品および一般用医薬品卸売、動物用医薬品関連事業などを展開。その中でPALTACは化粧品・日用品、一般用医薬品卸売事業を専属的に担っており、他のグループ企業とは取扱商品や流通形態が異なることから競合関係は存在せず、独自に営業活動を行っているとしている。
 また、事業戦略や人事政策などの経営判断についてはPALTACが主体的に決定しており、取締役会がグループ内の最終意思決定機関であることを明記しており、一方のメディパルHD側もグループ会社基本規程の中で、PALTACの独立性確保と独自の資金調達、迅速な意思決定による事業展開が企業価値向上につながるとの考えを示している。
 なお、PALTACは5月11日開催の取締役会で、メディパルHDによる公開買付け(TOB)に賛同するとともに、株主に対して応募を推奨することを決議している。公開買付け後は一連の手続きを経て完全子会社化を目指しており、PALTAC株式は上場廃止となる予定。

エステー、NEXT NEW WORLDへ出資 ペットフード・サプリメント展開

 エステーはこのほど、ペットフード、人及びペット用サプリメントの販売及び受託生産事業などを展開するNEXT NEW WORLD(以下、NNW社)に出資したことを明らかにした。
 NNW社は、シルクタンパク質の研究開発を通じ、様々な領域で石油・化学薬品由来製品の代替を目指すことで革新的なシルクの特許化やビジネス化を図り、人用ヘルスケア、ペット用ヘルスケア、美容、関連グッズなどを手掛けるGXカンパニー。ペット用ヘルスケア分野においては、腎ケア・腸内ケアを目的としたペットフードやサプリメントを展開する、猫用ブランド「シルキャット」や犬用ブランド「シルクフル」を手掛けている。
 エステーでは、今回の出資について「両社の技術・知見を活かし、ペットと飼育者の快適で健やかな暮らしに寄り添う製品・サービスの開発を進め、ペットケア市場の活性化および事業成長を目指す」としている。

ファイントゥデイ、「TSUBAKI」20周年でパーティー開催 SUZYさん登場

ファイントゥデイ、「TSUBAKI」20周年でパーティー開催 SUZYさん登場

 ファイントゥデイが展開するヘアケアブランド「TSUBAKI」はこのほど、ブランド誕生20周年を迎えたが、これを記念して6月18日、都内で報道関係者を対象に「TSUBAKI 20th Anniversary Party」を開催。今春、グローバルアンバサダーに就任した俳優・歌手のSUZY(ペ・スジ)さんが登場し、新CMの披露やトークセッションを通じて、20周年を迎えた「TSUBAKI」の魅力を発信した。
 髙津繁一副社長執行役員日本事業本部長はあいさつで、「『TSUBAKI』は当社を代表するヘアケアブランドの1つである。『TSUBAKI』は、この20年間、“艶髪”という女性にとって普遍的な価値を追求しながら、時代の変化とともに進化し、多くの女性に寄り添ってきた。今回の20周年を機に改めてブランドの原点に立ち返り、その価値をより多くの方々に実感していただきたいと考えている。その一環として、この春にはグローバルアンバサダーにSUZYさんをお迎えした。これからも“艶髪”という不変的な価値を軸に、時代の変化に合わせて進化し続けていく」と述べた。
 続いて行われたトークショーでは、SUZYさんが登場。また、SUZYさんが出演する新CM「艶生きる髪は、私のちから。」篇も披露され、“生命力あふれる美”とその内側からあふれ出す自信を表現した映像の見どころなどを紹介。「『TSUBAKI』を通じて、自分らしく前向きな毎日を過ごしていただけたらうれしい」とメッセージを送った。


2026年7月1日号 記事一覧

会合・発表会

  • 花王「SOFINA BASIC+」発表 “自発吸水テクノロジー”を化粧水に採用
  • イトーヨーカ堂、22年ぶり高収益水準に ヨークHD・石橋社長が説明会
  • 日衛連、第94回通常総会開催 持続可能な社会の実現目指す方針鮮明に
  • 小林製薬 豊田社長が会見 新中計は未来につながる土台を築く3年間に
  • 家洗工・安対協が定時総会 「住宅用又は家具用の洗浄剤」名称を検討へ
  • 機械すき和紙連、家庭紙工業会が合同発表会 日本製家庭紙の価値訴求強化
  • JSA、26年度取り組み方針発表 「生産性の向上」「人材活躍推進」に注力
  • JADMA、第15回定時総会開催 若菜かおり氏が新会長に就任

経営・施策

  • エステー、消臭力の一部製品など10月から価格改定
  • ユニ・チャーム、「RefFプロジェクト」を通じて循環型社会の実現へ
  • シャボン玉石けん、25年度「はばたく中小企業・小規模事業者300社」選出
  • ライオン、「ハブラシリサイクル」活動拡大 埼玉県の幼稚園などで実施

製品・サービス

  • 花王、「ピュオーラ炭酸ハミガキ」から「浮かせる美白」が登場
  • 花王「KANEBO」、プログレスケア発想の第2弾商品を9月発売

宣伝販促

  • 「7月11日はセブン-イレブンの日!」超大型企画展開 発表会開く
  • アース製薬、親子向け「虫ケア啓発」で「ごっこランド」活用した取り組み

人事・組織

  • ファンケル、7月1日付け人事異動を発表
  • 日本香堂社長に小仲正重氏が就任 土屋義幸社長は取締役副会長に
  • PALTAC、取締役及び執行役員の異動を発表
  • カルタス、役員人事を発表
  • ジェクス、役員人事を発表

調査・統計

  • スーパー3団体、26年5月販売統計調査 総売上高、全店・既存店とも好調
  • KSP-POS 2026年5月 カテゴリー別ランキング

イベント・展示会

  • 伊勢半が体験型イベント開催、父と子で挑戦する“はじめての眉メイク”

施設・店舗

  • 長崎共和、諫早営業所を移転

時評・コラム

  • 時評 聖域なきPB攻勢にNBはどう立ち向かうか
  • らいたあ 新タイプの製品の普及拡大で変化する国内のたばこ市場
  • 転新欄万 当業界にもついに原材料供給不足の予兆か

その他

  • 「ASKUL ECマーケティングラボ」第3期111社の参加で6月から始動


上記トピックスは要約版です。記事の詳細・全文は、日用品・化粧品業界の専門紙「H&BC マーケティングニュース」最新号(水曜日発行)でご覧になれます。お申し込みは刊行物案内をご参照ください。